コロナ、大雨、景気後退・・・たいへんな状況の日本列島です。
みんなでチカラを合わせて、乗り切っていくしかありません。
発表された6月の日銀短観・・・マイナス34という大変な数字です。
11年前のリーマンショックの時がマイナス58ですが、個人的な感覚としてリー マンより経済的なダメージが大きいような気がします。
リーマンショックは金融危機でしたので一段落つけば次が見えるという将来への希望がありましたが、今回のコロナショックは第二波、第三波の到来が予測されるため先行きがかなり不透明。
明日が見えません。
今回の日銀短観は、製造業では自動車がマイナス72、鉄鋼がマイナス58。 非製造業の宿泊飲食サービスでは、なんとマイナス91、対個人サービスではマイナス70。
大変な数字です。
景気の減速気味なところを襲ったコロナショック、景気後退は避けられません。
さらに、九州地方を中心にした豪雨災害・・・。
政府、日銀は、二の矢、三の矢の対策を打ち出していかなければなりません。
企業は、まずは雇用の維持を。
内部留保の薄い中小企業は、雇調金や給付金、補助金をフル活用してサバイバルを。
まずは、内需を喚起していかなければなりません。
コロナショックを乗り越えれば、経営体質が強化され、企業力が強くなるはずです。
また、個人としては、専門性を高めていくとともにデジタルシフトしていくことが必須です。
グッとこらえて、晴耕雨読・・・。
立命館アジア太平洋大学(APU)の出口治明学長が言われている 「人・本・旅」で自分磨きをしていかなければならないと思います。
人に会い、本を読み、旅に出る・・・。
コロナによるニューノーマルの時代、気軽に人に会ったり旅に出ることは難しいので、せめて良質な本を多読していくことが、これからの生き方、人生を変えていくと思います。
文学、哲学、歴史、地理・・・リベラルアーツを学ぶには、よい時期だと思います。
がんばろう!ニッポン