沖縄に出張中のお友達から
「何か興味のある沖縄の野菜はありますか?」
と、大変ありがたいメッセージをいただきました。
その時、真っ先に思いついたのが「田芋」でした。
里芋や山芋の講座をやる時に、資料を作っていると
必ず、この沖縄の「田芋」という言葉に出会います。
どうしても食べてみたいけど、
ゴーヤや青パパイヤのように出回ることはないだろうと諦めていました。
そして送っていただいたものがこちら。
見た目は、里芋そっくりです。
「田芋」は、茹でるか蒸すかされたものが市場には出回っていて、
生で流通されることは、ほとんどないそうです。
これも、蒸したもののようです。
「田芋」は水田で育つお芋で、水のきれいなところでしか育ちません。
【栽培風景の画像 お借りしました】
そして、水田から収穫すると傷むのが早いのだそうです。
だから、加熱された状態で出回っており、
加熱した方が日持ちが良いとのこと。
皮を剥いて…と言っても、
きぬかつぎのように、つるんと皮が剝けるわけではなく、
包丁で硬い皮をむいて、ヒマラヤ岩塩をつけていただきました。
一番近い食感は、クワイでしょうか?
水気の抜けたセレベスのような感じもします。
栄養価は、でんぷんが豊富ですが、
芋類の中では、カリウムやカルシウム、鉄分、ビタミンAやCを
比較的多く含んでいます。
食物繊維も、水溶性0.6g、不溶性1.6g含んでおり、
この総量は、こんにゃくと同じですね。
そのせいか、今日は、最近の私にしては珍しく快腸です。 (*^^)v
さて、あとは、この「田芋」をどうやってお料理するか…ですね。
色々とアイデアは沸いてきているので、
ちょっとタイモ、いえ、ちょっとタイム!! (^^;