野菜講座や料理教室をやらせていただいているので、
情報収集のために本はよく買います。
野菜に関する本はたくさん出ていますが、
美容と結び付けたようなきらきらした本は、どうも性に合わないので、
どんな方が監修されているのかを確認して、
自分で信頼できると思ったもの・・・
例えば、農学博士、医学博士、病院の栄養部などが監修しているものを
選んで買うようにしています。
最近、買った本はこちらです。
食材の栄養を無駄なく摂取できるコツが、
●切り方
●調理の仕方
●保存の仕方
●食べ方
●食材選び
などの項目に分けて詳しく解説されています。
参考になることがいっぱい!!
でも、これはあくまでも「栄養を無駄なく摂るための食べ方」として
参考にしたいと思います。
それは、料理は栄養補給のためだけにあるのではないから・・・。
例えば、ピーマンの栄養素を逃さない切り方は、繊維に沿った縦切りですが、
酢豚の中に縦切りのピーマンを入れようとは思わないし、
生野菜のサラダに散らすなら、輪切りの方が食感が軟らかくなって食べやすいでしょう。
また、大きくカットした方が良いと言われている野菜も、
咀嚼する力が弱っている方には、小さくカットした方が良いのは当たり前。
「栄養を無駄なく摂るための食べ方」の知識を身に着けた上で、
どんな環境でどなたに食べていただくのかを判断し、
これからも楽しくお料理をしていきたいと思います。
見た目もあるし、食感だって…
美味しく食べられるのが、先決⁉︎(笑)
人によって料理に求めるものは違うからね~。
「見た目を美しく仕上げたい。」と考える人にとっては、
ごぼうを水にさらさないなんて考えられないだろうし、
「栄養は余すところなく摂りたい。」と考える人にとっては、
ごぼうの皮をむくなんてもったいないと思うだろうし・・・。
でも、ぷ~ちゃんちのお野菜は、どんなふうに食べてもおいしいね!!