先日も、SNSのアカウントを乗っ取られ、友人たちに対し、なりすましメッセージを送りつけられるという被害を受けました。
誠に失礼ななりすましメールを受けた方々に、ご迷惑をおかけしましたこと、誠に恐縮です。
心よりお詫び申しあげます。
先月も、ランサスウェアを不特定多数に送り付けた中学生が県警に逮捕されました。
前科者にならないよう、社会の仕組み、ルールを身につけていただきたいものです。
人生に汚点を残さないように・・・。
正式名称は、「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」で、平成11年に制定された法律です。
この法律は、文字通り、不正アクセスを取り締まる罰則付きの法律です。
「電気通信回線を通じて行われる電子計算機に係る犯罪の防止及びアクセス制御機能により実現される電気通信に関する秩序の維持を図り、もって高度情報通信社会の健全な発展に寄与すること」を目的としています。
同法の重要なポイントは、
(不正アクセス行為の禁止) 第三条 何人も、不正アクセス行為をしてはならない。
(他人の識別符号を不正に取得する行為の禁止) 第四条 何人も、不正アクセス行為(略)の用に供する目的で、アクセス制御機能に係る他人の識別符号を取得してはならない。
3条違反では、三年以下の懲役又は100万円以下の罰金
4条違反では、一年以下の懲役又は50万円以下の罰金
懲役ありで、かなり厳しい法律です。
警視庁や県警にも、サイバー犯罪を取り締まるセクションが設置されています。
また、不正アクセスにより経済的な損失を受けた場合は、
今から、訴訟や法的な対応も増えていくでしょう。
ICT技術、セキュリティテクノロジーは、ムーアの法則のように日々進歩しています。
セキュリティソフトも最新のものを更新していきたいものです。