静岡県立農林大学校の
「クッキング&販売サークル」が、
さつまいもの粉と米粉をミックスさせた
なでしこケーキを2種類開発しました。
写真左が「ジェイレッド」、右は「おきこがね」という
さつまいもの粉で作られています。
切ってみましょう。
色の違いがよくわかります。
「ジェイレッド」は、ジュースに用いられる
オレンジ色のさつまいもで、β-カロテンが豊富。
ケーキは、しっとりときめが細かく、
ほんのり、にんじんの味がします。
「おきこがね」は、果肉が白っぽく、
甘味がほとんどないので、
じゃがいもの代わりに利用できる品種。
ケーキも上品な甘味が楽しめます。
農林大学校では、
一昨年の卒業生が米粉について研究し、
昨年の卒業生がさつまいもの製粉技術について
研究を重ねていきました。
つまり、先輩たちの研究成果を
後輩たちがケーキという形で完成させたのです。
なでしこケーキは、現在、
掛川市で第3土曜日に開催される軽トラ市で
1個350円で販売されています。
女子サッカーチームにちなんで
なでしこケーキと名付けられたそうですが、
しっとりと甘さひかえめで、和の風情も感じられます。
そんなやまとなでしこなケーキを
あなたもぜひ、お召し上がりください。