これは、1400gのもやしを干したものです。
一番大きなジップロック1袋分、重さで77gになりました。
今月の干し野菜ワークショップ用なので、大量です。(^^;
お天気を見ながら、干しています。
今朝からは、ブナシメジを7パック分干しています。
先日、ある講座に参加した時、近くに座られた方が隣の席の方と
こんなことを話されていました。
「野菜の保存、困るよね。
干し野菜もやってみたけど、結局干すだけじゃない?。
だから、やめちゃった!!」
この方は、私が干し野菜講座をやっているなんていうことは
全く知らずに、お話をしていました。
また、先日、スーパーで会ったご近所さんは、
「ピーマンがたくさん採れたから、干しているんだけど、
売っている干し野菜みたいにパリッとならないんだよね。
途中で色もオレンジ色に変わっちゃって…。
だから、捨てちゃった!!」
まあ、もったいない。
干しているうちに、ピーマンがオレンジ色に変化するのは
当たり前のことで、もちろん食べられます。
干し野菜でも、切り干し大根や乾しいたけは、
商品になっているお手本があるので
それを目指して干せばいいのですが、
これまでになかったものを干す時、悩まれる方が多いですね。
それに加えて、最近は直売所などで
切り干し大根や乾しいたけ以外の干し野菜も売るようになってきたので、
今度は、それをお手本に干そうとするのですが、
先ほどの干しピーマンのようにうまくいかない・・・。
直売所などで売られている干し野菜は、機械乾燥です。
高額な乾燥機を導入し、野菜や果物ごとに干す温度や時間を変えて、
何度も実験を繰り返し、
きれいな干し野菜を作っていらっしゃいます。
機械の中に放り込めば、はいおしまい…ではありません。
機械乾燥でも、それだけの努力をなさっています。
それを、お日様の力だけでやろうとするのですから、
失敗もあります。
いつも、同じように仕上がるとは限りません。
それも含めて、干し野菜を楽しんでいただけたらと思います。
そして、決して保存のためだけに干しているのではありません。
その先には「料理に利用する」ということが待っています。
料理に利用しなければ、干し野菜は干すだけ、
冷凍保存した食材は、冷凍しただけで終わってしまいますから…。
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