もう限界だな. 辞めてもらおう

2020年12月07日 23時09分48秒 | 創作欄

片木奈緒里

2005年10月20日
お人よし
 あの時も,全く相手のペースのままであった.
思い出すと,あまりにも無知であった.
最終的に受け入れるはめになったとしても,返事をその場ですべきではなかった.
 人の解雇に慣れている上司は巧妙に辞めるように誘導していく.時に恫喝する.
 それにしても,自分の前に何人の人が辞めたろうか? 
 辞めていく同僚に同情はしていた.しかし何の力にもなれなかった.そのことを時に悔いることもあったが,辞めさせられる本人の悔しさに同苦して,一緒に闘う勇気はなかった.
 「この世界に未練があるんだろう! 別の世界にいくなら別だけど,再就職するなら,おとなしく辞めることだな! あんたのためだ」
 上司の眉間の深い溝が一層深くなる.
 完全に相手のペースにはまって,マイペースでなかった.そのために言うべきことの10分の1も言えなかった.
 「この報告はなんだ! もう限界だな. 辞めてもらおう」
 「何ですか?」
 「何ですかじゃないよ.何年仕事しているんだ.こんな報告書しかできないのか」とA4の報告書をテーブルにポンと放り出した.
 やりとりを聞かれたくなかったのだろう.事前に事務の女性2人を退席させていた.
「・・・・」 沈黙はまずい,と思ったが,頭のなかがパニックになる.場数を踏んできた差,修羅場を潜ってきた差.相手が1段上手だったのだ.
 努力したが当初の予定どおりの結果にならなかった.依頼先からクレームをもらう.うまく処理をしたつもりであった.営業の仕事のイロハ,つまり基本を思えば,大きな失態である.
 相手が新人に近いと思ったら,相手の方が一枚上手だったのだ.ストレートに上司に報告がされことも心外であった.相手にも非があったが,保身のため先手を打ったのだ.
 同居人との分かれ話,塀のなかにいる弟.明日開かれる裁判のことが頭によぎる.
 「直ぐに,辞表を書くこと」と言って,上司は先に応接室を出ていった.

教訓 1)その場で結論を出さない.2)第三者の意見を聞く.3)一方的な不利な話には応じない.4)いずれにしても,結論の先送り.時間が解決する,こいうことおおいのでは.
サギに合うのは,知恵が足りない,とも言える.
なぜ,今だ振り込めサギなどに引っかかる人いるのかと,不思議がるのは,経験がないからかもしれない.
巧妙な人間に人は,イチコロなのです.


顔面にかかと落と

2020年12月07日 21時42分54秒 | 事件・事故
事件名 傷害致死被告事件
裁判所 名古屋高等裁判所 刑事第1部
裁判年月日 令和元年11月29日
 
結果 棄却
 
原審裁判所 名古屋地方裁判所
 
事案の概要 本件は,バーの店員である被告人両名が共謀の上,客である被害者の態度に立腹し,蹴って階段から落とす,顔面を壁に打ち付ける,顔面にかかと落としをする,頭部を床に打ち付ける,頭部等を多数回手拳又は灰皿で殴る,蹴るなどし,他方で,別の客のCも被害者に多数回の暴行を加え,結局,一連の暴行により被害者に急性硬膜下血腫等の傷害を負わせ,同血腫による急性脳腫脹により死亡させたが,いずれの暴行が前記傷害を生じさせたかを知ることができないという傷害致死事案である。

性的暴行容疑で逮捕の慶應大生 「無抵抗女性の頭蹴る」目撃情報に「殺人未遂では」の声も

2020年12月07日 20時24分55秒 | 事件・事故

news.nicovideo

しらべぇ

かかと落としで頭部を殴る

当サイトでも昨日お伝えしたとおり、酩酊状態の女性に乱暴したとして、準強制性交の容疑で慶応大学2年の男(22)が再逮捕された。

そして18日、男が無抵抗の女性の頭を蹴る目撃情報があったことが判明。さらに波紋が広がっている。

■無抵抗女性の頭を蹴る

男は先月、酩酊状態の、面識のない女子大学生(19)をいきなり雑居ビルに連れ込むと、踊り場で性的暴行を加えた疑いが持たれている。

しかし、暴行はそれだけでなく、「ANN NEWS」によると男が女性の腹を蹴るなどしたとして現行犯逮捕される前に、女性を引き倒して頭を蹴る姿も目撃されていたことが判明したという。

■「殺人未遂では」の声も

無抵抗な女性の頭を蹴るというのは、非常に危険な行為。打ちどころが悪ければ、最悪死に至る可能性だってある。

ネット上では逮捕された男に対し、「殺人未遂では」という声もあがっている。

・頭にかかと落としって、殺人未遂じゃん…

・ミスター慶応のファイナリスト…性的暴行の後、タクシーで移動して、降りた路上で腹部に蹴り。しかも頭に踵落としまで!? 

性的暴行は酔って覚えてないのに、蹴ったのは覚えてるとか…もはや、殺人未遂じゃないか!?

・倒れてる女の人の頭を蹴るってすごいな。最悪死ぬだろ

■「高学歴でもバカ」

高学歴でイケメンかつ実家が裕福…と天に何物も与えられた印象だった男。しかし、それを自ら壊してしまい、レイプマンとして有名になってしまったことに対し、ネット上では「高学歴でもバカ」「犯罪をしてしまう時点でアホ」などの厳しい声も見られている。

・高学歴でも、勘違いして酒に酔って犯罪する時点でアホやな

・慶應入る頭あっても犯罪をしてしまう頭がある時点でディスられるだろアホか

・慶應の捕まった人、実家太くて頭良い大学に通ってて顔も良いけど強姦や窃盗をやる傍若無人な人なの神話上の人間感ある

・バカな高学歴の典型だな

■3割「勉強のできるバカが身近に」

しらべぇ編集部では以前、「勉強はできるけどバカだと思う人が身近にいる」かどうかの調査を実施。その結果、3割の人が「身近にいる」と回答する結果に。

勉強はできるけどバカグラフ(©ニュースサイトしらべぇ)

仮に今回起こした事件が示談になったとしても、これだけテレビ、ネットに顔がさらされてしまうと、少なからず今後の人生に影響を及ぼしてしまうだろう。

しかし、それでも女性が受けた心身の傷に比べれば、大したことはないはずだ。猛省に猛省を重ね、他者に危害を加えない人間へと成長してほしいものだ。

・合わせて読みたい→ミタパン、ミスター慶応候補の性的暴行問題に怒り 辛辣な言葉に「スッキリした」の声

(文/しらべぇ編集部・尾道えぐ美)

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2016年5月20日~2016年5月23日
対象:全国20代~60代の男女1,378名 (有効回答数)


性的暴行容疑で逮捕の慶應大生 「無抵抗女性の頭蹴る」目撃情報に「殺人未遂では」の声も

2018/10/18 15:00しらべぇ

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ミスター慶応“強姦コンビ”がまた逮捕、全く反省せず卑劣な犯行を繰り返すワケ〈容疑者の母は「示談金狙い」「騙されたとしか思えない!」と擁護〉【全文公開】
事件慶應強姦逮捕容疑者レイプ
週刊女性2020年12月15日号

元慶応大学の“強姦コンビ”による犯行がまた、発覚した。

 昨年3月、同じ女性に別々に暴行を加えたとして、埼玉県警大宮署は11月21日、渡辺陽太(ようた)容疑者(24)と光山(こうやま)和希容疑者(24)を強制性交の疑いで逮捕。

渡辺容疑者は6回、光山容疑者は2回目の逮捕

「2人は深夜、JR大宮駅付近で20代女性に声をかけてカラオケ店に入った。そこでまず渡辺が強姦し、その後、光山が女性の腕を引っ張ってインターネットカフェへ連れ込み、レイプした」(テレビ局記者)

 容疑者らは調べに対し当初、「弁護士が来るまで何も話さない」と無言を貫いてい
た。

元慶応大学の“強姦コンビ”による犯行がまた、発覚した。

 昨年3月、同じ女性に別々に暴行を加えたとして、埼玉県警大宮署は11月21日、渡辺陽太(ようた)容疑者(24)と光山(こうやま)和希容疑者(24)を強制性交の疑いで逮捕。

渡辺容疑者は6回、光山容疑者は2回目の逮捕

「2人は深夜、JR大宮駅付近で20代女性に声をかけてカラオケ店に入った。そこでまず渡辺が強姦し、その後、光山が女性の腕を引っ張ってインターネットカフェへ連れ込み、レイプした」(テレビ局記者)

 容疑者らは調べに対し当初、「弁護士が来るまで何も話さない」と無言を貫いていた。

 慶応義塾大学時代からの友人である2人は、過去にも同様の事件で逮捕されている。

「2018年11月、2人は酒に酔わせた女性にわいせつ行為をしたあげくに財布を盗み、逮捕されています。

 それだけではなく、渡辺容疑者は同年9月にも、路上で見つけた泥酔状態の女子大生を凌辱したうえ、女性の腹を蹴って現行犯逮捕。本人に犯行の意識はなく、なぜ逮捕されたか理解できていなかったそう」(前出・テレビ局記者)

 今回の事件で渡辺容疑者は少なくとも6回、光山容疑者は2回目の逮捕となった。


光山容疑者(本人フェイスブックより)
 渡辺容疑者は在学中の2016年、「ミスター慶応」コンテストでファイナリストまで残ったほどのイケメン。実家は千葉県で土建業を営む大富豪で、当時は元麻布にある家賃100万円ほどの高級マンションに住んでいた。

「実家の子会社で社長に就任し、何もしなくても多額の金が入っていた。昔から素行が悪く、高校は3か月で退学。その後、留学したスイスでも女性問題を起こした。

 2年前の逮捕では被害者の告発が噴出し、身体の関係を拒んだ女性が暴力をふるわれたといった話が大量に報じられた。泥酔する女性に放尿する動画も公開していた」(同)

 これだけ卑劣な行いをしてきた容疑者らだが、

「昨年1月にはいずれの容疑も不起訴となっています。理由は明らかにされていませんが、裕福な渡辺容疑者の実家が、被害者に対し莫大な示談金を支払ったのではないかと考えられます」(司法担当記者)

 今回の事件は不起訴が決まった2か月後の犯行。反省の色はまったく見えないが、最近はどうしていたのか。

 無職となった渡辺容疑者は、千葉県にある父親の経営する会社の社員寮で暮らしていた。近隣住民が1か月くらい前に目撃した意外な姿とは──。

 さらに光山容疑者の母と渡辺容疑者の祖父に話を聞き、“強姦コンビ”が犯行を繰り返す理由に迫った『ミスター慶応“強姦コンビ”がまた逮捕、全く反省せず卑劣な犯行を繰り返すワケ〈容疑者の母は「示談金狙い」「騙されたとしか思えない!」と擁護〉』を、12月4日、6時配信のYahoo!ニュース有料記事にて【全文公開】する。

元慶応大学の“強姦コンビ”による犯行がまた、発覚した。

 昨年3月、同じ女性に別々に暴行を加えたとして、埼玉県警大宮署は11月21日、渡辺陽太(ようた)容疑者(24)と光山(こうやま)和希容疑者(24)を強制性交の疑いで逮捕。

渡辺容疑者は6回、光山容疑者は2回目の逮捕

「2人は深夜、JR大宮駅付近で20代女性に声をかけてカラオケ店に入った。そこでまず渡辺が強姦し、その後、光山が女性の腕を引っ張ってインターネットカフェへ連れ込み、レイプした」(テレビ局記者)

 容疑者らは調べに対し当初、「弁護士が来るまで何も話さない」と無言を貫いていた。

逮捕は6回目 性犯罪を繰り返すミスター慶応「鬼畜の所業」
公開日:2020/11/25 06:00 更新日:2020/11/25 06:00
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2018年にも送検されたが…(渡辺容疑者)/(C)日刊ゲンダイ

コイツら頭がいかれているんじゃないか――。

 さいたま市のカラオケ店とインターネットカフェで、同じ女性に別々に性的暴行を加えたとして、無職の渡辺陽太(24)と職業不詳の光山和希(24)両容疑者が20日、強制性交の疑いで埼玉県警大宮署に逮捕された。

2人は2019年3月24日深夜、JR大宮駅東口で20代女性に声を掛けカラオケ店に連れ込んだ。そこで午前2~5時の間、まず渡辺容疑者が女性をレイプ。午前5時40分ごろ、今度は光山容疑者が女性の腕を引っ張ってインターネットカフェに入り、強姦した。午前7時ごろ、20代男性が大宮駅東口で泣いている女性を見つけ声を掛けると、「男2人に連れていかれたカラオケ店でやられた」と話したことから、警察に通報した。

「ミスター慶応ファイナリスト」(16年)だった渡辺容疑者は18年9月29日早朝、JR横浜駅近くで女子大生に声を掛け、雑居ビルに連れ込み、踊り場でレイプした。その後、タクシーに乗せ、移動先の路上で引き倒し、かかと落としで頭と腹に蹴りを食らわせ、通報で駆け付けた警察官に現行犯逮捕された。
以来、余罪が次々と明らかになり、準強制性交、準強制わいせつ、昏睡強盗、窃盗の疑いで神奈川県警に5回逮捕されている。ところが横浜地検は19年1月、渡辺容疑者と光山容疑者、一部事件で共謀した4人全員を不起訴処分とした。今回の犯行はそのわずか2カ月後のことである。

 

 


持続化給付金の自主返還、全国で64億円 沖縄でも相談相次ぐ 「不正受給」理由も

2020年12月07日 20時24分55秒 | 事件・事故

12/7(月) 8:19配信

琉球新報

新型コロナウイルスの感染拡大で減収した個人事業者や中小法人を支援する持続化給付金を巡り、受給者が自主的に返還した給付金の総額が、全国で64億3700万円に上ることが6日までに、中小企業庁への取材で分かった。返還者は「誤って申請した」などと返還理由を説明しており、中には不正受給したと話す返還者もいるという。不正受給は沖縄県内でも問題となっており、県消費生活センターには返還に関する相談が寄せられている。

(高辻浩之)

 中小企業庁によると、11月30日現在、持続化給付金の支給総数は約383万件、総額は約5兆円。11月26日時点の返還申し出件数は8961件、このうち返還完了が4728件で、返還額は50億4900万円だった。今月3日時点では、返還申し出件数は1130件増加の1万91件、返還完了が6040件で、返還額は64億3700万円となり、1週間で13億8800万円も増加した。

 県消費生活センターによると、県内では6月ごろから不正受給に関連した相談が寄せられるようになった。9月には「給付金の申請を取り下げたい」など、不正な申請や受給に関わったという人から、問い合わせが相次いだという。県警は不正受給に関わったとして、詐欺容疑で男女計4人を逮捕した。容疑者の一人は、千件近い給付金申請に携わったことを認めており、一部に不正受給の疑いがある。

 中小企業庁の担当者によると、返還希望者はコールセンターに連絡し、返還理由など必要事項を告げ手続きをする。返還は金融機関の口座に一括で満額、振り込まなければならないという。「返還希望者がコールセンターに不正を告げても、捜査機関に通報するようなことはしない」と強調する。

 一方、要件を満たさずに受給したのに返還の意思を示さない人などに対しては、徹底して調査を進めるという。「誤って受給した場合は早めに返還の手続きをしてほしい」と呼び掛けた。

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人間がもっと賢明になって

2020年12月07日 06時13分30秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▽「現場が大事」
現場を見て、現場を経験する。
「歴史に恥じない仕事をする」
「官僚主義、前例主義に陥ってはならない」。
難しい交渉をする時には、相手のことをきちっと理解する、相手の話を聞くことが重要だ-国連事務次長・軍縮担当上級代表・中満泉さん
▽全ての人間に内在する尊厳性-を基調とする人間観、世界観が不可欠だ。
▽一人一人が無限の可能性を秘めている-と確信する。それは、これまで実現しなかった状況を想像し、具体化し、さらに、存在しなかったものを存在するものへと転換する可能性を含んでいる。
▽他者への恐怖、人種差別、敵対行為によって戦争・紛争が繰り返されてきた。
力や利害の論理、いがみ合いを棄てるために、人間がもっと賢明になって、安心して、平和に、楽しみながら進んでいくことだ。
一人一人の平和の種、信頼の種、人間らしい・人間の種を植えていくことだ。


18年軟禁された女性「今、彼女はなにを思う」 12月12日に講演会

2020年12月07日 06時09分21秒 | 事件・事故

12/1(火) 17:30配信

毎日新聞

半生を振り返る咲来美波さん。人生をやり直したいと、23歳のときに名前を変えた=福岡市中央区で2020年11月5日、津村豊和撮影

 母親から虐待を受け、一度も小中学校に通わせてもらえないまま18歳まで自宅に軟禁されていた福岡市の女性による講演会が12月12日、同市で開かれる。

【何かを生み出す仕事が好きなんです】

 女性は咲来美波(さくらい・みなみ)さん(33)。母親によって福岡市博多区の団地の一室に閉じ込められた。留守番中にテレビを勝手に見たという理由で顔や背中などを殴られたのをきっかけに、18歳だった2005年11月、自宅を飛び出して警察に保護され、母親が傷害容疑で逮捕されたことで事件が公になった。

 「虐待を受けた18年、家を出て15年、今、彼女はなにを思う」と題した講演では、保護された後、支援者の支えもあって自立した咲来さんがこれまでを振り返りつつ、虐待防止に向けた活動について語る。

 12月12日午後1時半~午後3時半、福岡市中央区天神3の万多礼ビル6階「みんなの貸会議室601会議室」。参加費700円(学生・未成年は300円)。先着50人。問い合わせは、能登原裕子さん(090・6770・7215)へ。【飯田憲】

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「死刑を真剣に考える時代が来る」 廃止願った再審無罪・免田栄さんの信念

2020年12月07日 06時06分20秒 | 事件・事故

12/5(土) 19:00配信

毎日新聞

入所していた高齢者施設で妻玉枝さん(左)と話す免田栄さん=福岡県大牟田市で2019年1月7日午後3時47分、平川昌範撮影

 死刑囚として日本で初めて再審の門を開き、1983年7月に無罪が確定した免田栄(めんだ・さかえ)さんが5日午前11時55分、入所している福岡県大牟田市の高齢者施設で老衰のため死去した。95歳。

 「権力も人間なら、裁かれる我々も人間。問題ないようにしてもらわな」。晩年を過ごした福岡県大牟田市の高齢者施設で、免田栄さんは穏やかに語っていた。23歳で逮捕されて57歳で釈放されるまでの34年間を死刑執行におびえながら過ごした。

 「いつ呼び出されるか分からんでしょうが。怖いですよ。役人(看守)の足音が近づいてきたらいよいよかと。今になって思うと、よう頑張ったなーって思いますけどね」。2年前の取材にそう振り返りつつ「いい経験だった」とほほ笑む姿はどこか達観しているように見えた。

 農家の次男として生まれた免田さんは、小学校にほとんど通わなかった。読み書きは再審請求のために拘置所で覚えた。獄中の数少ない楽しみは、押し花と野球。釈放後は押し花を色紙に貼って販売し、各地の再審請求事件の支援に充てた。子供好きで、弁当配達の仕事の傍ら地元の児童らに野球を教えた。

 死刑囚として初の再審無罪事件だったとあって、釈放後は世間の注目を浴びた。当時、労働組合の活動をしていた玉枝さん(84)と一緒にいる姿を写真週刊誌に掲載された際、玉枝さんは「もらい手がなくなった」と親族に責められた。しかし、これが2人が結婚に踏み切るきっかけに。互いに高齢者施設に入ってからも玉枝さんは免田さんの部屋に頻繁に通い、最期まで仲むつまじく暮らした。

 終始穏やかな表情で取材に応じてくれた免田さんだが、強盗殺人容疑で逮捕され「自供」したときのことを振り返るときは語気を強めた。「板張りの床に正座させられて、蹴りつけられたり肩を踏まれたり。自白やなかですよ。『言わんといつまでも出られんぞ』って」。誤判の危険性を身をもって経験した免田さんが一貫して訴え続けたのは、死刑制度の廃止だ。免田さんの無罪判決後も死刑囚の再審無罪が相次いだ。「いずれ死刑を真剣に考える時代が来る」。そう信じていた。【平川昌範】

 ◇免田事件

 1948年12月30日、熊本県人吉市で祈とう師夫婦が殺害され、娘2人も重傷を負っているのが見つかった。警察は49年1月、別件の窃盗容疑で免田さんを逮捕。いったん釈放した後、強盗殺人容疑で再逮捕した。50年3月、1審は死刑とし、52年1月に最高裁で確定。免田さんは1審途中から無実を訴え続け、80年12月に第6次請求で再審開始が確定した。83年7月15日、熊本地裁八代支部は捜査段階での自白の信用性を否定し、無罪判決を言い渡した。80年代には「財田川事件」「松山事件」「島田事件」と死刑囚の再審無罪が相次いだ。

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免田栄さん死去 死刑囚で初の再審無罪 12/5(土) 21:03配信

2020年12月07日 03時43分05秒 | 事件・事故

死刑囚として国内で初めて再審で無罪となった免田栄さんが5日、亡くなりました。95歳でした。 亡くなったのは、福岡県大牟田市の免田栄さんです。免田さんは、1948年に熊本県人吉市で起きた殺人事件で逮捕され、裁判で死刑が確定しました。

しかし、1983年に再審=裁判のやり直しで無罪を勝ち取り、その後は冤罪の問題を訴える活動などに取り組みました。 関係者によりますと、免田さんは5日正午頃に、入所する高齢者施設で老衰で亡くなりました。95歳でした。 福岡県内で6日、告別式が家族葬で営まれます。

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【速報】新型コロナ、茨城で新たに24人感染 累計1832人に

2020年12月07日 03時43分05秒 | 社会・文化・政治・経済

12/6(日) 17:34配信

茨城新聞クロスアイ

茨城県は6日、新型コロナウイルス感染者が県内で新たに24人確認されたと発表した。県内の累計感染者は1832人となった。

新たに感染したのは、牛久市の70代無職男性▽土浦市の40代会社員男性▽かすみがうら市の20代男子学生▽同、20代アルバイト女性▽日立市の30代自営業男性▽古河市の70代自営業男性▽守谷市の50代会社員男性▽つくば市の20代会社員女性▽常総市の60代パート女性▽つくば市の30代会社員男性▽同、30代無職女性▽神栖市の40代無職女性▽鹿嶋市の70代無職女性▽同、10代女子生徒▽同、10代女子生徒▽同、10代女子生徒▽阿見町の50代会社員男性▽つくばみらい市の40代会社員女性▽つくば市の10代男子児童▽同、10歳未満男子児童▽同、未就学男児▽常総市の20代医療従事者女性▽つくば市の10代男子学生▽同、20代アルバイト女性。

鹿嶋市の70代無職女性が中等症で、そのほかは軽症が13人、無症状が9人、確認中が1人。

市町村別の感染者数は、つくば市8人、鹿嶋市4人、かすみがうら市2人、常総市2人、牛久市1人、土浦市1人、日立市1人、古河市1人、守谷市1人、神栖市1人、阿見町1人、つくばみらい市1人。

また、県は6日までに新たに41人が退院・退所するなど回復したと発表した。回復者の累計は1370人になった。

■県内感染確認者  
1832人(前日比+24人)  
うち死者 23人  
退院・退所等 1370人  
(県発表、6日午後7時半現在)

 

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羽生九段「ずっと難しい」2年ぶり大舞台で大差敗退

2020年12月07日 03時43分05秒 | 社会・文化・政治・経済

12/6(日) 18:54配信

日刊スポーツ

将棋第33期竜王戦7番勝負 第5局 前日の棋譜を再現する羽生善治九段(代表撮影)

将棋の羽生善治九段(50)のタイトル通算100期獲得は持ち越しとなった。

6日、神奈川県箱根町「ホテル花月園」で行われた第33期竜王戦7番勝負第5局で午後6時20分、84手で豊島将之竜王(30)に敗れて1勝4敗となり、挑戦を退けられた。豊島は8大タイトル戦で初防衛を果たした。

【写真】封じ手を指す羽生善治九段

2年ぶりの大舞台は、ほろ苦かった。最後は大差をつけられ、投了を告げた。「ずっと難しいと思って指していた。どこかで形勢を損ねた」と残念そうだった。

2018年(平30)の竜王戦では挑戦者の広瀬章人八段に敗れ、27年間獲得し続けたタイトルがなくなり、無冠となった。昨年は王位戦で挑戦者決定戦まで進みながら、木村一基九段に敗れ、タイトルに挑戦することさえできなかった。「課題は山積み」としながらも、今回勝ち上がってきた。2年前に初タイトルとなる棋聖を譲り渡した豊島に、またしても敗れた。盤に向かえば年齢や過去の栄光などまったく関係なく、ただ歴然とした勝ち負けがある世界で、厳しい現実を突きつけられた。

それでも、久しぶりの2日制のタイトル戦という大舞台に、「自分なりに充実して指せた」と手応えはつかんだ様子だった。

渡辺明名人(36)への挑戦権を争う、10人総当たりのA級順位戦は2勝3敗で、4連勝とトップを走る斎藤慎太郎八段(27)にかなりの差をつけられている。次にタイトル挑戦の可能性があるのは、段位別予選が始まった叡王戦、挑戦者決定リーグに残留している王位戦、王将戦あたりか。早くて来年6~7月ごろになる。

今回、自らが持つ竜王戦の挑戦者最高齢記録を塗り替えた。将棋界では、故大山康晴十五世名人が90年の第15期棋王戦に66歳の最高齢で登場した例もある。現在は18歳の藤井聡太2冠から、50代までがタイトル争いの先行集団として戦いを繰り広げている。羽生がまだまだ注目の1人であることは間違いない。「細かいところでミスはあった思う。そこは反省材料」とシリーズを振り返った。100期獲得に向けて、再び「ひのき舞台」に上がるため、修正してくることだろう。

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《独自》ジャパンライフ元社員十数人、書類送検へ 詐欺容疑

2020年12月07日 03時43分05秒 | 事件・事故

12/7(月) 0:40配信

産経新聞

磁気治療器の販売預託商法などで約2400億円の負債を抱え破綻した「ジャパンライフ」の巨額詐欺事件で債務超過を隠し顧客に投資させ計約1億6500万円を詐取したとして、警視庁などの合同捜査本部は詐欺容疑で同社の元店長ら十数人を7日にも書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。

【図でみる】ジャパンライフ預託商法のイメージ

 捜査関係者によると、元店長らは平成29年、顧客23人から計約1億6500万円を詐取した疑いが持たれている。同社は44都道府県の約1万人に投資を募り約2100億円を集めたとされ、元会長の山口隆祥被告(78)=詐欺罪で起訴=と娘で元社長、ひろみ被告(48)=出資法違反罪で起訴=ら幹部が立件された。

 同社は昭和50年に設立し平成15年から磁気ネックレスなど100万~600万円の高額な磁気治療器を販売、購入商品を別の顧客に貸し出す「オーナー」になれば、6%程度の利息を得られる「レンタルオーナー制度」を展開していた。22年に債務超過に陥り、事実上、経営破綻する29年まで勧誘を続けたとされる。

 破綻後、山口被告や、ひろみ被告が金融機関から多額の現金を引き出していたことが判明。捜査の過程で関係先から現金約6000万円が見つかるなど資産を隠した可能性もあり、捜査本部は運営の実態や金の流れについて捜査を進めていた。

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【国内感染】新型コロナ 2025人感染確認 31人死亡(6日23時)NHK

2020年12月07日 03時43分05秒 | 社会・文化・政治・経済

6日はこれまでに全国で2025人の感染が発表されています。

また、北海道で15人、埼玉県で3人、愛知県で3人、沖縄県で2人、神奈川県で2人、静岡県で2人、兵庫県で1人、千葉県で1人、大阪府で1人、広島県で1人の合わせて31人の死亡の発表がありました。

国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め16万2942人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて16万3654人となっています。亡くなった人は国内で感染した人が2359人、クルーズ船の乗船者が13人の合わせて2372人です。

各自治体などによりますと、国内で感染が確認された人は、累計で次のとおりです。( )内は6日の新たな感染者数です。

▽東京都は4万3704人(327)
▽大阪府は2万2507人(310)
▽神奈川県は1万3638人(134)
▽愛知県は1万1340人(170)
▽北海道は1万39人(187)
▽埼玉県は9318人(162)
▽千葉県は7451人(78)
▽兵庫県は6440人(120)
▽福岡県は6060人(41)
▽沖縄県は4574人(39)
▽京都府は2858人(43)
▽静岡県は1947人(40)
▽茨城県は1832人(24)
▽群馬県は1388人(17)
▽宮城県は1311人(18)
▽奈良県は1278人(14)
▽岐阜県は1245人(18)
▽熊本県は1092人(9)
▽広島県は1086人(60)
▽三重県は950人(10)
▽石川県は872人(5)
▽滋賀県は816人(2)
▽長野県は803人(17)
▽栃木県は749人(17)
▽鹿児島県は673人(14)
▽岡山県は657人(12)
▽宮崎県は556人(12)
▽福島県は540人(12)
▽和歌山県は503人(13)
▽富山県は462人
▽山梨県は422人(9)
▽山口県は410人(1)
▽大分県は397人(19)
▽新潟県は356人(2)
▽愛媛県は345人(4)
▽佐賀県は337人(1)
▽青森県は330人(6)
▽福井県は321人
▽長崎県は276人(3)
▽高知県は233人(18)
▽岩手県は220人
▽徳島県は185人
▽山形県は173人(15)
▽香川県は165人(1)
▽島根県は157人(4)
▽秋田県は90人
▽鳥取県は63人です。

このほか、空港の検疫での感染は1600人(17)、中国からのチャーター機で帰国した人と国の職員や検疫官などの感染は合わせて173人です。

厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、6日時点で519人(-1)となっています。

一方、症状が改善して退院した人などは、6日時点で、国内で感染した人が13万5277人、クルーズ船の乗客・乗員が659人の合わせて13万5936人となっています。

また、3日には速報値で1日に3万4477件のPCR検査などが行われました。

・集計は後日修正される可能性があります。
・在日米軍の感染者は含めていません。

東京 大阪 愛知 北海道 新型コロナ 重症者数と病床使用率

2020年12月07日 03時43分05秒 | 医科・歯科・介護

各地の新型コロナウイルスに対応する病床のひっ迫具合、12月5日時点でのデータです。NNH

2020年12月6日 

東京都 36.7%

重症者数
55人

病床数
150

※病床数は「確保病床数」

大阪府 80.5%

重症者数
132人

病床数
164

※病床数は「実運用病床数」(実際に運用されている病床数)

愛知県 40%

重症者数
28人

病床数
70

※病床数は厚生労働省に報告の「確保病床数」

北海道 14.8%

重症者数
27人

病床数
182

※病床数は厚生労働省に報告の「最大で確保できる病床数」


東京都 新型コロナ 327人感染確認 入院者数は3日連続最多

2020年12月07日 03時43分05秒 | 社会・文化・政治・経済

東京都は、6日、都内で新たに327人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1日の感染の確認が300人を超えるのは12日連続で、6日時点で入院している人は1856人となり、3日連続でこれまでで最も多くなっています。

東京都は、6日、都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて327人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

1日の感染の確認が300人を超えるのは12日連続です。

年代別では、
▽10歳未満が4人
▽10代が13人
▽20代が86人
▽30代が64人
▽40代が69人
▽50代が36人
▽60代が21人
▽70代が19人
▽80代が8人
▽90代が7人です。

327人のうち、およそ37%にあたる120人は、これまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、残りのおよそ63%の207人は、これまでのところ感染経路がわかっていないということです。

濃厚接触者の内訳は、「家庭内」が46人、「施設内」が22人、「職場内」が19人、「会食」が5人などとなっています。

このうち「施設内」では、介護付き有料老人ホームで、20代から50代までの職員4人の感染が確認されたほか、練馬区の「ねりま健育会病院」で患者など新たに3人の感染が確認されたということです。

都内で感染が確認されたのは、合わせて4万3704人になりました。

都の担当者は、「引き続き感染者数は高いので気を引き締めてほしい」と話しています。

また、6日時点で入院している人は1856人とこれまでで最も多くなり、現在、確保している病床2640のうち70%を使用していることになります。

都の基準で集計した6日時点の重症の患者は、5日より1人減って54人でした。

都によりますと、6日は、死亡した人はおらず、都内で死亡した人は合わせて511人のままだとしています。


新型コロナ 道内過去最多15人死亡、187人感染 これまでの感染者数は1万人を超えのべ10039人に

2020年12月07日 03時40分53秒 | 社会・文化・政治・経済

12/6(日) 15:20配信

HTB北海道テレビ放送

道内では6日、新たに187人の新型コロナの感染が確認されました。死亡は15人で、1日あたりの死者数としては過去最多です。
 このうち札幌市では、7人の死亡と133人の感染が確認されました。クラスターとなっている太平中学校で、さらに3人の生徒が感染しています。病院での大規模クラスターが相次ぐ旭川市でも、新たに7人の死亡と15人の感染が確認されています。

 その他の感染者は以下の通り:
 空知管内 2人
 石狩管内 12人
 胆振管内 5人
 渡島管内 1人
 檜山管内 6人
 上川管内 2人
 オホーツク管内 3人
 十勝管内 5人
 釧路管内 2人
 その他 1人

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