能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

エコロジーとスマート 環境と人間生活のバランスをとるのは、やはりスマート 「足るを知る」生活

2013年10月12日 | 社会・経済

東京は、10月に入っても真夏日。

10月なのに30.2度を記録。

これは、どう見てもおかしい状態です。


記録的な猛暑に見舞われた今年・・・各地で観測史上最高気温を記録しています。


暑い、熱いと使用するエアコンや車・・・その世界的な集積が、地球環境に大きな影響を与えているのは間違いないと考えています。

個人的に、プロボノとして環境NPOのサポートもしているのですが、NPOの彼彼女の口から出てくるのはため息ばかり・・・。

何とかしなきゃという志だけで地道な活動を展開しています。

立派だと思います。


人間の持つ賢さ(スマート)、フロエネシス、知恵しか、地球環境を維持していくことは出来ないと考えています。

が、世界は、貧困や飢餓、戦争、紛争まで人間が起こしている始末・・・。

本当に残念なことだと思います。


人間の賢さを信じつつ、「足るを知る」生活を送りたいと考えている暑い秋の日です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

乃木坂46 代々木体育館は大騒ぎ ニッポン産業の切り札 すり合わせ技術vsモジュラー技術 日本vs韓国

2013年10月10日 | マーケティング

日曜日の散歩。

代々木に行ってきました。

いつもの散歩道。

ふと見ると、代々木体育館は、大騒ぎ。

乃木坂46のコンサートがあるらしくたくさんの若者に溢れていました。

露店ならぬ路上のブロマイドの交換、販売?乃木坂46のファンが集まる、まさに「46のメッカ」状態でした。「クールジャパン」を支える一大勢力です。

が、おじさんとしては、なかなか理解できない事象・・・笑。

Img_0900

秋元康さんプロデュースの乃木坂46。

判官びいき(古・ふる~)ではありませんが、メジャーの48よりは46を支持する若者を応援したくなりました。

わたし自身、46のメンバーは誰ひとり知らない状況ですが(笑)、パネルの写真を見る限り、みなさんなかなか魅力的。

AKB48に決して負けていません。

Img_0901

中小企業診断士的に言うと、48、46は、きわめて日本的な「すりあわせ」技術。

現場視点の、ファン視点の集合的な肌感覚の魅力です。

この対極が、「モジュラー」技術。

単にパーツを組み合わせて作り上げる技術。

乃木坂46も、一人ひとりはどこにでもいそうなフツーの「女の子」ですが、それが集まると素敵な魅力を醸し出します。

中国や韓国勢に押される日本の産業界・・・モバイル、スマホなどのモジュラー技術では負けていますが、

工作機械や車などのすりあわせ技術では圧勝。

46も48もニッポンの強さを表象するシンボルかなと思った次第です。


ふたたび東アジア勢をニッポンが逆転するヒントは、46や48のチーム構成にあるようにも思います。


少女時代やKARAに見られる人工的、意図的なな美しさ(モジュラー技術)と比較し、自然なカワイさのある46、48・・・(すりあわせ技術)。

本人としては、当然に、46、48の応援したくなります。

ハードよりソフト、単純な組み合わせよりも職人の技・・・そんな若き女の子のグループにニッポンの未来を感じた1日でした。

Img_0899

メジャー逆転を目指して、46のみなさん、頑張ってくださいね!

Img_0898


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青山ビジネススクール グローバルマネジメント集中講座 グローバル時代の生き残り術 須田敏子青学教授

2013年10月08日 | マネジメント

仕事を終えたのち、青山学院大学へ行ってきました。

Img_0909

須田敏子青山学院大学大学院教授の話が聞けるということで、渋谷駅から青山通りを直進。

相変わらず道行く人、特に女性が綺麗、ファッションセンスもなかなかのものです。

今回の講座は、

日経Bizと青山学院大学のコラボ企画

「青山ビジネススクール・グローバルマネジメント集中講座第三回・グローバル時代の生き残り術」。

なかなかベタでガチなテーマです。

Img_0910

講座の前半は、人事を巡る外部環境、後半が自分自身のキャリア。

前半では、日本型人事制度の特色である年功序列&長期雇用の秘密。

 

遅い昇進・選抜とは

キャリアの後半まで出世競争の結果を明らかにしない

出世競争に多くの人が残る

社員間の競争促進

半スペシャリスト、半ジェネラリスト型の一律的人材育成

転職しにくい


そんな解説を受けながら、エドガー・シャイン博士の「キャリア・サバイバル」理論から自身のキャリアを振り返ろうという流れ。


最後は、となりに座っている方とペアになり討議と情報交換。

わたしのお相手は、子どもほどの年の差のある若き女性、IT企業で働く明るい女性でした。


須田先生の結論としては、

1.今からは一律管理ではなく個別管理の人事制度・・・グローバルタレントマネジメントの時代が来る

2.競争相手は世界中に・・・自分を磨き、生き残ること

3.キャリアの方向を見極める ラインでの昇進か、特定職種でスペシャリストか

4.いずれにせよ、エンプロイアビリティを高める!

5.年齢は重要だが、思い立ったが吉日。自分はもう歳だからとあきらめるのはやめよう

ということでした。


いろいろとこれからのキャリアを考えながら、

キラキラきらめく青山通りのイルミネーションを後にしました。

Img_0906

夜の青山通り ルート246・・・


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桑沢デザイン研究所 座る機能を持ったもの 若きアーティストの創った椅子 将来が楽しみです

2013年10月07日 | アート・文化

椅子、いす、イス・・・。


ただ単に座る椅子ではなく、若きアーティストが創造した椅子とは・・・?


渋谷の桑沢デザイン研究所で開かれた「座る機能を持ったもの-類でなくとも友を呼ぶ-」展では、若きアーティストが創造した16の椅子が展示されていました。

人間的な温もりのある椅子、実際どう使うのか機能的でないと思われるイス、子供が喜ぶいす・・・>

さまざまな切り口から16の椅子が展示されていた桑沢デザイン研究所の1階。

Img_0903

楽しまさせていただきました。

椅子は、芸術家にとって関心の高いグッズ。

岡本太郎さんやル・コルヴィジェなどは、ホントーに魅惑的な椅子を発表されています。


今回、発表された16の椅子。

本当の勝負は、この次の作品だと思います。

未来を担う椅子アーキテクトのみなさん、次なる作品を胸を張って発表していただければと思います。

次なる作品を期待しています。

Img_0902


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハーバードが教える10年後に生き残る会社、消える会社 資本主義はどこに向かって進むのでしょうか?

2013年10月06日 | 本と雑誌

「ハーバードが教える10年後に生き残る会社、消える会社」

ジョセフ・バウアー、ハーマン・レオナード、リン、ペイン著 峰村利哉著

徳間書店 1700円+税


HBS(ハーバードビジネススクール)の3名の経営学教授による著作。

1908年に創設されたHBSの100周年記念行事をきっかけにまとめられたとのことです。

経営本というよりは、経済学本のテイストの方が強いように思いました。


原題は、「CAPITALISM  AT RISK」。


危機のある資本主義・・・といったところでしょうか?

(それにしても、すごい意訳です)。

同書は、2008年のリーマンショックを受けて、資本主義の限界が見えてきたことを受けて、その将来を予測します。

が、そのメインストリームは、かなりポジィティブ。

先進国のソーシャルのトレンドやナショナリズムの課題があまり取り上げられていなかったのは少し不思議でした。


第1部 資本主義の未来に待ち受けるもの

第2部 資本主義の危機に企業はどう対応すべきか

第3部 新たな資本主義の時代に求められる企業の役割


全体的な提言としては、資本主義社会における企業は、政治とも繋がり、倫理を守り、業界を再編しつつ、ビッグチャンスに賭ける・・・といったところでしょうか?


今から躍進するのは、医療業界、環境関連業界…当たり前と言えば当たり前という着地点でした。


興味深かったのが、第2章の「2030年までに世界で起こる14の現象」。

なかなか興味深い点もありましたので、一部を紹介させていただきます。


・さらなる成長 そして、途上諸国の成長加速

・世界全体の富に占める途上諸国の所得分の増加と所得格差の縮小

・中産階級の世界的な拡大と貧困層の減少

・国による成長度合いのバラツキとサハラ以南のアフリカの停滞

・国内における所得格差の拡大

・人口統計上の変化による不平等拡大

・教育格差の解消とその限界

・途上国から高所得国への移民の増加

・途上国で大量の非熟練労働者が失業

・温室効果ガスによる気候変動の増幅

・深刻な淡水不足と品質の悪化


「サハラ以南」問題、「移民」問題、「淡水」問題といった切り口は、ちょっとグローバルな感じで納得です。


また、「2025年までに起こる最悪のシナリオ」という章では、ドーハラウンドの失敗、保護主義台頭、京都議定書から中国・インド脱退、エイズ蔓延、大型サイクロンによる大被害、中国の内部不正で政治問題化・・・といった事項が予測されていました。


この最後にあったのが、以下の一文。


北極地域で領土紛争が勃発する。また、日本と中国の海軍が南沙諸島で発砲し合い、東京でも北京でも、暴徒が大使館を焼き討ちする。」・・・66ページ


日本がフィリピンに沿岸警備隊用の艦船を送るという話もあったと思うのですが、ここで言っているのは、尖閣諸島の話だとは思います。

尖閣を巡って発生した中国における日本企業の商業施設、工場などへの破壊行為、略奪行為はハーバードビジネススクールの教授陣にとってもかなりインパクトを与えたものと思います。


先の大戦のように、些細なきっかけから暴走する国家間の対立。

話し合いだけで終わるとは思っていませんが、それでも双方の良識(コモンセンス)を信じたいと思います。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最高においしい珈琲をどうぞ!コーヒー道はなかなか奥深い世界です 神田神保町「さぼうる」を想う・・・

2013年10月05日 | 本と雑誌

月刊「日経おとなのOFF」11月号は、コーヒー特集。


まず、コーヒーネタ一本で、雑誌一冊を作るということだけで驚き。

さすが、プロの編集者は、本当にすごいと思います。


1日3杯以上飲んでいるコーヒー。

ここに注力することは、人生を豊かにする一つの手段かもしれません。


以前、ドリップコーヒーに凝り、マシンやドリップ小道具を購入し、しこしこ珈琲づくりに励んでいたのですが、

今はインスタントの日々。

本当にコーヒー好きな人から言わせると苦笑されそうです。


理由を考えてみると、

1.忙しい!コーヒーを入れる時間がない。

2.単純にインスタントコーヒーが美味しくなってきた

3.スタバやタリーズがそこいら中にある

4.缶コーヒー(ただし無糖)だってそこそこいける

5.珈琲豆の種類が多すぎて選ぶのが面倒

といった点があると思います。


今回の日経おとなのOFFの特集は、87ページに渡る超大作。


コーヒーの淹れ方、マシンの種類、名店紹介、世界の珈琲豆、珈琲トリビアなど、コーヒーにまつわる話が満載されています。

特に、コーヒーの淹れ方は、まさに「道(どう)」。

茶道や華道も柔道のように、奥深い世界です。


豆を選ぶ・・・焙煎・・・豆を挽く・・・抽出


この単純なステップの中に、それぞれコツやワザがあるのです。

もう一度自分で淹れるドリップコーヒーにチャレンジしてみたくなりました。


本当にコーヒーが美味しいと思ったのは、神田神保町の「さぼうる」。

大学時代、毎日のように通い、夜は居酒屋化する同店は、授業時間より長く居座った場所だと思います。

独特の苦みと甘い香り、悪友たちとコーヒー一杯で何時間も語り合ったことが昨日のことのように思い出されます。

たちこめる紫煙の中、よくもまあ、長時間いたものだと思います。

一体、何を話していたのでしょうか?不

思議なものです。

そういえば、夜の部で出されていた「おでん」と称する煮込みは最高・・・。

ビールやサワーをがぶ飲みしていました。

夜の部で飲み過ぎて閉店時間が迫ると、オバサマがバナナを一人一本持ってきていただきましたっけ。

「早く、帰れ」ではなく、すっと出てくるバナナを出すタイミングがとてもエレガントでした。


現在のカフェという業態のなかった当時、「さぼうる」はロートレックのいたパリの様相を呈していました。

神田神保町という立地のため、近所の出版社の社員、編集者や書店のオッチャンといった物書き関係者、大学生や得体のよくわからない詩人風、小説家風の若者・・・珈琲とタバコ・・・大人の世界に入った感じが大好きでした。


スタバやタリーズのコーヒーもおいしいですが、禁煙エリアが多く、とても無機質。

昔からコーヒーとタバコ、葉巻は一体のもの。

さらにインテリアも画一的でビジネス仕様、衛生的にも問題なく小奇麗な空間ですが、どこか病院の待合室のよう・・・。

自分にとってサードプレイスになりえないのです。


これらのチェーン店の裏返しの業種業態があれば、文化、カルチャーを産みだすかもしれません。

英国のパブやフランス巴里のカフェのように人間臭い空間、雑音と紫煙でいかにも身体に悪そうな空間・・・。

そんなスペースも必要なように思います。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日は健康診断・・・8割の人に異常が出るらしい検診、それは異常と言えるのでしょうか?

2013年10月04日 | 日記・エッセイ・コラム

今日は、健康診断を受診。

何だか憂鬱な年中行事です。


8割の人に異常が出るらしい検診結果・・・ということは、統計学的に何が正常か分からない不思議な世界です。


ガンマGTP、尿酸値、血糖値が高いなど、世のオジサマ方にとっては様々な診断結果に一喜一憂する興味深いイベントです。

中には一か月前から禁酒、

禁炭水化物に走る人もいれば、

通常の日常生活の中で診断しなければ意味がないと前日も酒を飲む人も・・・。


いろいろありますが、1年に一回の行事。

健康診断が終わったら・・・飲むぞ~・・・・・・・・・笑。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラグビーを観てきました ノーサイド・・・素敵なコンセプトです 東京大学vs学習院大学

2013年10月02日 | スポーツ

友人に誘われラグビーを観てきました。

大学時代には、アメリカンフットボール部に入っていたため、なぜかラグビーには敵対的な意識があったようにも思います。


でも、今回、生のラグビーを観て、本当に最小限のプロテクタで、あそこまで当たれるのは凄いなあと思った次第です。

英国が生んだジェントルマンのスポーツ・・・なかなか素敵なスポーツだと思います。

日本のラグビーは、基本的にパスを繋ぐプレイが中心となるので、当たり、タックルも多少マイルドなようにも思います。

それでも生身の身体・・・勇気あるプレイが必要になります・・・本当に頑張ってほしいものです。


学生時代は、アメフトの試合の終了後、わき腹に違和感・・・シャワーを浴びて帰宅後、バタンキューで床に就く・・・。

翌朝、わき腹がイタイ・・・病院に行ってみると鎖骨にヒビ・・・そんな状況でした。や

はりフットボールは見るスポーツなのですよね(笑)。

マウスピースを噛み、ラインの間を抜け、スクリメージラインを駆け抜けるスリリングな感じが、今でも走馬灯のように走り抜けます。

Img_0863

学習院大学vs.東京大学の試合

Img_0860

少しピンボケ・・・

Img_0864

東大が押しはじめました・・・

Img_0861
Img_0862

ノーサイド・・・ユーミンの歌を思い出します。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ファンドレイジングって何?ニッポンのNPO発展のために web活用により時代が変わるかもしれません

2013年10月01日 | マネジメント

友人であるNPOの事務局長からメールをもらいました。

彼女は、民間企業を止め、早い時期からNPOの中間組織で働く才女。


わたしも何だか分からないうちに、その世界に引っ張り込まれ、手伝いをさせられるはめになりました(笑)。

NPO奨励賞の審査員、中小企業診断士としてNPO職員のための企画書の書き方講座の講師、社会保険労務士としての年金相談員・・・いろいろです。

ギャラをいただき、すぐに寄付。

つまりノーギャラです。

かっこよく言うと、プロボノってやつです。


その中で感じたことは、世の中にはいろいろな価値観を持った人がいるということ、本当に社会的な弱者はいるということ、もう少し知恵を使えば活力を取り戻せる組織がたくさんあるということ・・・本当に様々な勉強をさせていただました。


その彼女にソーシャルデザイン関係の資料を送ったところ、感謝の言葉と「ファンドレイジング」に注目していますといったメールが届きました。


「ファンドレイジング」って何?


だいたいは「寄付金」という意味でとらえていたのですが、現在の定義はもう少し広いようです。


ウィキペディアによると、次のような意味です。


「ファンドレジング」と言った場合、

広義には民間非営利団体のこうした財源獲得の総称であるが、

一般的には寄付、会費、助成金、補助金などの財源の獲得手段を指す。


現在では、WEBを活用したファンドや目的を絞り込んだファンド等のさまざまな形態があるようです。

高尚な理念を持つNPO、NGOでも、結局「先立つものは、お金。」

財源がきわめて大切になってくるのです。


NPOにおけるファンドレイジングの在り方。

研究テーマとして、なかなか面白いものがあると思いました。

税制や寄付金の扱いが、当事者に有利になりつつある今、ファンドレイジングは相当程度の可能性があるように思います。


彼女のメールの最後に、次のような記述がありました。

「あなたにぴったりのミッションがあります。事務所までお立ち寄りください。」

やれやれ・・・一本取られました・・・。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする