皇居三の丸尚蔵館
"皇室のみやび"
3月12日〜5月12日
源氏物語図屏風
伝 狩野永徳
六曲一双
桃山時代(16〜17世紀)
紙本金地着色
各隻 167.5×361.7
もとは八条宮家創立当初の
邸宅の襖絵。
左隻全体に「若紫」
右隻には
「蜻蛉」「常夏」
などが描かれている。
永徳一門の絵師による
"源氏の間"
とでも言うべき華麗な一室
を想定。
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美術館の春まつり
東京国立近代美術館
3月15日〜4月7日
鏡獅子 試作頭
平櫛田中
"小雨ふる吉野"
菊池芳文
京都四条派の画家
花びら下辺に
胡粉(白い絵の具)
の溜まりが、できるように
描いているので
まるで花びら一枚一枚が
雨の滴をのせているかの
ようです✨
"自画像"
"自画像"
藤田嗣治
1920年代からパリで
売れっ子画家として活躍。
黒髪のおかっぱ頭に
丸眼鏡。
猫ちゃんを抱っこ。
右手に筆を持った人物が
こちらを見つめています😊
画面に描き込まれた
日本画用の筆や硯からは
西洋の伝統的な主題を
参照しつつ
日本人画家としての
アイデンティティを
戦略的にアピールする
藤田の自負を
読み取ることができる
との解説。