広島市が一時的に日本の首都になった時代があります。
1894年、清国との日清戦争が開戦。
国の存亡を賭けた大国清との戦争に勝利のために、「坂の上の雲」を目指す大日本帝国。
国の存亡を賭けた大国清との戦争に勝利のために、「坂の上の雲」を目指す大日本帝国。
1894年7月
当時第5師団が駐屯し、広島宇品港を持つ広島市に、広島大本営と帝国議会が帝都東京から移されました。
日本陸軍の兵隊や武器が、広島宇品港から大陸に向かいました。
明治天皇の行在所も設置。
わずか7か月の間でしたが、首都機能が広島市に移設。
広島城内には、当時のままの台座が残されています。
原子爆弾で破壊された広島大本営。
当時の空気が、今でも残っている空間です。
戦後72年、戦争をしていない日本国。
平和に向けた国際的な活動、外交努力を、さらに積み重ねていかなければなりません。