能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

7月11日は、ラーメンの日 レンゲと箸と水戸黄門 東京お台場では100人前分の巨大ラーメンを調理

2017年07月11日 | グルメ
今日7月11日は、ラーメンの日だそうです。
一般社団法人日本ラーメン協会が制定。
ラーメン産業の振興・発展とともに、日本独自のラーメン文化を支えるのが目的とのこと。

この日に定めたのは、「」をレンゲに、「11」を箸に見立てたことです。

そして、
ラーメンを最初に食べた人物とされる水戸黄門(水戸光圀公)の誕生日(新暦・1628年7月11日)からということからだそうです。


世界的に見ると、インスタントラーメンの消費量が減少傾向に入ったとのこと。
中国やアジアでのインスタントラーメンの需要が減り始めたというのが理由のようです。
所得アップ、生活レベルの向上、健康志向の高まりが、中国、アジアでも出てきたのだと思います。
そんなグローバルトレンドの中での、「ラーメンの日」。

7.11、東京でもイベントが開催されます。
なんと平日の7/11(火)の夜、お台場で巨大ラーメン作りが計画されています。

日本ラーメン協会会員と日本ラーメンファンクラブのメンバーがタッグを組み、
お台場ラーメン国技館様の協力のもと、  「世界記録に挑戦?!100人で100人前の巨大ラーメンをつくる!」というミッションを遂行します。

「ラーメンが好き」「ラーメン業界を応援したい!」という人なら誰でも参加可能とのことです。

日本ラーメン協会から届いたメルマガをご紹介します。

『7/11はラーメンの日』イベント概要
■開催日時:
 2017/7/11(火)18:00〜受付開始、18:45スタート(21:30終了予定)
※途中参加可能ですが、時間によっては撮影やラーメン試食に間に合わない場合がありますのでご了承ください。
■場所:
 アクアシティお台場 内「ラーメン国技館 舞」テラス 東京都港区台場1−7−1
■参加募集:
100名〜150名(先着順、定員になり次第受付終了)
■参加費:
  おひとり様・・・当日券:1,000円
 (「ラーメン国技館 舞」で7/11当日限り使用可能な800円分の金券付き)
■イベント概要:
・「100人で100人前のラーメンを作る!!」世界記録に挑戦します! 
・100人でつくった「巨大クールビズラーメン」との記念撮影タイムと、実食をします!
・「ラーメン国技館 舞」で金券を使って、各店舗のラーメンをご堪能ください!
■タイムテーブル
・18:00〜・・・当日券販売開始/入場受付開始
・18:45・・・関係者あいさつ
・19:00・・・撮影スタンバイ
・19:11・・・記念撮影
・19:30・・・持ち場にわかれて調理スタート
・20:00・・・ラーメン完成⇒記念撮影タイム
・〜21:30・・・実食タイム⇒閉会挨拶、おひらき
・〜22:30・・・国技館ラストオーダー⇒自由解散
■主催、運営:
 「7/11はラーメンの日」制定イベント実行委員会
 (一般社団法人 日本ラーメン協会/日本ラーメンファンクラブ)

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ウッドワン美術館 倉本聰の点描画展「樹々は生きている」 広島の山奥にある温泉、クアハウス付き美術館

2017年07月10日 | 美術館・アート
週末、広島市からクルマで一時間ちょっとの山間部にあるウッドワン美術館に行って来ました。

倉本聰の点描画展「樹々は生きている」を鑑賞するためです。
 

倉本聰さんは、「北の国から」「前略おふくろ様」などで知られる脚本家。
82歳。
2006年から北海道でNPO法人富良野自然塾を開催しています。


その北海道の大地で、倉本さんが描き続けた点描画100点。
北海道の樹々、クマやリスといった動物が、ち密なタッチで描写されています。
自然の中で自然を描いた絵画を観る・・・なかなか素敵な企画展でした。



このウッドワン美術館は、広島県廿日市市にある旧住建産業、ウッドワンが運営する美術館。
以前、Jリーグのサンフレッチェ広島のスポンサードをしていたことで有名です。

オーナーの中本さんが集めた800点の絵画、陶器などを中心とした常設展もあります。
岸田劉生や佐伯祐三などのコレクションが有名です。
そして、マイセンのコレクション・・・圧倒されます。

一体、いくらするくでしょうか?
ということは、
ウッドワンの財務諸表、貸借対照表の資産の部に、固定資産として計上されているんでしようねえ(笑)。
隠れた穴場的な美術館だと思います。

そして、ここは、さらに、
スキー場つき
温泉付き
宿泊施設付き
クアハウス付美術館です。
 

フランスに、ホテル付レストラン(レストラン付ホテルではない)、オーベルジュがありますが、車で気軽に出かけられる美術館です。

倉本聰の点描画展「樹々は生きている」・・・8月20日までの開催です。


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広島人拡大大作戦の第三弾は、婚活・・・だから、広島で結婚しよっ! 中國新聞のキャンペーン企画

2017年07月09日 | 本と雑誌
広島のブロック紙・中國新聞が展開する「広島人(ひろしまじん)拡大大作戦」キャンペーン。
 
スパイ大作戦ならぬ、広島人拡大大作戦。
毎月、楽しみにしています。

このキャンペーン、広島へのUターン、Iターン、移住を促進するための新聞やWEBを使った企画広告です。
地元の大手企業や銀行・金融・サービス業がスポンサードしています。
全15段の1ページ広告です。

今年に入り、このキャンペーンでは、広島のスポーツ、広島での労働・働き方を取り上げましたが、
今月の第三弾は、「婚活」です。


だから、広島で結婚しよっ!

家族の仲がいいと感じている人の割合・・・70%・広島全国1位

家族を大切にしたいと思っている人の割合・・・80%・広島全国4位

離婚件数が少ない・・・広島0.73、東京0.90(夫婦100組あたり)

出産費用が安い・・・広島46万円、東京56万円

東京に比べて家賃が安い・・・広島4.6万円、東京7.6万円

データの出典が一部、?ですが、これらのロジックから、
だから、広島で結婚しよう・・・というものです。


少子高齢化、晩婚化、離婚の増加・・・ニッポンの人口は、減少の一途をたどっています。
若い人が集い、赤ちゃんやこどもたちの声が響く広島モデルを作っていくことは出来るでしょうか?

オヤジ世代としては、広島フォーク村で青春を歌い続けた吉田拓郎さんの「結婚しようよ」を思い出します(笑)。

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最近、年金や定年退職後の相談を受ける機会が増えてきました みんなみんな老後への不安を抱えています

2017年07月08日 | マネジメント
最近、友人から年金や定年退職後の相談を受ける機会が増えてきました。

「人事部の人に相談してみてよ」などと無責任なことも言えないので、
時間があれば、出来るだけ分かりやすく説明するようにしています。

この主因は、年金の受給が、原則65歳になったということ。
多くの会社が、60歳定年、65歳まで契約社員や嘱託として働くというパターンが多いので、
60歳到達後の5年間をどう暮らしていくか?という不安を抱えている人が、とても多いように思います。
みんなみんな老後への不安を抱えているわけです。

その際に、お話するので「身体とアタマが動く限り、出来るだけ長く働くようにすること」と助言します。

が、
「もうサラリーマンには疲れた」
「脱・社畜」
「長年働いたから、のんびりと好きなことをしたい」など・・・かなりネガティブな答が帰ってきます(笑)。

また、老後の生活に頼りにしているのは公的年金・・・という人が8割いるそうです。
公的年金が潰れたりなくなったりするということはないものの、給付額は確実に減少していくと思います。
年金が賦課方式・・・働く人が支払う保険料を高齢者に再配分するという仕組みをとる以上、
少子高齢化が進む限り、いずれ限界を迎えます。

「胴上げ型」から「騎馬戦型」、そして「肩車型」へと移行しつつある今、若者への負担は確実に増えていきます。

現在の年金法の原型が出来た頃の日本人の平均寿命は、55歳ちょっと。
長生きすれば、お祝いとして60歳以降、年金をあげましょうという図式でした。
現在の日本人の平均寿命は、ほとんど90歳に届こうとしているので、
立法の理屈として、年金支給が80歳や85歳でも良いとも言えます。

旧法でもらえるはずだった60歳から65歳の部分年金(在職老齢年金)の給付額合計は、
600万円~700万円といったところだと思います。

昭和36年4月2日以降に生まれた人(女性は5年遅れ)は、この減額が直撃。
前回の年金法改正で、「なし」ということになったのですが、
従順な日本国民は何事もなかったように政府を信頼し、従います。

これが、スペインやギリシャだったら、大暴動が起こったことでしょう。
車をひっくり返して火をつけたり、警官隊が出動して催涙弾を打ったり・・・。
たいへんな事態になっていたと思います。

さすがは日本人・・・民度が高いです。


ちょっと横道にそれてしまいました。

60歳以降に悩むのが、老齢年金だけではなく、
雇用保険の給付や健康保険なども複雑に絡み合ってくるということ。

そして、大原則は、

1.在職老齢年金(特別支給の老齢年金)と雇用保険の基本手当(失業保険)は同時にもらえないということと、

2.一定以上の賃金をもらっていると年金が制限されるということ。

雇用保険では、60歳以降の賃金が75%未満に低下した場合、
その低下した額の一部を補てんする給付があります。

高年齢雇用継続基本給付金です。

最大15%が雇用保険から給付されますが、
月給(ボーナス含む)が約35万円を超えると1円も出ないことになります。

賃金をもらいながら、高年齢雇用継続基本給付金も受給しようとすると、
月給27万円位がギリギリのラインとなります。

月給27万円で高年齢雇用継続基本給付金4万5000円が給付され、計31万5000円の収入となります。
この月給27万円には、年間のボーナスを各月にならしたものですので注意が必要です。

60歳以降もカップルで余裕のある生活を送ろうと思うと、月35万円~38万円必要だと言われています。
であれば、正社員でも契約社員でも嘱託社員といった雇用形態を問わず、1円でも高い給与をゲットすること。
これが一番です。

ただ、健康問題や働くモチベーションの低下や個人的な事情がある人には、仕事バリバリ派は難しいので、
雇用保険や年金をフルに活用してはどうかと助言しています。

出来るだけ頑張って、在職老齢年金(部分年金)がもらえる年齢まで働くこと。
その場合、高年齢雇用継続基本給付金が給付される月給27万円ゾーンを考慮すること。

また、年金との絡みで言えば、
在職老齢年金と月給(賞与含む)が28万円を超えると年金の支給制限がかかるので、賃金額に注意すること。

さらには、失業するのを、65歳の誕生日の2日前のタイミングにすれば、
失業給付が50日分が150日分になるといった裏技なども考慮すべきでしょう。

ただ、労働契約は、会社の決めが大きく影響するので、
賃金額や雇用期間を細かく詰めていくのは難しいように思います。

個人的には、身体が動く限り、雇用保険や年金には頼らず、出来るだけ長く働くことが出来ればいいなあ・・・と考えています。

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カープ、9回表の2アウトから5点差をひっくり返し逆転勝ち!ヤクルト小川投手から新井選手の逆転3ラン!

2017年07月07日 | カープ大好き!

今晩の神宮球場の試合は、シビレました。

カープの完全な負け試合。

9回表で、8-3でヤクルトがリード。

9回表・・・カープ最後の攻撃。

バティスタのソロホームラン、キクチのソロホームラン・・・。


アナウンサーや解説者が、よく口にする「ここで一発が出れば・・・」という枕詞・・・。

その枕詞をアライさんが現実のものとしてくれました。

バックスクリーンへの逆転3ラン

長いシーズン、こんな劇的な試合もないでしょう。

野球が一番面白いと言われる8-7のルーズベルトゲーム。

今回は、それを上回る9-8

カープファンにとっては忘れられない試合になりました。


2位阪神が巨人に敗れ、なんと8ゲーム差。

明日は、薮田投手が予告先発・・・きっと、いけるでしょう。

がんばれ!カープ


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今日は七夕さま 星に願いを 短冊に思いや願いを書くことで、目標達成、夢実現に一歩近づいていきます

2017年07月07日 | 日記・エッセイ・コラム
今日は、七夕さま。

正確に言うと、7月7日の未明、オリヒメとヒコボシが出会うのが、七夕だそうです。
7月7日の陽が昇る前が、七夕・・・とのこと。

が2つで、何となくラッキーな気分です。


よく、流れ星に願いをこめると、それが実現されると言われます。

流れ星が出現するわずかな時間に、願いを想起できる・・・
それは、日ごろから強く思っているからこそ出来るワザ・・・
つまり、潜在意識レベルにも強く植え付けられた願い、想いだと思います。

星に願いを・・・

目標を実現するコツの一つに、その目標を出来るだけ具体的に紙に書くということがあります。
短冊に、願いを書く、思いを書くというのも、その一つだと思います。

星に願いを・・・短冊に夢を・・・


皆さまにとって、良き七夕になりますように・・・。

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カープ2軍・・・這い上がってこい、ファームの若鯉たち 山口県・由宇球場 加藤投手や岩本選手もってこい

2017年07月06日 | カープ大好き!
カープ、読売に連敗・・・涙。
しかも、地元ズムスタで3万人以上のカープファンを集めての零封負け。
0-3、0-5。
宮島さんも歌えず、ラッキー7のジェット風船しか盛り上がりがありませんでした。
何とか展開を変える選手、投手が誰もいませんでした・・・。
連投のベテラン今井投手・・・ちょっと敗戦処理的なイメージでしたが・・・やはり、長野選手に被弾・・・涙。

お客さんだったジャイアンツ。
田口投手、菅野投手の前に、強力打線も梅雨のように湿りがち・・・。

今日は、クリスが予告先発。
何とか連敗を止めてもらいたいものです。


山口県・由宇球場・・・。
カープの二軍が使用している球場です。
二軍戦、ウエスタンリーグの試合も開催されます。

宮島の対岸にある大野の選手寮から、由宇球場というステップを踏んで、栄光のマツダスタジアムを目指します。
高校、大学を出たばかりの選手、ベテラン選手が入り混じり、競争しながら、上を目指します。

マツダスタジアムで観たことのある選手が、必死でプレーしています。
プロの世界は、本当に厳しい。


這い上がってこい、ファームの若鯉たち!
がんばれ!カープ

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働き方改革と労働時間・・・環境激変期の多様性の中で自分自身の価値観やキャリア観をどう活かしていくか?

2017年07月05日 | マネジメント
最近、働き方改革やワークライフバランス、プレミアムフライデーや健康経営などなど、
働くこと、労働することについての議論が活発になってきています。

電通事件に代表されるメンタルヘルス、過労死の事件が、これらの動きを後押しし、働くことに対する見直し、再定義がなされるようになってきました。

個人的には、「働き方改革」は、「働かせ方改革」のような気がしていますが・・・笑。


働き方改革は、大きく、同一労働同一賃金と労働時間短縮という2つの柱で語られます。

戦後の日本…労働時間は減少傾向にありますが、今問われているのが、労働の量のみならず、労働の質ということだと思います。
労働の生産性を上げて、同じ労働時間の中で、より高い付加価値を上げていく・・・。
働くことの喜び、充実感、達成感を高めて、やりがい、働き甲斐、モチベーションを上げていく・・・
働く時間を減らし、家族や友人、プライベート等での「ライフ」を充実させ、社会の経済を発展させる・・・
そんな流れに持っていくことが出来ればベストだと思います。

放送大学の道幸客員教授は、時短政策のために押さえておくべきこととして、5つの観点をあげています。

1.今までの日本は、生産性向上による労働条件の改善を、時短ではなく、賃上げで実現してきたという伝統がある。若年労働者を除き、時短のニーズはそれほどなかった。

2.勤労礼賛、競争至上主義のための長時間労働自体が美徳とするビジネス志向的な文化。

3.生産、流通システムのネットワークで、一社だけ時短することが難しい。

4.業務命令内容の不確実性。ホワイトカラーのサービス残業や上司が居残れば先に帰宅しにくいという職場の雰囲気。

5.長時間労働に対する歯止めが適切に機能していない。形骸化している36協定やチカラ不足の労働基準行政。
特に、1の「賃上げから時短」という視点は、これから必要なように思います。
働くことの生産性、効率性をあげたとしても、それが、新たな仕事に割り当てられれば、労働時間は、さらに増えていくように思います。


また、道幸教授の5つの視点に加えさせていただくと、現在の企業では、次のような実態があります。

1.ICTのインフラ化・・・労働者は、パソコンや携帯電話、タブレットやスマホで、極端な話、24時間連絡が取れる状況におかれている。

2.コンプライス業務の急増・・・ISOやプライバシーマーク、内部統制や稟議制度などなどビルトの仕事は年々増え続けるものの、スクラップはほぼない日本の会社。誰も読まない書類や文書を一生懸命作っています。

3.なんでもカスタマイズ病・・・競争、競合会社と差異化するためのカスタマイズ業務増大による仕事量の増加。しかも、手間暇をかけるカスタマイズによる値上げは出来ないというのが一般的です。

これらが、進展していけば、最後はホワイトカラーエグゼンプションにも踏み込まなければならないと思います。

大正時代の工場法を土台としてパッチワークを続けてきた労働基準法では、対応できないからです。
特に、労基法第32条、第37条あたりは、次第に機能しづらくなっています。

ただ、働くことが尊敬されること、一所懸命労働する人が一定の処遇を受けることは、日本の良き文化。これは、守らなければなりません。
その上で仕事と生活のバランスが取れていることが出来ればベストだと思います。

ただし、AIやロボット、IoT、ビッグデータの時代・・・定型的な仕事から、どんどんなくなっていき、
機械に置き換えられていくと思います。
人間しか出来ない仕事を、どう切り開いていくか?
サバイバルのためには、自己啓発、自学自習が必須となると思います。

働き蜂、ワークワークバランスでもいい・・・
プライベートの趣味に生きるのもいい・・・
残業代を稼いで家族を支えるのもいい・・・

要は、自分自身の価値観やキャリア観が重要であると思います。
その多様性、ダイバーシティに対応できる働き方改革が必要だと考えています。

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謎の自動販売機 コカ・コーラとふりかけ どういう関係なんでしょうか?タナカの旅行の友のマーケティング

2017年07月04日 | マーケティング
謎の自動販売機。

普通のコカ・コーラボトリングの自販機なのですが、そこには「タナカの旅行の友」のビジュアル。
コカコーラとふりかけ・・・いったいどういう関係なんでしょうか?
 

近くに高校があるので、
「ランチの弁当を持った高校生が、ペットボトルを買う」
→「その際に、ふりかけのビジュアルを知覚しインプットする」
→「明日の弁当には、旅行の友を食べたいと思う」
→「帰宅して、母親に、旅行の友を買ってと頼む」
→「母親が、買い物で旅行の友を買う」・・・

そんなストーリーなんですかねえ?なわけないか(笑)。

AIDMAやAMTUL、AISASなど、購買に至るステップは、マーケティング的にいろいろとありますが、
この自販機の広告・・・謎でした。

たぶん、コカコーラとふりかけというミスマッチ感によるアテンションを狙ったものなんでしょう。
そういう意味では、見事に引っかかりました(笑)。
1901年創業の田中食品が、創業116年を記念して広告を出した・・・これが正解だと思います。

食べ物系には、青色はマッチしない傾向にあるという色彩理論がありますが、この自販機は、まさにブルー・・・。

どうせなら、ふりかけを、この自販機で売るとかすれば、
ちょっとした話題になるとか、一定のニーズはあるように思います。

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壁にぶち当たった時、カープファンを元気づける歴史的な名文 カープ初優勝を書き留めた津田一男さん

2017年07月03日 | カープ大好き!
カープ、ドラゴンズを3タテ。
ヨシヒロ、磯村、誠也の3本のホームランで、「逆転のカープ」を演出しました。

大地くんは、次回の登板で頑張ってください!
故津田投手や大野投手のように、マウンドで躍動する君の姿が見たい!


ベースボールは勝負ごと。
勝ったり負けたり、悲喜こもごもです。

仕事や人生だって、同じようなものだと思います。
だからこそ、
人々は、プロ野球やスポーツに自分の生きざまをオーバーラップさせながら、
選手のプレーにを見入るのだと思います。

カープファンで良かったと思うこと・・・。
それは、中國新聞のカープ番記者・故津田一男さんの名文をココロに刻んでいるということだと思います。

中國新聞は、広島市を中心に発行されているブロック紙。
60万部の発行部数。
広島市民のほとんどが目を通している新聞です。

スポーツ面のメインは、何といってもカープ、カープ、カープ。

そのスポーツ面の天声人語的な存在が、「球炎」。
カープの試合のあった翌朝、山本修さんや五反田さんが辛口なコラムを書き綴ります。
・・・といっても、昨今は、とても甘口、スイートな切り口で、ちょっと残念・・・笑。

このカープコラム「球炎」の前身が、「球心」。

1975年のカープ初優勝に際して掲載された故津田一男さんの名文・・・カープファンの財産です。

津田さんは、カープ創成期からカープを取材し続けたカープ番記者。
その生涯をカープのために捧げたジャーナリストです。

「セリーグのお荷物球団」と蔑視されていた貧乏球団カープ。
そのカープが、巨人を破り、初優勝。

津田さんは、涙をぬぐいながら、後楽園球場のネット裏で、この名分を書いたという伝説が伝わっています。
カープがひどい負けかたをしたり、仕事が壁にぶつかった時、物事がうまくいかなくなった時・・・この文章を読みます。

カープファンでよかったと思う瞬間です。

この名文の途中・・・「広島の街は喜びの人々であふれていることだろう。よかった。本当によかった。」
ここで、必ず涙が出てきます・・・年は取りたくないものです(笑)。

球心  津田一男

真っ赤な、真っ赤な、炎と燃える真っ赤な花が、いま、まぎれもなく開いた。
祝福の万歳が津波のように寄せては、返している。
苦節26年、開くことのなかったつぼみが、ついに大輪の真っ赤な花となって開いたのだ。
カープは春の初め、はち切れそうなつぼみをつけても、開くことのない花であった。
花の咲かない雑草であった。
来る年も、来る年も・・・
原爆に打ちひしがれた広島の人びとの心のよりどころに、と結成されたカープ。
カープは原爆の野に息吹いたペンペン草、踏みにじられ、見捨てられても、屈することのない雑草であった。
それ故にカープファンは、いつの日か花開くことを夢見て、愛し続けてきたに違いない。
海の向こうからやってきたルーツおじさんは、この雑草を一年間じっくり観察した。
そして、二年目、「咲かせてみせましょう」と乗り出し、入念な手入れをすませると、さっさと帰っていった。
つぼみは日ごとに赤みを増し、生き生きと膨らんでいった。
水枯れの夏にも屈せず、台風の秋にも折れず・・・十月十五日、つぼみはついに真っ赤な花を咲かせた。
なんと長い、待ちに待ったその瞬間であったことか。
宙に浮く古葉の姿が涙にかすむ。
古葉もまた泣いていることだろう。
浩二はお立ち台で、コブシで涙をぬぐっている。
そして外木場が、大下が、三村が・・・
みんな抱き合って・・・
広島の街は喜びの人々であふれていることだろう。
よかった。
本当によかった。
そして、この喜びを、今は亡きカープを愛した人々に告げ、喜びをともにしたい。
カープを、いまわの際まで愛し続けたみなさん、見ましたか、カープのきょうのこの快挙を。
この一年、不撓不屈、明るく勇ましく、一丸となって戦ってきたカープの集約された姿がそこにありました。
強運の大下がたたいた、あの先制点。
この1点、守り切るぞーとまなじりを決して投げた外木場。
あとは任せておけーと不死身の金城。
そして最後にはホプキンスの3ランがついに、
ついに、「V1」へのさん然と輝く栄光の橋を手ごたえも確かにかけた。
あの虹の橋を何度夢見たことか。
その虹の橋が、いまはゆるぎない鉄の橋となり、その上で赤い帽子のナインが、涙の笑顔で手を振っている。
幾万ものファンがその下で万歳を繰り返している。
真っ赤な花、炎と燃える真っ赤な花がそれである。

昭和50年10月16日 中國新聞朝刊

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