こんな授業を見たことがある。
教師: 「教科書○ページを開きます。」
児童:・・・無言。
教師:題名を書きなさい。
児童:・・・無言。
教師:○番の問題を解きます。解いたらもってらっしゃい。
(持ってくる)
教師:よくできたね。マルです。
児童:・・・無言。
一見、静かに授業は進んでいく。しかし、違和感を感じた。
それは、子どもが反応していないということである。
反応する子を育てるのは、とても大切である。授業が活性化する。
こんな授業の方を自分は目指している。
教師: 「教科書○ページを開きます。」
児童:・・・(書き終わった子が、「書きました。」と言う。まだの子は、少しプレッシャーを感じる。)
教師:題名を書きなさい。
児童:・・・(書き終わった子が、「書きました。」と言う。先ほどとは違う子が「今度こそは!」という気持ちで、はやく書くことも多い。)
教師:○番の問題を解きます。解いたらもってらっしゃい。
(持ってくる)
教師:よくできたね。マルです。
児童:・・・「やった。できたあ。」
「有り難うございます。」
等々である。
意外と、こういう「反応するこ」とを指導しているクラスは少ない。
基本的には、働きかけに対して反応する子どもを育てることが、本人を初め周りの人たちにとって幸せな教育を進めていることになると考えている。
(もちろん、指導する内容にもよる。シリアスな内容の場合は、反応は望んでいない。しかし、一般的な学習の場合、反応する子を育てた方がよいと考えている。)
ぼくは綾部先生の2年後輩で、高校教師で退職しました
先生のブログを読み、嬉しく思いました
愚息が延岡北方小学校に勤務しています 先生のような方と知り合いになり教師として多きな成長を期待しております 黒木正大 と申します お暇な時にご連絡頂きますと嬉しゅうございます
自分ができなかった教育の真髄を若い教育者に託したいと思いますね
よろしくお願いします
先生の一段の奮闘をご期待申し上げます