カープの本拠地マツダスタジアムの裏手に地味なモニュメントがあります。
カープ屋内練習場の横にあります。
カープ誕生物語の像。
カープ球団創設70年を記念して建てられました。
1945年8月6日午前8時15分。
米軍B29エノラゲイ号が投下した一発の原子爆弾で広島の街は壊滅。
14万人の市民が虐殺されました。
焼け野原の中から立ちあがった広島市民。
そのココロの支えは、市民球団カープでした。
12球団中、唯一親会社を持たない市民球団・・・貧乏負けても負けても、広島市民はカープを支え続けました。
お金はなくても、広島市民はカープ球団に募金をしたそうです。
広島の酒を入れる樽に募金・・・樽募金はカープの伝説になっています。
中央の少年は、マエケンに似ています(笑)。
前田健太は関西出身ですが・・・。
前にある線路は、路面電車の広島電鉄の協力があったとのことです。
背景は、被爆後の広島の街になっています。
燃えた壁、トタン板・・・。
でも、その中で生きる野球少年は笑顔です。
1975年、カープは悲願のリーグ初優勝。
広島市民は歓喜、いや涙を流しました。
小・中・高校では、先生が授業中に後楽園球場の読売巨人軍戦をテレビで見せてくれました(笑)。
涙の初優勝!
広島市の復興に貢献したカープ。
スポーツのチカラは大きいものですね。
福島県や熊本県のスポーツチームを応援する自分がいます。
今年もシーズンが始まります。
がんばれ!カープ