広島城のお堀の外に、不思議な門があります。
すごい歴史を感じさせる石の門です。
よくよく見てみると「広島陸軍幼年学校」。
調べてみると、明治29年に陸軍地方幼年学校条例が制定。
これに基づき、東京に陸軍中央幼年学校が置かれ、その下級学校として広島に広島陸軍地方幼年学校が設置されたとのことです。
これに基づき、東京に陸軍中央幼年学校が置かれ、その下級学校として広島に広島陸軍地方幼年学校が設置されたとのことです。
生徒数は約50名で、13歳から16歳で入校し3年間の教育。
今でいうと、中学生の年齢で、この学校に通っていたんですね。
制服の襟に金星のマークがつけられたことから「星の生徒」と呼ばれたそうです。
卒業生は中央幼年学校に進み、さらに2年間の教育。
中央幼年学校卒業後は士官候補生となり、各部隊で下士兵卒の勤務を六箇月間ほど務め、陸軍士官学校に進んだそうです。
陸軍のエリートを養成するための学校・・・。
選び抜かれた中学生たちは、軍事を学び、戦場に旅立っていきました・・・。
3345名の卒業生を輩出。
選び抜かれた中学生たちは、軍事を学び、戦場に旅立っていきました・・・。
3345名の卒業生を輩出。
坂の上の雲を目指す日本と少年たち・・・それを思うと心が痛みます。