今年の本屋大賞は上橋菜穂子氏の『鹿の王』に決まりましたね。
鹿の王 (上) ‐‐生き残った者‐‐ | |
上橋 菜穂子 | |
KADOKAWA/角川書店 |
鹿の王 (下) ‐‐還って行く者‐‐ | |
上橋 菜穂子 | |
KADOKAWA/角川書店 |
残念ながらまだ読めていません。
2位には先日紹介した『サラバ!』。
個人的に応援していた伊坂幸太郎関連では8位『キャプテンサンダーボルト』、9位『火星に住むつもりかい?』でした。
只今本を読むのが日課になっている身としては、やっぱり本って偉大だと思います。
さて今夜のジャズです。
ホセ・ジェイムスの新盤で、尊敬してやまないジャズ・シンガー ビリー・ホリデイに捧げてリリースされたトリビュート・アルバム『Yesterday I Had the Blues』。
Yesterday I Had the Blues | |
Blue Note Records | |
Blue Note Records |
1. Good Morning Heartache
2. Body and Soul
3. Fine and Mellow
4. I Thought About You
5. What a Little Moonlight Can Do
6. Tenderly
7. Lover Man
8. God Bless the Child
9. Strange Fruit
Jose James (vo)
Jason Moran (p)
John Patitucci (b)
Eric Harland (ds)
どちらかと言うとクラブミュージック寄りのホセ・ジェイムスですがかなりブルースでジャジーな内容になっています。
やっぱりジャズ・ヴォーカリストとしての基礎がしっかりしてこそのホセ・ジェイムスなのだということを痛感させられます。
かなりしっとりとした出来。
バックのピアノトリオは名門ジャズ・レーベルBluenoteを代表するピアニストのジェイソン・モランをはじめとした実力者揃い。
モランで言えば4曲目のゆったりとしたソロやアップテンポな5曲目の出だしのソロ、7曲目のブルースなソロ、8曲目のエレピと様々な演奏が痺れます。
ジョン・パティトゥッチのベースが引っ張る3曲目も良いですね。
メンバーも含め、ジャズ・ヴォーカル盤として私の中での上位に食い込む一枚です。
José James - Yesterday I Had The Blues (album trailer)
明日はカットに行こう。
さっぱりと。