松田敏子フラワーデザイン・徒然ローズガーデン

予定より長生きしている今を憂いながら、怒りながら、笑いながら楽しむ。

法然と親鸞

2011-11-01 07:51:29 | 芸術鑑賞・文学・音楽・映画など
珍しいことにアスパラ倶楽部応募で、特別展「法然と親鸞」の招待券が当たった

昨日は月曜日!定休日の東京国立博物館で、開催。
招待客だけ!といえど、人は多い。


浄土宗と浄土真宗の違いは?
   浄土宗の宗祖~法然上人・・・念仏を称えれば誰もが救われる。(選択本願念仏集)
   浄土真宗の宗祖~親鸞聖人・・・信心こそが重要(教行信証)

   二人が生きたのは、天災や戦乱などが相次ぎ、社会が混乱した平安末期から
   鎌倉時代。
   (平安末期は、貴族から武士の時代へと転換しつつあった。)


法然 1133~1212年。



親鸞 1173~1262年。(40歳年下)

   

親鸞29歳の時法然に出会い、たとえ地獄に落ちようとも
法然の教えを信じることを決断。   
多額の寄進などできる貴族など一部の人が対象であった宗教が、
この二人によって貧しい平民など多くの民にも支持されるようになったことで、
他宗の比叡山や興福寺からの弾圧により、法然は四国へ、親鸞は越後へ流罪となった。
わずか6年で二人は引裂かされたことになる。


親鸞は法然の浄土宗から分かれて別の浄土真宗という宗派を作ったわけではない。
親鸞が亡くなった後、歴史的な経緯から別の宗派になったが、
本来は浄土宗と浄土真宗の考え方は違うというわけではないらしい。


実家は浄土宗?浄土真宗?どっちだったかな?

ついでに上野動物園でパンダを一目!!
ここも月曜日は定休日のはずが・・・



  


最後に博物館前から、8の字を描くようなルートの、東西めぐりん(台東区循環バス)
に乗って(100円均一) 浅草へ。
平日でも観光客は戻ってきたような賑わい。
消え去っていた外人観光客もチラホラ。



 
コメント
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