昨日の記事にも書きましたが、
碾茶(てんちゃ)という大変珍しいお茶を飲ませていただきました。
この碾茶、お料理にも使えるんじゃないかと思ったので、
一袋購入してきました。
お茶のかねまつさんの碾茶です。
中の茶葉は・・・。
上の写真でもおわかりになるでしょうか?
茶葉1枚、1枚がとても大きくて、煎茶とは異なる形状です。
バリバリとしていて、そのまま食べると焼き海苔のようです。
碾茶というのは、品種ではなく加工の仕方です。
簡単に説明すると、
日光に当てずに育てた茶葉を、蒸して、もみ込みながら乾燥させたものが「玉露」、
同じ茶葉を蒸した後、すぐに乾燥させたものが「碾茶」です。
だから、もみ込んだ玉露は針のような形をしているのに、
碾茶は、平たい形をしているのです。
そして、この碾茶を挽いたものが抹茶です。
普通の緑茶を挽いても、抹茶のような状態にはなりますが、
これはあくまでも「粉末緑茶」であり、抹茶とは言いません。
この碾茶、もちろん急須に入れて、普通のお茶のように飲んでもいいのですが、
この焼き海苔のような風味を生かして、
生産者様おすすめの食べ方をしてみました。
それは、塩と碾茶を炊き立てのご飯に混ぜ、
おにぎりにする・・・という食べ方。
これはもう最高においしいです!
碾茶はうまみが強く、そのうまみがごはんに溶け出していきます。
食べてみると、混ぜ込みわかめのおにぎりのようです。
(見た目もそうですね!!)
これから、どんどんお料理に使って行きますね。
碾茶は抹茶に加工して流通していることが多いので、
碾茶の状態で手に入るのは、産地ならではですね。
恵まれた環境に感謝です。
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