松田敏子フラワーデザイン・徒然ローズガーデン

予定より長生きしている今を憂いながら、怒りながら、笑いながら楽しむ。

モーリス・ユトリロ

2014-02-23 21:11:59 | 芸術鑑賞・文学・音楽・映画など
以前から町田市にある西山美術館に行ってみようと思いつつ、今日に至った。

寒いけど晴天

あの雪の残害も見られるが、車道は綺麗になっていた。

坂道を登って行くのはいいが、だんだん急こう配に


紅白の梅が開花していた。


西山美術館
宗教的美術館?
財団法人日本博物館協会正会員 となっている。

喫茶 サロン・ド・カフェがあり、”マイセンの器でおもてなし”とあった。



こちらでは、ロダンギャラリーと、ユトリロギャラリーがある。


ユトリロ作品全76点、代表作である「白の時代」だけでも19点所蔵。

ここにあるはずもないが、私の脳裏にあるユトリロの絵とは

こんな色彩で、坂道ではなく、右側も左側と同じような建物に、街路樹だった。
教科書で見た?どこの美術館で見た?


昨年は生誕130年ユトリロ展が、日本橋・大阪・横浜の高島屋などで開催・・・。


モーリス・ユトリロ (1883~1955)
    近代フランス エコール・ド・パリの画家
    パリのモンマルトル生まれ

    ほとんどが風景画、それも小路、教会、運河などの身近なパリの風景を描いたもの。
    ありふれた街の風景を描きながら、それは不思議な詩情と静謐さに満ちているといわれる。

    針子をしながらも画家として活動していた母、シュザンヌ・ヴァラドンの私生児として生まれた。
        
    
    8歳で精神薄弱といわれ、17~18歳にはアルコール依存症となる。
    飲酒治療の一環として行っていた描画が評判となっていった。

    30歳で初めて作品をパリのオークションに出展され、

    大評判になり一躍有名画家の仲間入りとなった。

    アルコールに溺れていた初期の「白の時代」といわれる作品の方が

    一般的に評価が高いという。



こんなお顔の方だったんだ。(随分探して、やっとどこかの展示会チケットが)

アルコールを絶つことができず、精神病院入退院を繰り返しながらのすざまじい画家人生、ゴッホをも思い浮かべてしまう。

しかし、モンマルトルにあるユトリロのお墓には今でも献花が絶えないというから、思わず安堵する。


   




コメント
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