景気の後退局面を襲った新型コロナウイルス・・・消費は縮み、景気はさらに後退・・・。
ニッポン経済、たいへんです。
そんな中、日経ビジネス誌2020.10.20号の特集は、マーケティング。
コロナに負けない ヒットの新法則 今売るための4つの極意
マーケター、営業担当者、開発担当者必読の特集です。
コンテンツ
Part1 ヒットの源は声なき声 エシカル消費を侮るな
Part2 小さなヒット、こう量産 コロナ跳ね返す新発想
Part3 新法則、こう使いこなす 企業が今すべきこと
Part1 ヒットの源は声なき声 エシカル消費を侮るな
環境や人権に配慮した商品を購入する「エシカル消費」・・・ちょっと忘れかけていた「エシカル」が、また注目を集めています。
→スニカー「オールバーズ」、ラベルのない「い・ろ・は・す」・・・ちょっと割高でも買っちゃいそうですよね。
Part2 小さなヒット、こう量産 コロナ跳ね返す新発想
売り手の新発想1 レッドオーシャンを捨てない→湖池屋「フライドポテト・芋まるごと・食塩不使用」、アークランドサービスHD「たらこスパ」
売り手の新発想2 「売りにくい商品」にこそ鉱脈→サンスター「輝き洗剤キーラ」
売り手の新発想3 データは少数意見を重視→ドウシシャ「燻製器」
売り手の新発想 あえて常識の裏を狙う→森永乳業「常温保存のむヨーグルト」、伊藤忠食品「ポスト投函型ギフト」、シャルマン「フェースシールド」
Part3 新法則、こう使いこなす 企業が今すべきこと
やるべきこと1「自社製品をもっと知る」→小林製薬「オードムーゲ」
やるべきこと2「SNSの一言まで客の声を拾う」→ポケットマルシェ「産地直送食材サイト」
やるべきこと3「顧客との接触法を変える」・・・ココナラ「スキルシェアサービス」
やるべきこと4「売れる裏には破壊あり」→サッポロビール「黒ラベル」
成功した商品やサービスには、後付けの理屈や結果論の部分があるので、ある程度差し引いて考えなければなりません。
でも、withコロナの時代、消費者や生活者を見つめ、常に新しいチャレンジを続けていかなければならないのが企業の宿命です。
イノベーションを起こすのは、「若者」「よそ者」「ばか者」・・・。
日本経済復活のためにも、日常生活をもう一度見つめ直すことが大切です。