第100回記念敢闘会を開く

2020年12月19日 03時57分39秒 | 日記・断片

3月以来の敢闘会が12月18日午後1時30分から会館で開かれた。
台宿委縮支部では中田さん、寺川さん、赤嶺さん、井上さんなどに案内状を届けていたが不参加だった。
「持病があるんで」と中田さんさんが新型コロナウイルス感染を恐れているのも、当然だろう。
赤嶺さんは「本当に、会合を開くことができるの?」と懸念していた。
倉田さんはまだ現役で不参加。
定年退職後に、第二の職場で働いているのは、石田さん(介護施設)と平田さん(IT関)など。
結局、参加したのは、10人だった。
初めに第100回記念文集(投稿28名、A4判25ページ)を皆さんに配布。

ちなみに、第1回敢闘会は平成19年(2007年)11月15日(目的は地域貢献、交流、学習、健康増進など)。

司会・進行は井出さんと川原さん。
近況報告などを語ったのは、当方を含め5人(大利根支部、井野支部代表)だった。
第100回記念文集を編集したことを含めて当方(台宿支部)がまず、登壇し語る(約5分)。
来賓挨拶はお二人。
春川会長は定年後に始めたハーモニカで、マイウエーを演奏した。
何時もの合唱と健康体操(太極拳)は止めて、終了後に記念撮影。


境涯とは人間力(人間の幅・奥行き)

2020年12月19日 03時18分13秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▽「同じことが起きても、世間の受け止めはその時々で違う」
▽境涯とは、人が置かれている家庭、経済状態、人間関係、社会的な身分や地位などの状況。身の上。境遇。
境涯が変われば、時間のもつ意味も根底から変わる。
『人間の境涯』とは、その人の人格がどの程度まで成長しているかを表すものである。

▽境涯俳句は、作者(俳人)の人生・境涯に根ざした俳句のこと。
主として病気・逆境・貧困を詠うことが多い。境涯俳句は第二次世界大戦後、花鳥諷詠俳句に代わって、人生俳句(人間探求派)とともに俳壇の大きな潮流となった。
種田山頭火は、その日記において、「すぐれた俳句は作者の境涯ならびに作られた背景を知らないと深い理解にいたらない」と述べている。
秋元不死男は「俳句は境涯の詩である。一句一句の積みかさなりは、やがてそのひとが作家として如何に人生を生きたかという人間内容の提示となる」。
しかし、俳句は作者の境遇・境涯を知らないと解釈できないのかという考えもあり、俳句は境涯を越えて解釈すべきものであるという批判も多い。

▽自分の境涯が変われば、物事の感じ方、捉え方も変わっていくものだ。
逆境も、苦難も、病気も、人生ドラマを楽しむよに、悠々と乗り越えていくことができるだろう。


12月21日、22日木星と金星の大接近(1623年7月以来)

2020年12月19日 02時22分01秒 | 社会・文化・政治・経済

クリスマスを目前に控えた今、星空で珍しいことが起こっている。夕暮れの空を見上げれば、太陽系の2つの明るい惑星、木星と土星がすぐそばにいるように見える。

大きく見えるのが木星

クリスマスの星-ケプラー(天文学者)が説いた。

次の接近は60年後に。

 日本で最も近づいて見られるタイミングは冬至の日、12月21日の日の入り後だ(最接近するのは22日の3時ごろだが、日本では地平線に隠れて見えない)。木星と土星がここまで近づいて見えるのはほぼ400年ぶりで、「グレート・コンジャンクション」と呼ばれている。

 すばらしいのは、この天文ショーは特殊な装置を使わずに観測できること。空が暗くなり始めたら、南西の方向を見るだけでいい。天体望遠鏡をのぞけるなら、さらに珍しいものを見ることができる。通常のアマチュア用の観測装置で、2つの星が同時に視界に収まるはずだ。木星とその4つの明るい衛星、そして環を持つ土星をすべて一度に観測できる。

 だが、12月21日を待つ必要はない。米ロサンゼルスにあるグリフィス天文台でキュレーターを務めるローラ・ダンリー氏は、「21日だけでなく、12月を通して観測すれば、はるかに楽しめるはずです」と言う。「2つの光、木星と土星は、21日までどんどん近づいていきます。もっとも近づいたときは、わずか0.1度しか離れていません」。これは地球から見える満月の直径の5分の1ほどの間隔だ。

 それでも、ほとんどの観測者は2つの惑星を見分けることができる。「運転できる程度の視力があれば、最接近したときでも、木星と土星が2つの天体であることはわかります」とダンリー氏は言う。

 

 

近いようで遠い

 このような惑星の接近は、天文用語でコンジャンクション(合(ごう))と言う。木星と土星の接近は約20年に一度起きるが、その珍しさから「グレート・コンジャンクション」と呼ばれている。それと比べて、内惑星である水星と金星が関わるコンジャンクションは頻繁に起きる。

 太陽から離れた惑星ほど、ゆっくり動くように見える。そして、木星と土星は、肉眼で簡単に観測できるもののうち、もっとも遠くにある2つの惑星だ(土星は木星より遠くにあり、物理的にも木星より小さいので、暗いほうが土星だ)。木星は12年で太陽を一周するが、土星は30年かけて一周する。その結果、木星と土星は20年に一度接近することになる。

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だが、毎回同じような接近が起きるわけではない。2つの星の軌道は、厳密に同じ平面上にはない(もしそうなら、20年ごとに木星が土星を覆い隠すことになる)。通常は、数度の間隔をあけて通り過ぎるように見える。今年は、地球から見ればちょうど隣同士であるように見えるが、実際には何億キロも離れている。

 木星と土星がここまで接近するのは、1623年以来。これは、ガリレオが初めて望遠鏡を夜空に向け、木星の4つの衛星を発見した10年ほど後のことだ。しかし、このときは問題があった。米アリゾナ州にあるローウェル天文台のケビン・シンドラー氏は、「観測しにくかったはずです。2つの惑星が太陽に近い位置にあったからです」と言う(2000年に起きた前回のグレート・コンジャンクションも同様だった)。

「ここまで近く、さらに観測できるものとなると、1226年までさかのぼらなければなりません」。次にこの近さでコンジャンクションが起きるのは2080年だ。

躍動する太陽系

 歴史を通して、人類は惑星のコンジャンクションに注目し続けてきた。占星術的に重要な意味を持つ現象と考えられていたからだ。たとえば、14世紀英国の詩人ジョフリー・チョーサーは、叙事詩『トロイルスとクリセイデ』で、1385年のグレート・コンジャンクションについて「土星と木星がかに座で交わり、このような大雨が降り注いだ」と書いている。

 世界的な大洪水を予言した占星術師もいたが、もちろんそのようなことは起きない。だから、この天文ショーは安心して見ることができるし、写真を撮ることもできる。

 米ルイジアナ州立大学の天文学者、ブラッドリー・シェーファー氏は、「いい写真を撮りたければ、いい機材をそろえ、しっかり練習して十分に実験しておくことです」と言う。夜空の2つの点はスマートフォンのカメラでも撮影できるかもしれないが、デジタル一眼レフカメラや三脚に取りつけられるズームレンズを搭載したカメラのほうがいい写真を撮れるだろう。

「三脚は必要です。また、事前に撮影場所を計画しておいたほうがいいでしょう」とシェーファー氏は助言する。南西の方向に障害物がないことは確認しておこう。

 もし曇っていても、心配することはない。アリゾナ州のローウェル天文台を含め、たくさんの天文台がこのイベントをライブ中継している。

 ダンリー氏はこう話している。「毎夜観測すれば、太陽系のダイナミックさを感じることができるはずです」

参考ギャラリー:2019年のイチ押し宇宙画像 超新星から巨大ブラックホールまで 11点(画像クリックでギャラリーへ)
2019年に発表された宇宙関連の写真から、荘厳なものを厳選してお届けする。 (Photograph by Christina Koch/NASA)