”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

サカタのタネ見学(長ねぎ編)

2016-11-23 00:35:51 | 野菜

野菜ソムリエコミュニティ静岡のメンバーで

掛川市にあるサカタのタネ掛川総合研究センターの圃場を

見学させていただきました。

  

まずは、長ねぎからご紹介させていただきます。

  

青い空にねぎの緑色が映えます。

ずら~っと整列したねぎの姿は、とても気持ちが良いものです。

 

   

 

この中で、詳しく説明していただいたのが、夏扇パワーという品種。

 

  

名前に「夏」と入っていますが、秋冬にも収穫できます。

白い部分が40cmになるように育てます。

そして、緑の葉の部分を20cmにカットして出荷されます。

   

夏扇シリーズには、他に「夏扇2号」「夏扇3号」「夏扇4号」があります。

 

  

そんな夏扇シリーズの中で、

「首」の部分、つまり緑色の部分と白い部分をつなぐ部分が

一番緩やかなのが、夏扇パワーなのです。

 

「首」のしまりが緩やかということは、

それだけ繊維がやわらかいということ。

今は、そんな「しまりがない」ねぎが主流なのだそうです。

逆に「首」のしまりが良い代表的な品種というと

群馬県の下仁田ねぎが挙げられます。

  

夏扇パワーよりも、もっと「首」のしまりが緩やかな品種で

春扇というものがあります。

その姿は、こちら。

 

周りのねぎに比べると。葉が倒れているのがわかります。

 

   

繊維質が少なく、肉厚で食べやすい品種が求められているのですね。

私は、もともと長ねぎはくたくたに煮てしまうのが好きなので、

この「しまりのなさ」で大満足ですけどね。(*^-^*)

 

   

コメント
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