能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

72の法則・・・お金が2倍になる利率と年数が簡単に計算できる法則 中世イタリアで発見された不思議な計算式

2024年07月29日 | マネジメント

銀行の金利が多少上がりましたが、わずか零コンマ・・・と小数点の世界です(笑)。

日本のバブル経済の時期は、安全、安心の銀行預金が王様だったのですが、今では真逆になっています。

インフレが進めば、資産価値はどんどん低下していきます。

 

資産や資金を複利で運用する上で、固定金利の場合、元本が2倍にするために何年かかるかを簡単に計算できる計算式があります。

72の法則です。

 

元本が2倍になる年数 = 72 ÷ 金利(%)

 

例えば、金利、利率が3%であれば、72÷3で2倍になるのは24年、5%であれば14.4年ということになります。

もし、利率が0.5%であったとしても2倍になるのは144年後です。

利率0.1%でいくと、元本が2倍になるまで720年かかることになります(笑)。

この72の法則は、15世紀に生きたイタリアの数学者、修道士のルカ・パチョーリが発見したと言われています。

さすが簿記という利器を発明した国、銀行というビジネスモデルを作ったイタリアらしいですね。

円安による物価上昇、インフレ基調・・・資産運用をどうするか?悩ましいところです。

世の中、必ず確実に儲かるという話は絶対にありません。

ご用心!


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ひろしまクールシェア・・・... | トップ | 円安基調は続くんでしょうか... »
最新の画像もっと見る