仕事の道楽化

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今を幸せに生きる作法

2018年08月28日 | 修養
 遅ればせながら、気になっていた本「君の膵臓を食べたい」を読み始めた。

 出てくる女の子は、小さなことにもいちいち感動する。

 焼き肉を食べれば、

 「んまーい、お金持ちはこんなんばっかり食べてるのかな」

 カフェオレを飲めば

 「美味しー」といちいち感想を言う。

 生きる作法としては、誠に素晴らしい。

 きっと、感動の言葉を発する度に、この女の子は幸せを感じている。

 

 この本を読んでいて、野口芳宏先生を思い出した。

 私が(勝手に)「師匠」と尊敬している先生である。

 飲み会の席では、にこにこしながら、

 「いやあ、うまいねえ。最高に幸せだよ。」
 
 「これは、ここの郷土料理?うまい。」

 などと、おいしそうに食べる。

 うまいものをうまいと口に出す野口先生は、とても幸せそうに見えた。実際、幸せをたくさん感じておられるに違いない。


 今を幸せに生きる作法というのは、「感動を言葉にする。」「感謝を言葉にする。」と言うことなのかもしれない。
 
コメント
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