高松2児放置死、異例の勾留一時停止 逮捕の母が希望し遺体と対面

2020年09月12日 02時56分12秒 | 事件・事故

9/11(金) 20:59配信

毎日新聞

高松市で女児2人が乗用車内に長時間放置され死亡した事件で、保護責任者遺棄致死容疑で逮捕された母親の竹内麻理亜容疑者(26)が2人の遺体と対面できるよう、高松地裁が勾留の一時執行停止を認めていたことが11日、捜査関係者への取材で判明した。勾留の一時執行停止は容疑者本人の入院や、近親者の葬儀などで許可されることがあるが、容疑者と被害者の関係では珍しいという。

 竹内容疑者は2日午後9時ごろから3日午後0時40分ごろまで、市内の駐車場に止めた車に、長女の真友理(まゆり)ちゃん(6)と次女の友理恵ちゃん(3)を置き去りにし、熱中症とみられる症状で死亡させたとして4日に逮捕された。

 高松地検は5日、竹内容疑者の10日間の勾留を申請し認められたが、捜査関係者によると竹内容疑者側が対面を求めたため、7日に勾留停止を要請。地裁が同日付で3時間の勾留停止を認めた。竹内容疑者は弁護士の付き添いで、葬儀後に姉妹の遺体と対面したという。

 日弁連刑事弁護センター副委員長の田岡直博弁護士(43)=香川県弁護士会=は「容疑者が被害者の遺体と対面するという理由で、しかも証拠がそろっていない捜査初期段階で一時執行停止が認められるのは珍しい。葬儀後の人の少ない状況で短時間という条件ならば、逃亡や証拠隠滅の恐れがないと判断したのではないか」と話している。

 これまでの調べで、竹内容疑者は2日夜に市内の実家から駐車場に行き、車内に姉妹を残したまま飲食店3軒で飲酒。3軒目で知人男性と合流し、3日昼ごろまでこの男性宅にいたとみられる。捜査関係者によると、同居する夫も実家の家族も、当日、竹内容疑者が飲みに行っていたことは知らなかったという。

 高松地方気象台によると、高松市の気温は、姉妹が車内にいた2日午後9時以降28度を下回らず、3日昼ごろには36度に達していた。香川県警は今後、車内の温度がどのように上昇するか検証実験をする予定。【喜田奈那、川原聖史】

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「人を傷つけるのが大好きなの」イギリス全土が恐怖した「11歳の快楽殺人者」

2020年09月12日 02時47分13秒 | 事件・事故

9/11(金) 21:01配信

現代ビジネス

1968年5月、イギリス。とある空き家で1人の子供が遺体で発見された。遺体は現場近くに住んでいた4歳の男児、マーティン・ブラウン。

11歳の少女が犯した、異常すぎる連続殺人…可愛くも恐ろしい「素顔」

 特に争った形跡も外傷もなく、遺体の近くには空になった薬の瓶が転がっていたことから、警察はマーティンが誤って大量の薬を誤飲し、事故死したと断定。そのまま処理されることとなった。

 だが、その事件は紛れもなく殺人事件だったことが後に明らかになる。それも、まだ幼い1人の少女、「メアリー・ベル」による犯行だったのだ――。

荒んだ幼少期…賢くも粗暴な性格に

メアリー・ベル(Photo by GettyImages)

 メアリー・フローラ・ベルは、1957年5月26日、イギリス・ニューキャッスルで生まれる。彼女の母親は未婚の17歳。そのせいか、荒んだ幼少期を過ごしたという。

 母親はたびたびメアリーを親戚に預け、自分はろくに世話をすることもなかった。また、メアリーが生まれて間もなく結婚するが、その父親もほとんど働かず、家を空けることが多かったため、家は常に散らかっていたそうだ。

 育児放棄という悲惨な環境で育ったメアリーの“狂気”は、小学生に上がった頃にはすでに見え隠れしていた。

 非常に賢く学業の成績も良かったメアリーだが、その反面、異常なほどにプライドが高く、常習的に嘘をつく性格だったという。また、友達や下級生に大怪我をさせるなど、素行も極めて悪かったようだ。

 そしてメアリーが11歳の誕生日を迎える前日、1968年5月25日――。ついにその狂気は現実のものになり、彼女は初めての殺人に手を染めることとなる。

第一の殺人、警察を挑発する行動も

メアリー・ベル(Photo by GettyImages)

 第一の事件の被害者、マーティンは、メアリーによって絞殺された。しかし、冒頭で触れた通り、同事件は事故死と処理された。これはメアリーの首を絞める力が弱く、証拠となる絞殺跡が付かなかったからとされる。

 殺人の時点ですでに異常ではあるものの、もしこれが普通の心理を持つ犯人であれば、結果的に証拠が残らなかったことを良しとしただろう。だが、“快楽殺人者”メアリーは違った。

 犯行の翌26日、メアリーはあろうことか、殺害に及んだマーティンの保育所を荒らし、さらに自分を犯人と突き詰めることができなかった無能な警察に対し、挑発的なメモを残したという。

 そのメモには、「私が殺した。だからまた来る」、「マーティン・ブラウンを殺した。くそったれ。ゲスやろう」といった文面が書き殴られていた。だが、これも警察には悪質なイタズラとして処理されるだけだった。

 メアリーの狂気に満ちた行動は続く。さらに4日後、マーティンの自宅を訪れ、彼の母親に対して「マーティンがいなくなって寂しい?」「私、棺に入ったマーティンを見たいの」と嘲笑うなど、残忍かつまるで自分が犯人であると主張するような行動をとったのである。

 だが、これほどまで大胆な行動をとっても、メアリーが疑われなかったのは、前述の通り普段から彼女に異常なまでの虚言癖があり、また、その当時、11歳という年齢で殺人を犯した前例がなかったためだ。結局、事件当時、周囲に疑う人間は現れることはなかった。

「殺人はそれほど悪いことじゃないわ」

メアリー・ベル(Photo by GettyImages)

 犯行から2ヵ月以上経った7月31日。痺れを切らしたメアリーは、3歳の男児、ブライアン・ハウの絞殺に及ぶ。さらにその際、遺体の腹部にはわざわざメアリーの頭文字である「M」の字を刻んだ。

 2回目の犯行が前回と違ったのは、わずかながらメアリーによる絞殺の跡が残っていたことにある。ここで初めて警察は、当時11歳のメアリーと13歳のノーマ・ベル、2人の少女への事情聴取が行われた(2人は親族関係ではなく、友達同士)。

 この事情聴取の中で、犯人しか知り得ない情報をメアリーが話したことが決め手となり、また殺害時刻に2人が一緒にいたことから、共に殺人容疑で逮捕されることとなった。

 法廷では、事故死と認定されていた1回目の事件の殺人容疑も浮かび上がったものの、裁判になると、メアリー、ノーマの両者が責任をなすりつけ合い、お互いに無罪を主張する様相を呈した。この時、メアリーを見ていた精神科医は彼女を「11歳とは思えないほど、利口で危険」と評している。

 裁判の結果は、ノーマは保護観察処分で無罪に、一方のメアリーは2件の殺人事件について有罪になる。収容施設で精神治療を受けたのちに釈放、という形での懲役刑が科され、1980年、22歳の時にメアリーは釈放。その後、幸せな結婚生活を送ったという。

 11歳にして“快楽殺人者”となったメアリーは、以下のような発言を残している。

 「大きくなった看護婦になりたい。人に針が刺せるから」

 「殺人はそれほど悪いことじゃないわ。人は誰でもいつか死ぬんだもの」

 我々の想像を遥かに超えた狂気は、これからも語り継がれるであろう。

マネー現代編集部

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かわいがっていた女子高生の孫を祖父(86)が刺殺 祖父と孫の2人暮らし…家族の間に一体何が?

2020年09月12日 02時39分27秒 | 事件・事故

9/11(金) 19:27配信

FNNプライムオンライン
祖父と孫の女子高生の間に一体なにが?

16歳の女子高校生を86歳の祖父が殺害。2人の間に一体なにがあったのか?

高校2年生の冨沢友美さん(16)が遺体で見つかった事件。殺人容疑で逮捕されたのは同居する友美さんの祖父だった。

祖父と孫について近所の人は…

近所の人:
お孫さんが小さい頃から本当にかわいがっていたから、もう本当信じられない、この話聞いても…何があったんだろうと思って…

殺人の疑いで逮捕されたのは福井市の無職、冨沢進容疑者(86)。

容疑者からの電話で自宅に向かった父親が見たものは…
事件が発覚したのは9月10日午前0時10分ごろ。友美さんの父親から「娘が倒れて動かない」と110番通報があった。

冨沢進容疑者と孫の友美さんは2人暮らし。

父親は冨沢容疑者から電話があったため、自宅に向かったところ、1階で倒れている友美さんを発見し、通報したという。友美さんの上半身には鋭利な刃物による傷が数カ所あった。

抵抗した形跡がないことから、警察は友美さんが寝ている際に刺された可能性があるとみて調べている。

友美さんの通っていた高校では…

友美さんの高校の校長:
明るく朗らかな生徒でありまして、特に悩んでいると、そういう等の話は聞いておりませんし、担任が見ている中でも、そんな気配もなかったと…

7月ごろから孫の友美さんと2人暮らしだったが…
冨沢容疑者は妻が病気で入院し一人暮らしになったため、以前から友美さんの両親が食事を作るなど世話をしていたという。

今年7月ごろからは孫の友美さんと2人で暮らしていたという冨沢容疑者について…

近所の住民A:
ほうやね。いつもこの道をずっと散歩していましたね。1週間ほど前に見たかね

近所の住民B:
本当におじいちゃん一番かわいがっていたよ。(友美さんが)ちっちゃい時から…

友美さんの父親は福井県警を通じて、コメントを寄せた。

友美さんの父親のコメント:
大切な娘を突然の事件により失い、その死を現実のものとして受け入れることができません

警察は殺害に至った動機や経緯などについて慎重に調べを進めている。

(Live News it! 9月11日放送より)

 

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65歳以上の接種10月1日から インフルワクチンに優先順

2020年09月12日 02時32分23秒 | 医科・歯科・介護

9/11(金) 12:10配信

共同通信

インフルエンザワクチンが入った注射器

 加藤勝信厚生労働相は11日の閣議後記者会見で、新型コロナウイルス感染症との同時流行に備え、65歳以上の高齢者へのインフルエンザワクチン優先接種を10月1日から始めると発表した。60~64歳で心臓や呼吸器の機能に障害がある人も対象になる。

 それ以外の人は、10月26日から接種を受けられる。ただ、医療従事者や、高齢ではないが重症化のリスクが高い持病のある人、妊婦、生後6カ月~小学校2年の子どもができるだけ早く接種できるようにしてほしいとしている。

 厚労省によると、今冬のワクチンの供給量は約6300万人分になる見込み。

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