祖父江砂丘

　このところ週末は実家で過ごしている関係で時間が空くと木曽川沿いをプラプラと。
　本日は祖父江砂丘へ行ってきました。
　祖父江砂丘は木曽川沿いにある河畔砂丘で（河岸砂丘ともいいます）全国的にも珍しいものということです。
　この存在は木曽川沿いでバードウォッチングをしていた少年時代に当地を訪ねた時に見知らぬ大人に教えてもらって知った存在です。
　以前にもサイクリングの途中に立ち寄りブログで紹介したのですが今日は砂丘のある祖父江緑地をブラブラと歩いてきました。
　記憶が曖昧なので、はっきりししたことは言えませんが以前より砂丘が小さくなっていうか植生遷移が進んでいるように感じました。
　実際に植生遷移が進み樹木が生育しているところは砂質土であることが推察できます。
　治水工事の関係で川と陸地がしっかり分けられたこともさることながら飛砂被害を防ぎ農地を獲得し食糧生産力を高めるといったような様々な取り組みが行われた結果ではないかと思います。
　日本は夏場の高温多湿な気候であるため人為的な影響が無ければ基本的に森林が成立するところですので内陸部に砂丘ができることは稀だということは想像できます。
　何故砂丘ができたかは色々な資料を調べないと分からないですが木曽三川の河口域で江戸時代までは木曽川、長良川、揖斐川は分流されておらず氾濫を繰り返すことで植生遷移が止められたことと、冬の強烈な季節風がもたらした産物といえるでしょう？
　分流し氾濫することが稀になったこと、これが砂丘の規模を小さくしているのでしょう。
　恐らく人為的に遷移を止めないと砂丘は残らないと思いながらブラブラしたのでした。
　といっても砂丘が発達するような環境を作り出したら周囲に住んでいる人への影響が大きく無理でしょうけど。（管理人）






にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村

にほんブログ村のいろいろなランキングに登録してみました。
ポチッとしてくれると、嬉しいです！！