バナナの皮を剥いたら、こんな筋がありました!
初めて見ました、こんなバナナ!
食べてみると、甘味はないし、硬いし・・・とにかくマズイ!
なぜ、こんなバナナができたのか、その理由を調べてみました。
バナナの果実内部には、水分や養分を運ぶ管が集中した
導管や維管束という部位があります。
肉眼でも確認できる部分としては、次の3つがあります。
・果皮と実との間の無数の筋
・中心部
・中心部から果皮に向かって3方向に放射状に伸びている筋
写真の黒い筋は、これらの導管や維管束が目詰まりし、
周辺の組織が枯れて木質化したものです。
食べても害はありませんが、正常に生育したものではないので、
追熟させても十分に熟度や糖度を得ることはできません。
また、これは外見での判断が難しいので、検品や袋詰めの際も
見落とされてしまうことがあります。
その場合は、交換または返金を申し出て下さいとのことです。
こんな状態のバナナに出逢え、またひとつ知識が増えたので
ラッキーでした。 (^^)v