銀行の金利が多少上がりましたが、わずか零コンマ・・・と小数点の世界です(笑)。
日本のバブル経済の時期は、安全、安心の銀行預金が王様だったのですが、今では真逆になっています。
インフレが進めば、資産価値はどんどん低下していきます。
資産や資金を複利で運用する上で、固定金利の場合、元本が2倍にするために何年かかるかを簡単に計算できる計算式があります。
72の法則です。
元本が2倍になる年数 = 72 ÷ 金利(%)
例えば、金利、利率が3%であれば、72÷3で2倍になるのは24年、5%であれば14.4年ということになります。
もし、利率が0.5%であったとしても2倍になるのは144年後です。
利率0.1%でいくと、元本が2倍になるまで720年かかることになります(笑)。
この72の法則は、15世紀に生きたイタリアの数学者、修道士のルカ・パチョーリが発見したと言われています。
さすが簿記という利器を発明した国、銀行というビジネスモデルを作ったイタリアらしいですね。
円安による物価上昇、インフレ基調・・・資産運用をどうするか?悩ましいところです。
世の中、必ず確実に儲かるという話は絶対にありません。
ご用心!