ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

240811 猛暑の中、一服の清涼剤、「さぎ草」が今年は2輪咲いてくれた、うれしや。植物の驚異!!

2024年08月11日 | 趣味と交遊

去年、10個ほど球根をいただき、1輪しか咲いてくれなかったが大いなる感動をくれた「サギ草」が暑さのせいか1週間ほど遅れて8日朝、一輪咲いてくれ、10日朝、二輪目を開花させてくれた。

鷺草は球根性のランで世界で600種ほど分布しており、日当たりのよい湿地に自生する。家庭では四角い鉢にミズゴケをしいて2月ごろ球根を植生すると4月末ごろ発芽し、茎をのばし、つぼみが膨らみ8月ごろ開花してくれる。水やりや日照時間などそれなりに注意が必要とネット上では記載されている。

日本のはハベナリアラジアタといって世界に誇れる美花らしい。2~3センチの小さな白い花だがシラサギが飛んでいるような風情でまさに猛暑のなか一服の清涼剤になってくれる。朝6時ごろ起きだしてマクロレンズを引っ張り出しバックをぼかして撮影、しばし猛暑は忘れさせてくれる。

一つの球根にこのような繊細華麗な花を咲かせる遺伝子が組み込まれ、じっくり時間をかけて毎年8月、開花してくれる。物言わぬ植物が与えられた場所環境で見事に咲いてくれる大自然の驚異というほかない。

ネット情報では1本の茎から2~4個、花をさかせるとか書いてあるが育て方も深いものがありそうだ。花の命は短いというがこの暑さでしおれるのも早そう。咲いた後始末をしっかりして、冬越しさせ新たな球根を生み出してくれるようにしないと来年は可憐な姿を見ることができなということになる。

あらためてじっくり研究してみよう。今年は開花してくれて鷺草さん、ありがとう!!


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