能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

カープ、やっと勝ちました ズムスタでの巨人戦3-2で勝利 やっと連敗脱出・・・です

2015年04月08日 | カープ大好き!

ズムスタでのジャイアンツ戦。

3-2でカープ勝利・・・良かった、とりあえず良かった。感無量です。

7連敗で止まりました。

ノムスケ、よく投げました。


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ポジティブ心理学 「幸せ」をもたらすセリングマン教授の「より良く生きる」ための理論 P・E・R・M・A

2015年04月08日 | マネジメント

わたしの周りで、最近、なぜかポジティブ心理学が、流行っています。

コンサルタントや法律家、経営者・・・ポジティブ心理学ネタで結構盛り上がります。

 

幸せになるための新たな考え方が、ポジティブ心理学。

従来の伝統的な心理学は、心の問題に焦点を当て、精神疾患を直す、改善するという、いわば、マイナスをゼロにする学問でした。

いわば、通常の生活に戻るための治療の一環という位置づけ。

心理学の父フロイトに始まり、ユングを経て現代に至ります。

いっぽうのポジティブ心理学は、健常者、普通の生活を送っている一般人が対象となります。

・自己の強みに焦点を当てる。

・パフォーマンスを高める

・ゼロをプラスに転じる

・最終的な目的は、幸せの人生を送ること

 

このポジティブ心理学は、1998年、ペンシルバニア大学のM.セリグマン教授により基礎づけられました。

セリグマン教授は、ウェルビーイング理論を打ち出したのです。

この「ウェルビーイング」という用語は、「より良く生きる・・・」といった意味合い。

精神的な充足感や幸福感を得るための心理学というフレームを構築しました。

 

このフレームは、P・E・R・M・Aという5つの要素で構成されています。

 

1.Positive  Emotion・・・ポジティブな感情

2.Engagement・・・没頭、没入

3.Relationship・・・他者との関係性

4.Meaning・・・意義・意味

5.Achievement・・・目的、目標の達成

 

この5つの要素によって、幸せ感が増し、充実した人生が送れるとセリグマン教授は主張します。

ただし、この5つの要素は、それぞれの人の性質、特性、状態に応じて、どの要素が最も有効であるかは異なるとします。

ポジティブシンキング、オプティミスト・・・前向きに考え、楽観的に行動する・・・。

そうした人が成功するということだと思います。

 

1.ものごとを、前向き、楽観的に明るく考えること。

2.何か好きなことに集中して取り組み、没我の状態まで達すること。

3.他者とより良い関係性を築くこと。

4.何事にも意味や意義を見出し、価値を見出すこと。

5.目標を達成し、達成感、充実感を味わうこと。

 

この5つが、全て出来ればベストですが、なかなかそうはいきません。

5つのうち、自分に合いそうな一つを取り上げ、「いつまでに、何を、どうする」という目標を掲げ取り組むことにより、人生は変わるとセリグマン教授は述べます。

この理論には、成功という概念はあまりなく、あくまで充実感、幸福感という主観がメインとなります。

そこが、なかなか魅力的なポジティブ心理学です。


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