▼生命尊厳の世紀の実現へ。
崩れることのない平和の土台をるくる。
多角に論じべき問題があるとすれば、生命を第一に尊重しなくてはならないという確固とした「信念」と「哲学」を人類に根付かせることが重要である。
人類が抱える問題を克服するには、国や民族を尊重し合う世界を築く以外にない。
▼「健康な状態」については、生命の定義が難しいと同じように、健康の定義もまた難しい。
どこにも病気がないのが健康である、とはできない。
むしろ、健康とは、崩れやすい均衡状態と、その均衡状態をいつも確立しておこうとする恒常的なダイナミズム(活力。 力強さ)との間の緊張状態である。
病気そのものは必ずしも人生の敗北を意味するのではなく、むしろ、それとの対決を通して、新たな生命の充実を招来し、人生勝利の凱歌をあげることも可能である。
病気を幸福するプロセスそのもが、心身を鍛え、より幅の広い<均衡状態>をつくだしていくものであり、そこに健康が輝いているのではないだろうか。
▼今、最も求められるのは、心の変革、考え方の変革である。
▼人類は現在、人口の爆発、科学技術の発展がもたらした核兵器の脅威、環境問題など、かつて経験したことにない重大な問題に直面している。
どのような困難な問題でも、それを避けたり、先送りはできない。
実はこれが実に偉大なことだ。
そして、対話を通して、地球的なネットワークを広げることだ。
一人では不可能なことでも、他の人々と手を携えていければ可能性を大きく開いていけるのである。
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