今朝も無事起きることができました。
毎晩「明日朝起きたい」と念じながらの日々ですが、体が慣れるまで続く儀式でしょう。
今日は昨日ほどバタバタすることはなかったですが、逆にポカーンと時間が空いたりして、まだまだリズムが掴めていないです。
そんなモヤモヤを抱えた今夜のジャズ。
先日に引き続き、日本のジャズ・シーンを牽引した菊地雅章の作品を。
晩年に残したECMでの初リーダー作の『Sunrise』をご紹介します。
Sunrise | |
Umgd/Ecm | |
Umgd/Ecm |
1. Ballad 1
2. New Day
3. Short Stuff
4. So What Variations
5. Ballad 2
6. Sunrise
7. Sticks And Cymbals
8. End Of Day
9. Uptempo
10. Last Ballad
菊地雅章(p)
Thomas Morgan(b)
Paul Motian(ds)
ドラムスはポール・モチアン、ベースに気鋭のトーマス・モーガンを起用。
全曲3人のインプロヴィゼーションで、フリー要素が大。
菊地は若き日の猛々しいな情熱さはなりを潜めていますが、新しい境地に進んでいることが良く分かります。
モチアンのドラムスを規律として、菊地の自在なピアノ、そして口数が少ないながらも菊地と相対するモーガンのベース。
菊地がリーダーであるので彼のピアノが主役かというと意外にもそうでもなくモーガンが結構強烈に圧してくる場面もあり。
実際菊地のインタビューを見ると、二日で録音したモノが今一つ納得がいかずに放置していたら、モチアンが両者の食い違いをうまいこと編集して菊地が感心したそうです。
私にはまだまだ難しいところもある作品です。
ただ確実に奥行きがあって、聞き込むほどに味わいが違ってくる作品だと思います。
さて今夜は我らがホークスの柳田選手のHRでお別れします。
【プロ野球パ】逆方向へグングン伸びる!柳田の19号2ランで4点リードに 2015/07/28 E-H
明日も無事に起きたい。
お休みなさい。