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「3 脱いだ履き物を揃え、席を離れる時は椅子を机の下に入れる。」子に育てるには、どうすればよいか。

2020年05月26日 | 出産・育児
 前回からのブログ「子育てが驚くほどうまくいくようにするには、この3つの躾を徹底させることが重要」の続きである。

 「挨拶」「返事」に続けて「履き物揃え」編である。

「3 脱いだ履き物を揃え、席を離れる時は椅子を机の下に入れる。」子に育てるには、どうすればよいか。

シンプルで、確実な方法がある。

 それは、

 「子供ができるようになるまでは、親が揃える」

 である。

2~3歳頃までは、子供の履き物は、親が揃えてあげる。

 「履き物は、揃えるものだ」というイメージが子供に定着する。

 定着すると

 「揃っていない履き物を見ると、違和感がある」

 というまでになる。

これは、子供が「正整美」(正しく整っていることの美しさ)の感性を身に付けたともいえる。

2~3歳頃まで親が並べ続けるのは、大変かもしれない。

しかし、その間だけやり続けることで、「履き物揃え」をしようとする感性は身に付く。


 揃えられるようになったら、揃え方を教えればよい。

 あとは、挨拶や返事の時と同じである。

 揃えていたら、ほめる。


「椅子を入れる」という躾も同じである。

 小さいうちは、親がしてあげる。

 自分でできるようになったらさせる。ほめる。


 これは、子供にとって一生ものの財産となる躾である。

 なぜこれらの躾が重要か、子供から見た重要性と親から見た重要性に分けて述べてみたい。

 以下、続く。
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