磐田白ネギというと、11月~3月が旬というイメージですが、
実は、今の時期も作られています。
海岸の砂地を利用して栽培されている
初夏ネギの収穫作業を見せていただきました。
●ネギ収穫専用の機械です。
●傷んだネギはここで排除されます。
●約60本、10kgが1コモという単位で束ねられます。
1件の農家で、多い時は1日400コモ、
今の時期は120コモが磐田市の選果場へ運ばれます。
初夏ネギは、白い部分が25cmないと
規格外となってしまいます。
畑の中に立てられたこの棒が
収穫の目安となっています。
先日の台風4号の影響で、塩害被害を受け
葉は黄色くなっていますが、
出荷の際は、外される部分なので
品質に問題はないとのことです。
冬~春のネギに比べると、
水分が少ないので、葉も硬く、
全体の重量も軽めになっています。
初夏ネギは、市場に出回ることは少なく、
ほとんどが焼き鳥などの加工用に回されるとのことですが、
居酒屋さんで焼き鳥を食べる時は、
台風にも、塩害にも負けなかった強いネギのことを
思い出してください。