ディスレクシアの正しい認識
読み書きの困難さにとらわれない生き方
自分を知り、得意なことで勝負すればいいんです。
わが子を信じ、まずできることの方に目を向けてください。
本人がもがきながら見つけた方法は、絶対忘れません。
NPO法人エッジ
NPO法人エッジはディスレクシアの正しい認識の普及と支援を目的とした特定非営利活動法人として、2001年10月に認定設立され活動しています。
ディスレクシアは知的に問題が無く、聴覚・視覚の知覚的機能は正常なのに、読み書きに関しては特長の有るつまずきや学習の困難を示す症状のことを言います。
ディスレクシアの全ての人が活き活きと暮らせる社会を目指します。
一人の人間の一生にかけての問題ですから、広く研究者、行政、教育機関、メディアなど多方面に働きかけ、ディスレクシアの全ての人が活き活きと暮らせる社会にするために広く啓発活動を行い、ディスレクシアの人たちの支援をして、関係する人たちのネットワークを作ります。
1) 啓発活動:イベントなどの開催をする。メディアへ情報を提供する。
2) 支援:相談窓口を開設し、情報の提供をする。
3) ネットワーク作り:専門家、支援者のネットワーク作りの核をまず東京で作り、その後各地への展開をするディスレクシアに関する情報センターの役割を担う。
団体の目的
(定款に記載された目的)
ディスレクシア(読み書きの障害)とは広義の学習障害(LD-Learning Disabilities)
の中で、通常の知能を有しながら、特に読み、書きの能力に支障があるために教育の
現場での自己表現が困難な者をいう。この法人は、ディスレクシア本人と彼らに関わ
る人々に対して、その症状の正しい認識と、診断または判断の後、学習における困難
さの分野と程度の認定、最も有効、ホリスティック且つ本質的な教育の指導方法・機
会・手段を提供しそれにより彼らに多くの可能性を与えられることを目的とする。
団体の活動・業務
(事業活動の概要)
■具体的には
(1) 啓発活動
・ 社会の理解を得るための企業、学校、行政、PTA、民間教育機関、医療機関等に対するワークショップや講演を開催する
・ イベントなどの開催をする
・ メディアへ情報を提供する
(2) ネットワーク作り
・ 専門家、支援者のネットワーク作りの核をまず東京で作り、その後各地への展開をする
・ ディスレクシアに関する情報センターの役割を担う
(3) 支援活動
・ 人材育成:ディスレクシアの支援ができる人材の育成
-LSA(学習支援員)の養成講座
基礎講座はe-learningで行っている
・ スクリーニング(支援方法を策定するためのチェックリスト)と教材を開発する
・ 相談窓口を開設する
・ 情報の提供をする
現在特に力を入れていること
1.学習支援員(LSA)養成の普及と充実
-2005年よりスタートし約250名を学習支援員養成しました。
-2008年に「能力を引き出し伸ばす支援」テキストを作成しました。
-2010年より各地に普及
2014年よりe-learningを開始
-各地に展開(札幌、広島、大阪、宮崎)
2.ディスレクシアの成人の 就労支援活動
-2010年ディスレクシア成人の 就労ガイドブック作成
内容は
第1章 自分を知る
第2章 自分を知る2
第3章 自分を表現する
第4章 就職活動1
第5章 就職活動2
第6章 企業の見方
第7章 就職に関わる制度
-2010年 就労実績あり参加者全員
3.音声教材 BEAM の無償提供
現在小学校1年生から中学校3年生までの国語、社会が各2社分入手可
4.DX会とキッズ&ティーンズクラブの開催
本人のエンパイント、ジョリーフォニックス英語講座
5.DXセミナー(2014/10からほぼ毎月開講)
6.オンライン講座によるディスレクシアへの指導ができる教員及び支援者育成
会長藤堂 栄子さん
星槎大学特任教授 60歳で大学院へ行き修士を取る