円安追い風、客数も最多―24年
時事通信 経済部配信
24年10~12月期は前年同期比37.3%増の2兆3108億円。四半期ベースでも24年4~6月期を抜き、過去最高を記録した。
年間消費額の費目別では宿泊費が3割強と最も多く、買い物代が続いた。
国・地域別では中国が約2割でトップだった。1人当たりの旅行支出は前年比6.8%増の22万7242円だった。
日本政府観光局が同日発表した24年の訪日外国人数は前年比47.1%増の3686万9900人。
コロナ禍前の19年(約3188万人)を上回り、過去最多を更新した。
航空便の回復を受け、東アジアや米国、オーストラリアなど幅広い地域からの客が増えた。
国・地域別では韓国が26.7%増の881万7800人でトップ。次いで中国が約2.9倍の698万1200人で、台湾、米国が続いた。
24年12月は前年同月比27.6%増の348万9800人。クリスマスや年末年始に合わせて訪れる客が増え、単月では過去最多だった。
一方、24年に出国した日本人数は前年比35.2%増の1300万7300人だが、19年比では6割強の水準にとどまっている。
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