雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
興味のあることには片っ端から手を出して
そして時々飽きます

Same Mother

2015-03-19 | 音楽

今日は朝起きるのがしんどかったです。

この症例をなんとか無くすべくリハビリ中なんですけどね。

無事毎朝起きて、自習室に通う。

これができないようならまだ仕事には戻れない、ってことなので、強いプレッシャーにならない程度に肝に銘じてやっています。

 

さて今夜のジャズですが、ジャズのフリーペーパー「Way Out West」でも特集を組まれていましたジェイソン・モラン。

過去盤ですがご紹介するのは『Same Mother』。

 

Same Mother
Blue Note Records
Blue Note Records

 

1.Gangsterism on the Rise
2.Jump Up
3.Aubade
4.G Suit Saltation
5.I'll Play the Blues for You
6.Fire Waltz
7.Field of the Dead
8.Restin'
9.The Field
10.Gangsterism on the Set

Jason Moran (p)
Marvin Sewell (ac-g,el-g)
Tarus Mateen (b,el-b)
Nasheet Waits (ds)

 

タイトルは「ジャズとブルースの母は同じだぜ」というメッセージのようです。

それが初っ端から2曲連続で味わえます。

モランの左手の低音。

昨今流麗なピアニストを私自身も結構聴いていますが、無骨にゴツンときます。

かと思えば3曲目はブルースでありながらもとても美しいピアノの音色。

モランの引き出し相当多いですね。

Jason Moran - "Aubade"


昨年発売された新譜の『All Rise』も持っているのですが、まだ十分聴きこめておりません。

 

All Rise: a Joyful Elegy for F
Blue Note Records
Blue Note Records

 

近いうちにアップできるまで聴きこみます。

ただ流しで聴いた限り、かなり新しいアプローチのようです。

 

明日は金曜日。

終わったら行きつけのビアバーにだーっとなだれ込んでグビっと行きたいところですが、体調調整中の身につき、明日は飲みません。

土曜はリワーク時代の友人と飲みに行くので、まあ明日は我慢します。

 

 

 

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Kind of Cool

2015-03-18 | 音楽

今日から自習室通い。

久しぶりにシーンとした環境にいました。

ただ午前中少し眠気を感じてしまい、やはり疲れました。

こういうところからリハビリです。

 

さて今夜のジャズをご紹介。

独の名門ジャズ・レーベルACTの屋台骨の一人、ドラマーのウォルフガング・ハフナー。

彼の新作がリリースされました。

 

Kind of Cool
Imports
Imports

 

1.Hippie
2.So What
3.Piano Man
4.Autumn Leaves
5.Tantricity
6.Summertime
7.My Funny Valentine
8.One For Daddy O
9.I Fall In Love Too Easily
10.Django
11.Remembrance

Wolfgang Haffner(ds)
Dusko Goykovich(tp)
Jukka Perko(as)
Christopher Dell(vib)
Jan Lundgren(p)
Dan Berglund(b)
Max Mutzke(vo)(3)
Frank Chasteniere(p)(3)
Christian von Kaphengst(b)(3)
Nils Landgren(tr)(8)

 

メンバーがものすごい。

私も好きなピアニストのヤン・ラングレン、トロンボーンのニルス・ラングレン、そして元e.s.t.のベーシスト ダン・ベルグルンド、もはや重鎮トランペッターとなったダスコ・ゴイコビッチなどなど。

これだけのメンバーを集め演奏するのは、マイルス・デイビスの「So What」から、MJQ「Django」、キャノンボール・アダレイの「Autumn Leaves」、チェット・ベイカーとマイルス・デイビス「My Funny Valentine」。

タイトルが『Kind of Cool』とあったので、マイルス・デイビス『Kind Of Blue』のトリビュートで「So What」は分かるのですが、それ以外は『Kind Of Blue』ではないですね。

これはトリビュート盤と言うわけではなく、マイルス・デイビスを始めとした当時のCoolな演奏をこのメンバーでやってやろうかい!っていうような意欲作なんでしょうね。

北欧ジャズ・オールスターズのCoolな演奏が愉しめます。

 

Wolfgang Haffner Piano Man

 

 

 

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透明カメレオン

2015-03-17 | 

昨日のカウンセラーとの面談を受け、明日から民間の「自習室」に通うことにしました。

これまでは毎日喫茶店へ行き、本を読むことで生活リズムを掴もうとしていました。

でも喫茶店はBGMも流れているし、煙草もその場で吸えるし、職場の雰囲気とは大きく違います。

職場に通うように「自習室」に通い、生活のリズムを掴むとともに、職場のような環境に体を馴染ませる。

これを目標にとりあえずやってみたいと思います。

 

さて先日読了した本のご紹介。

道尾秀介 作家生活10周年記念作 『透明カメレオン

 

透明カメレオン
道尾 秀介
KADOKAWA/角川書店

 

いつもならあらすじを書くところですが、本作の紹介動画がありましたので、こちらをご覧いただければあらすじが分かると思います。

 

『透明カメレオン』 道尾秀介著 あらすじ動画

 

『透明カメレオン』 道尾秀介著 インタビュー動画

 

道尾作品にしては軽快なタッチでコミカルな描写も多く、『カササギたちの四季』を彷彿とさせるところがあります。

コミカルに描かれつつも、その背景には切ない事情があり、特に終盤にかけて爽快感を感じるとともに胸を締め付けられるような事実も出てきます。

透明なカメレオン、とは何のことか。

途中そのことが出てきますが、著者がインタビューでコメントしているように読後そのタイトルが意味することが分かると思います。

 

道尾ファンのみならず、是非とも読んでいただきたい作品です。

 

 

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The Incredible Jazz Guitar Of Wes Montgomery

2015-03-16 | 音楽

今日カウンセラーと面談でした。

少し職場で緊張感を感じてしまい、それが週末にうまく抜け切れておらず、翌週の週明けにこけてる原因では?とのこと。

ありますね。

アドバイスを色々と頂いたので、早速明日から試してみます。

 

さて今夜のジャズでも。

ここのところ新譜の紹介が続きましたので、久しぶりに名盤と言われるモノをご紹介。

ジャズ界における名ギタリストの一人、ウェス・モンゴメリーの代表作『The Incredible Jazz Guitar Of Wes Montgomery

 

Incredible Jazz Guitar
Ojc
Ojc

 

1. Airegin
2. D-Natural Blues
3. Polka Dots and Moonbeams
4. Four on Six
5. West Coast Blues
6. In Your Own Sweet Way
7. Mr. Walker
8. Gone with the Wind

Wes Montgomery(g)
Tommy Flanagan(p)
Percy Heath(b)
Albert Heath(dr)

 

本盤はジャズを通る方なら一度はお聴きになる盤ではないでしょうか。

出だしの低目のぬくもりのある音を感じます。

ピックを用いず指弾きならではの音ですね。

優しい感じ。

 

アップテンポの1曲目でもそれを感じさせます。

 

WES MONTGOMERY, Airegin (Rollins)

 

またサポートのトミー・フラナガンはジャズ界における名脇役。

この二人のソロが特に愉しめるのは5曲目ではないでしょうか。

 

WES MONTGOMERY, West Coast Blues (Montgomery)

 

ジャズも他のジャンルとご多分に漏れず、新しい波が来てはそれがブームとなり、さらに新しい波へと続いていきます。

でも時にはジャズ・ジャイアント達の演奏に戻ることで、その新しい波を面白いと思えますし、何よりジャズを作ってた熱い時代を感じることができます。

ジャズも一連の流れがあり、流行り廃りがあり、でも決して過去の音楽も忘れ去られることはなく、永続性をもったものです。

このような名盤にふと帰ることも一興なんですね。

もしお聴きになられたことが無ければ、ジャズのぬくもりを求めて本作をチョイスしてみては。

 

さて明日はアドバイスを受けてお試しで出かけてきます。

帰りはジムによって汗を流します。

 

 

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Actuality

2015-03-15 | 音楽

週末。

 

昨日はウクレレのレッスン。

課題曲の1Dの練習面白い。

久しぶりにウクレレ面白いなぁと思います。

 

その後お気に入りのショップでプラプラしていたら、スナップをお願いされ、ショップのブログでスナップモデルデビュー。

嬉しいやら恥ずかしいやら。

とりあえず奥さんとYuさんには自慢げに見せました♪

 

今日はYuさんとスタバでお茶してゆったりまったり。

もう少し会社は休まないといけませんが、愉しくリハビリです。

 

さてそんな週末のジャズ。

 

bのトーマス・モーガンが以前のヤコブ・ブロのライブで良い演奏をしていたので、モーガン買いで買った一枚。

ジム・ブラックの『Actuality』。

 

Actuality
Winter & Winter
Winter & Winter



1. Actuality
2. Skolcats
3. Orrnu
4. Overhanging
5. Untilted
6. This Is Our Marketing
7. Trashed Elegance
8. Dandy Lion
9. Protocolics
10. Should Be Painless

Jim Black (ds)
Thomas Morgan (b)
Elias Stemeseder (p)

 

ブラックの心地良い硬質のリズムとモーガンの低音がビシッとハマっています。

 Jim Black Trio @ Sunset, Paris Nov 2013 Pt.2


聴きこめば聴きこむほど味わいを感じる一枚。

シンプルながらも、心地良さを残してくれる。

こんな一枚が、たくさんあるジャズのコレクションの中でも、何かあれば都度聴く一枚になるんです。

 

明日はメンタルカウンセラーとのカウンセリング。

暖かい一日になるようですね。

帰りに梅でも見て帰ろうかな。

 

 

 

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2015-03-12 | こども

Yuさんは母親に似て身体は丈夫。

父親に似て歯も丈夫。

健康面に関しては両親のいいところだけ似ているので、病気で手を焼かせることはそうそうないです。

 

そんなYuさんが、奥さんがスーパーに行ってて、私が風呂に入ってる時に急に

「頭が痛い」

と言いだしたから、とりあえず熱を測るように言って、私が風呂あがってみたら、39.6℃。

とにかく水分をいっぱい取らせて冷えピタ貼って横にしました。

 

そういえば少し前から変な咳していたし、鼻もずるずるいっていたし。

あまり病気をしない代わりに、病気をするとかなり辛そう。

 

まあ救急病院に駆け込むほど本人も辛そうではないから、今夜一晩様子を見て、明日病院へ連れていこうと思います。

とにかく寝て、水をとらせるように。

 

 

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Story of My Life

2015-03-10 | 音楽

今年のウクレレの発表会。

5月にありますが、我々の課題曲が決まりました。

One Directionの『Story of My Life

 

Story of My Life -2tr-
Imports
Imports

 

One Direction - Story of My Life

 

なかなかのテンポで難しそうですが、いい曲ですね。

カントリーな感じのウクレレになるんでしょう。

このテンポで弾けるようになりたいな。

いつもの私はコードのパートを弾くことが多いのですが、今回はどうなるんでしょう。

 

愉しみです。

 

 

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2015SS

2015-03-09 | ファッション

今週も始まりましたね。

雨のスタート。

雨の後は寒波が来るようです。

春は来週からかな。

 

既に2015SSシーズンを迎えるべく、洋服は準備できています。

今年は今まで手を出さなかった(出せなかった ∵サイズが合わなくて涙)comoliの白のシャツジャケを買いました。

 

 

細い人が着ると上記の写真の通りゆったりと。

私はジャストサイズ・・・。

それでも大きめのサイズ(3)があっただけ良かったとしましょう。

ほとんどのセレクトショップでは2までしかなかったので。

 

やはり今年は白ですね。

同じく今シーズン購入した白の布帛のヘンリーネックシャツと合わせて着たいです。

 

 

あとはデニムブルーのショップコートも準備しています。

 

 

でもって、今年は以前アップしたようにベレーも準備したので、一昨年買ったアトリエコートも例年にも増して活躍してくれるでしょう。

正に絵描きさんのようなルックになりますね。

 

私の中ではファッションは春・秋が愉しいです。

あー、ぼちぼち暖かくならないかな。

 

 

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ジャズ本

2015-03-07 | 音楽

今日はジャズ本の特集で。

 

ジャズのフリーペーパー『Way Out West』3月号を入手。

そのついでに『Jazz The New Chapter 2』も入手。

 

Jazz The New Chapter 2 (シンコー・ミュージックMOOK)
柳樂 光隆
シンコーミュージック

 

この前作の『Jazz The New Chapter』も以前入手しています。

 

Jazz The New Chapter~ロバート・グラスパーから広がる現代ジャズの地平 (シンコー・ミュージックMOOK)
柳樂 光隆
シンコーミュージック

 

まずWay Out Westについて。

ジェイソン・モランのライブ記、面白い。

そんな角度からジャズを捉えるんだ、文字で表現するんだ、というのが参考になりました。

またECMでリリースされた以前紹介したヴィジャイ・アイヤーも特集されていました。

フリーペーパーでこの質はスゴイ。

 

そして『Jazz The New Chapter 2』。

Jazz The New Chapter』ではNYのジャズ・シーンを中心にロバート・グラスパーにスポットの多くをフィーチァーしていました。

本作でもとバーと・グラスパーをトップに持ってきていますが、むしろポスト・ロバート・グラスパーに光を当てようとしている。

もう「ポスト」の話が出るほどグラスパーが現代ジャズシーンを牽引する存在になっているのですね。

また名門ジャズ・レーベルのECMの変化にも大きくページが割かれています。

ECMの総帥マンフレッド・アイヒャーのインタビューも深いし、先のヴィジェイ・アイヤーやマルチン・ボシレフスキも登場します。

やはりECMも時代に流れに即して、キース・ジャレットから先に挙げたような新たな演者に移ってきています。

 

ECMは「沈黙に続く最も美しい音」というフレーズがあるように小難しい印象を持ってしまいがちですが、よくよく探せばそうでもない作品も多く、それらはとても秀逸な一枚だったりします。

 

ジャズも耳で追っかけて行くのが王道ですが、こういう本から学んで改めてチョイスしていくのも良い手立てですね。

 

 

 

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ノエル

2015-03-07 | 

読了しました。

道尾秀介の『ノエル

 

ノエル: -a story of stories- (新潮文庫)
道尾 秀介
新潮社

 

良い話ですね。

ミステリーの部類に入るんでしょうけど、何でしょうかね。

個人的には『カラスの親指』を思い出しました。

 

カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫)
道尾 秀介
講談社

 

大きく3つのストーリーがあって。

1つの話が終わった後の感想「ちょっと技巧的に走り過ぎじゃない?」

2つ目のストーリーを読んで「あ、ここに繋がってるのね」

3つ目のストーリーを読んで「そのつらい気持ち良く分かるけど。でも・・・」

まとめの4つ目のストーリーで1~3話の繋がりと後日談をまとめています。

 

各ストーリーに通ずるのは「寓話」。

これをうまくストーリーのベースに乗せてそれぞれのストーリーが展開されています。

最後は全てを伏線としてエンディングに続きます。

 

なんか小説読んでて、現在の自分が救われるなーって話があったりしますが、この本が正にそれ。

小説の世界はあくまで小説なんだけど、もしかすると小説の世界の話がこの現世でも繋がるんじゃないのかな。

私が道尾秀介氏に求めているのはそれなんじゃないかな。

小説と言うフィクションの世界の話だ、とは言え自分のノンフィクションの世界で何か役立つんじゃないか。

心の持ちようが変わるんじゃないか。

それが著者の道尾秀介の意図しているモノなんじゃないかと思います。

 

とても良い本でした。

 

 

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