ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

241231 令和6年最後の日。当ブログへご来訪の皆様、ありがとうございました。良いお年をお迎えいただきますよう祈念申し上げます

2024年12月31日 | アフターセブンティ

 風邪かインフルかコロナか、なにかはわからないが、昨日の淡い回復期待は昨夜完全にうらぎられましたね。咳は相変わらずで熱も38度6分まで上がってしまいました。22時解熱剤、布団のなかの身体は熱くほてっており、息苦しくはなかったですが急性肺炎にでもなったら大変だなとふと思ったりしました。気が付けば午前2時、熱は38度、導眠剤を飲んで6時に目覚め、7時に階下へ。7度5分。なんとかやれそうな気分で大晦日スタート。冷蔵庫のカスピ海ヨーグルトを飲んで腸に刺激。ご飯を茶碗半分ほど温めてワカメ納豆をその上にいれてかき込む。野菜ポタージュはなし。厚焼きトースト半分にバター&ハチミツ&コーヒー。しかしなんで夜になり寝床に入ると咳が出始めるのかね、なぜ8度6分まで熱が上がるのかね。ウイルスと白血球が戦っているから熱発?

去年今年貫く棒の如きもの 正岡子規 

 今年も同世代の各界の有名人が亡くなられました。世界的指揮者の小澤征爾さん、名俳優の西田敏行さん、舟歌の八代亜紀さん、心の旅の火野正平さん、キャスターの小倉智之さん、美人女優の山本陽子さん、永遠の2枚目アランドロンさん、元横綱北の富士さん、曙太郎さん、かしまし娘の庄司歌江さん、元NHKアナ鈴木健二などなど

人はすべからく死んでゆくということが実感されます。

 養老孟子さん86歳が肺がんがみつかり家族のしつような勧めで放射線抗がん剤治療をやったらしい。86にもなって癌が見つかるなど当たり前のこと、たまたま地雷をふんだようなものと最初は治療を拒否していたとか。生きる意味など考え始めると人間は苦しくなる。なるようにしかならない。膨大な昆虫標本をどう処理すべきかなど遺言を書いてくれと言われるが好きなようにすればよい。資本主義、人口社会は常に目的を考えたがる。樹木は別に子孫繁栄を願ってそこにあるのではなく行きがかりでたまたまそこに生えただけ。楽しいと思えることを探して好きなようにやればよい。庭に意味のない石をおいて、1日1分でも見つめると脳にいい影響がでますよ。人生のいろいろな壁をのりこえるポイントは「囚われず、偏らず、こだわらない」ことが大事ですよと・・

16時、岡山の息子が帰ってくるのでJR二日市駅を迎えに行く。厚手のジャンパーを着ていても寒さがしみる。パンタグラフに異物、運行ストップ。開通不明。西鉄に乗り換えてくるというラインメッセージ。いったん帰宅して太宰府駅へ。大晦日と新年をここで過ごそうとする観光客、カップルなどヒトが増え始めている。息子の嫁が体調不良で今回実家待機。息子は4日の大学の同期生会にも出るためやってきた。マイ年末贈ってくれるふぐ刺しでの1年ぶりの夕食会。カミさんも息子が来ると上機嫌。湯割りで体をあたためてから缶ビールで乾杯。

(朝倉、安の里公園の案山子ゴジラ。10mを超える。ギネス登録)

ドジャーズ大谷選手の今期の神がかり的活躍の要因がどこにあるか、アメリカのスポーツ記者が分析。3つあり一つ目は変化対応力、二つ目はデコピンを含めた家族の力、3つ目は目標への飽くなき執念。アメリカのビジネスマンは家族の写真をデスク上に飾る。Tシャツで会見するIT系企業は別にして大半の日本企業はそのようなことを認める風潮はない。自分のおなかを痛めた息子がいるだけで妻の雰囲気が一変する。家族の力はやはり大きい。

熱で風呂に入っていなかった。久しぶりの熱い湯で今年の垢をすっかり落として気持ちが良い。浴室の寒さで震えるかなと思っていたがそうでもなかった。シャワーで湯を貯めるとかなり浴室温が上がりそう。

今、NHK紅白でなくて2チャンネルでN響の第九を聞きながらこのブログをしたためている。この1年をふりかえると車中泊は1回キャンプに行っただけ。温泉も義兄との傘寿祝いでの1泊のみ。このブログのプロフィールも変えないといけない感じ。来年から80台に突入する。まあ今年はなんやかやと医者通いもふえたが夫婦ともどもまあまあ無事で新年を迎えられそうで吉とすべきだろう

N響の第九も最終楽章、歓喜の歌に入ってきた。当ブログにお越しいただいた皆様方、どうかつつがなく2025年をお迎えいただきますよう衷心より祈念申し上げます。ありがとうございました!

 

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241230 まさかの熱発と咳、参りましたね。カミさん曰く自業自得よ!?

2024年12月30日 | アフターセブンティ

27日の日、九博縁の三人会の忘年ランチの予定だったのが、そのうちの一人が家族がインフルエンザに罹ったので二人にうつしたらいけないと奥様にいわれて欠席の連絡。三人集まってこそなので中止にすることに。まあ新年ランチ会を楽しみにしておきましょうということになった。

翌28日の土曜日、午後になって咳や熱発、37度5分。墓参の予定を明日に延期。ひょっとしたらインフルエンザかもとおもったが医院は診察終了しており行けず。夜になってさらに8度4分まで熱があがる。余っていた解熱剤を飲んで寝ようとしたが咳がでたりして眠れず。去る9日に夜、咳が出るのですよということとでE内科からもらっていた、炎症抑えや咳抑止の薬をのむ。

29日、日曜日の朝、熱は37度3分。朝食もいつも通り。食欲はおちていない。大丈夫かなと思って、10時、厚手の防寒ジャンバーをきて霊園へ。2軒分の墓をきれいにして墓参を終え帰宅。しかし午後、また咳がではじめ、夜はさらにひどくなった。収まったかなとおもうと喉の奥がイガイガしてきてせき込む。熱は8度まではいかないが参りましたね

30日の今日、カミさんは相変わらずかいがいしく正月準備、和室の掛け軸をかえたり、もろもろ忙しそう。あなたはいつも肝心な時に風邪をひいたり腰を痛めたりする。自業自得よ、年寄りは年末うろうろせず、ましてや医院などにいくと感染間違いなしよとバッサリ。福岡県はインフルエンザ警報をだしているのに図書館などに行ってうろうろするからよ!

まあ、おっしゃる通りなんでしょうがね。人ごみにでなければ感染機会はへるでしょうが、ずっと家にいると気分が滅入ってしまう。カミさんは太宰府天満宮、九博コースの1時間半のウオーキングが気分転換になっているようだがね。

風邪がなおる兆候というのが経験則であって、この3日間カラゼキだったのが痰がからんでくるとぼちぼち回復ということになる。今でも7度5分くらいあって寒気がしていたのが、布団から起きだしてこのブログを書いている。5時階下へ。和室はすっかり正月気分に、玄関横の生け花もきれい。

夕食のマーボ丼を平らげてあとかたづけ。最後のごみ出し日、グリーン袋2つに詰める。このまま回復基調になってくれることを期待して大晦日を迎えることにしよう!

 

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241225 全国高校駅伝、有馬記念、M1グランプリ、そして断捨離、クリスマスイブ、年末バタバタ!スズメ群団。

2024年12月25日 | アフターセブンティ

 某新聞のコラムニストが22日の日曜日はこの3本立てに浸ると・・・。私も試しに実行。まずは冷気漂う京都の年末定例行事、全国高校駅伝、午前女子、午後男子。寒い中、スタート前の選手たちは大変だね。私も学生時代,京都岩倉で下宿して、朝、外の水道蛇口は凍っていましたね。歯ブラシをじゃりじゃり咬んでそれから歯磨き。まあ選手は走り始めたら寒さも忘れてしまうのだろう。男子は九州勢が4校入賞、大牟田が残り1.5kmで抜かれて優勝をのがした。団体プレイだが個人の力量で決まってしまうのですね。女子は長野東、男子も長野の佐久長聖が優勝、長野のマラソン界は何か特別なものがあるのかしらね。

 

 3時から競馬実況。有馬記念レース。競馬協会の理事長の名を冠にした重賞レースのようだ。鼻の差で3歳牝馬の5番人気、レガレイラの優勝が決まるまでの2番人気シャフりヤールとのデッドヒート、最後の鞭の打ち合い、大熱戦、見ごたえがありました。鼻のさのゴールの瞬間を写し撮る。競馬はやったことがないが3連単、196、520円の配当。たまにこういうのがあるからやめられないのだろうね。1着賞金5億円とか。

3番目はM1グランプリ。名前は聞いてことがあるが見たのは初めて。10100組がチャレンジした漫才ナンバーワンをきめる熱い戦い。予選から敗者復活戦、そして緊迫の決勝戦10組。そして残った最終決戦3組。去年の覇者、令和ロマンが勝ち残り、一次決勝でトップだったバッテリーズを2票差で2連覇。バッテリーズのエースのボケぶりが絶妙で寺家(ジケ)の繰り出す突っ込みにハイスピードで対応、私はバッテリーズが優勝すると思っていたが。9人の審査員が多すぎるきらいがある。コメント力の差がだいぶ出ている。審査員も評価される感じですね。いずれにしてもこのM1、漫才志望者の登竜門。最終決戦に残った3人の翌年の仕事量が激増するとか。賞金1000万もすごいですね。

まあこの3本立て観戦。じっくりみれば面白いかもね。

 クリスマスイブは12月、3回目の粗大ゴミ出しでクリーンヒルへ。帰り980円散髪ですっきり。この散髪屋さん、整髪料なしですっきり髪型が決まる感じで相性が良いのでずっと通っている。たまたま店の夫婦がキャンピングカーに興味があり北海道一周をぜひやりたいというので話題が合った関係もある。最近トヨタのハイエースをゲットしていよいよ計画実行準備が整ったらしい。

妻からラインが入り、ウオーキングコースにスズメが30羽ほど群れをなして樹に止まっているとのこと。住まいの周辺ではみかけなかったスズメがどのような関係でそこに飛来しているのか?でしたがとりあえずカメラに収めてきました。

 さて、クリスマスイブ。クリスチャンになった友人のKさんはどうしておられるかなとおもいつつ、ブッディストの私のイブは娘が贈ってくれたウナギのかば焼き。白wineと変な取り合わせだが、図書館で借りてきたチェコ少年合唱団のクリスマスソング集を聞きながらおいしくいただきました。厚さ3センチのステーキとはだいぶご無沙汰していますがこのウナギ、たっぷりボリューム感がありました。

グレゴリオ聖歌に始まり、もろびとこぞりて、ハレルヤ、きよしこの夜に至る20曲、まさに天使の歌声、教会にいるような感じでした。

残るところ1週間、お陰様で無事に新年を迎えられそうです。しかし油断大敵、気を抜かずに過ごしてゆくことに!!

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241220 中学生死傷事件報道?テレビ人の問題意識?故小倉キャスターのような人は今や希少!!

2024年12月20日 | 辛口ひとりごと

 亡くなられた小倉キャスターの追悼番組など見ているとたしかにジャーナリストとしての問題意識と価値判断をもって言いたいことを言ってのけて22年もの長きにわたり人気を保っていた「とくだね」という番組の面白さがわかる。視聴者の疑問に思っていることや知りたいことにずばり切り込んで報道してくれる。今はMCは何も意見を言わずにもっぱらコメンテイターにまかせる番組がほとんど。そのコメンテイターと称する人たちのコメントも通り一遍で面白くない。かなり報道統制されているのか、こんな切り口で行ってもらいたくないとか、事前調整しているのかもしれない。朝の報道番組では羽鳥モーニングショウが一番視聴率が高いらしいがMCの司会コントロール技術とコメンテイターの個性か?!時には炎上するくらいのコメントがあるからか?

 先般、塾帰りの中学生がマックの店で夜8時ごろ?レジ待ちで並んでいた女生徒が死亡、男生徒が重症の通り魔的事件があり5日後に現場から1キロ圏内の容疑者が逮捕された。二人が全く知らない男。わずか数十秒の出来事で犯人は逃走。

 こういう外食店舗には防犯カメラの設置は義務づけられているのかしら?今回逮捕の決め手になったのは店外の防犯カメラらしい。当初は犯人は走って逃走と伝えられていた。

 最近、外食の店ではカスタマーハラスメントが注目をあびて、理不尽な客に対する対処マニュアルが検討されてるようだが。店長マニュアルには顧客の安全を守ることにはどう書いてあるのかしらね。女性スタッフなどアルバイトが多いかもしれないが店長は正社員が務めていると思うのだが、今回、店長は全然画面に出てきていないね。不在だったのかどうかはわからないがカウンター越しに目の前で死傷事件が発生して、何をみて、どう対処したのか?まったくインタビュウすらしていない。

 容疑者逮捕後の警察の会見。男子生徒の殺害未遂容疑で逮捕しました?女生徒殺害容疑ではないのか?会見場の記者たちは質問したのか?これを今日のテレビ報道でも男子生徒殺害未遂容疑者逮捕と言っている。殺された女生徒のことは触れないことになっているのか?このあたりの私の疑問にどの番組もふれてさえしない。かれらテレビマンのジャーナリストとしての見識は?

 新聞のコラムニストたちも彼女や家族の気持ちを思うと悲しみと怒りで言葉にならない、どう書けばいいのか途方にくれると・・・女生徒の葬儀はすまされたようだが家族の要望でテレビであまり触れてくれるなと要望がでているのかどうかわからないがさぞかし無念の一言だろう。

 容疑者の43歳の無職の男は近所でもなにやかや問題は起こしていたようだが、人を無作為に殺傷するという行為を起こすに至った心理経過はどんなものだったのだろうか?起こした後どうなるのか想像もできなかったのだろうか?平気で無差別殺人が起こる日本、ほんとに仏教的には末法の世の中になったものだ。今、こうして無事にいられるのは全くの幸運としか言えないのか、いつ理不尽な事故事件に巻き込まれるやもしれないということか?!

 真宗大谷派の川村妙慶さんは日替り法話でこんなことを言っておられます。

お釈迦様はすべての人は「因縁果」のなかで生きているとおっしゃいまいした。私たちは生まれた(因) ある日歩いていたら何かに衝突した(縁) 難を逃れた、負傷した(果) 

 この繰り返しなのです。つまり生きるというのはうれしいことにも出会うけど、つらいことにも出会わないといけないのです。病気になる人が悪くて健康な人がよい人生と決めつけるのは煩悩をかかえた私たちなのです。

たまたま偶然今日まで生きることができた。この奇跡をどうか大切に生きてほしい。南無阿弥陀仏・・と。

 

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241217 リタイア後初めて?の忘年会、酒に弱くなりました!

2024年12月17日 | 趣味と交遊

写真愛好会では忘年会はやらず新年会、リタイア後忘年会をやった明確な記憶がない。世間では忘年会シーズンだが傘寿の年金生活者には縁がない。

レンタル農園のSさんが企画して忘年会をやることに。jR二日市駅前の居酒屋T。コロナ前は結構やっていたらしい。寒い中、西鉄バスででかける。太宰府からやってくるバス、10分遅れ。途中、電話が入り、会場変更、西鉄駅前の居酒屋Mに。夕方5時前後、西鉄電車は通勤ラッシュ時間。駅に近ずくがバスはノロノロ。jr駅前のひとつ前の西鉄紫駅におりて電車で向かえばよかったと反省。

ニモカをチャージしようとして新札の千円。まだ使えません。何人かの乗客が旧札がなく困っていた。若い女性に運転手が次回一緒に払って下さい。私は財布にたまたま旧札が1枚入っていたのでチャージできたが精算機の新札対応も金がかかるしバス会社も大変だね。渋滞で時刻表があてにならないし、私の住まい周辺は本数も減るしバス利用はなかなかむつかしい。福岡市内は新札対応がすんでいるのかしらね?

開始時間17時半ジャストに会場着。あと2~3名未着のようだ。久しぶりの忘年会。とりあえずは生ビールで乾杯。先日の餅つきではじめて見知った顔の男性が3~4人。こちらから話しかけ場をもりあげてゆく。3~40名レンタル農園と契約しているようだが農園でいつも会う人の数は10名に満たない。特別に出会いの場をもうけないと知り合う機会もない。九博のボラ仲間で3年近くなるHさんがこのレンタル農園で大先輩であるのをつい先日知ったような有様である。世の中のすれ違いってこんなものだろうね

遅れていた女性二名も到着して再度乾杯。刺身や焼き魚、枝豆など運ばれてきて歓談がすすむ。10年前の2か月1万キロmの日本一周などの話をもちだすと興味津々でいろいろ質問してくる。どんな心境で日本1周を思い立ったのかとか?まあここにいるシニアたち、それぞれのユニークな歴史を持っているのだろうが語ってくれない限りわからない。当たり前のことだが。

農園の一角に談話コーナーなどしつらえておけばいいように思うが・・。ビールの後は大体焼酎湯割りというっことでボトルが注文され、魔法瓶に湯を用意してもらい自由に飲むという流れ。女性の一人が熱燗をやっていました。もう一人が焼酎のレモン割り、おいしいという。二人とも60過ぎて現役でガンバっていらっしゃる。時代も変わりました。こちらは生ビールと湯割り1杯でいい心持ち。酒のまわりが早くなりました。弱くなったということでしょうね。独身の頃はビアホールで生の大ジョッキを2杯連続で飲んだり、よくやれたものです。焼酎ハイボールを飲んだことがなかったので注文。ハイボールと言えばウイスキーの角瓶にソーダ水が定番でしたが今はいろいろあるようです。

5時半から2時間、それぞれ場所を移動しながらの談笑、久方ぶりの楽しい忘年会でした。8時16分のバスで帰路に。自宅には9時前に到着。昔なら二次会で場所を変え飲んで、さらにカラオケに繰り出す。そして帰宅は午前様。現役時代は福岡天神からタクシーで筑紫野へというのが何回もありましたね。世の中もかわり、私も歳をとったということですね。まあカミさんにオコラレルこともなく年相応の忘年会でした・・・・

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241213 九博、「人吉球磨の玉手箱」見る、隠れ念仏!五木寛之の小説「親鸞」面白し、作家の底力!!

2024年12月13日 | アフターセブンティ

両親が亡くなったあたりから、我が家の宗派が浄土真宗で当初、西本願寺派と思っていたのが実は東の真宗大谷派であったことが判明したりして、法然や親鸞、蓮如に関心がでてきて、歎異抄や浄土真宗関連の書物を図書館で借りたりして研究するようになった。さらには作家、五木寛之さんや曽野綾子さんなどの著書から仏教やキリスト教への関心が深まった。70代の友人が洗礼をうけクリスチャンになるなど傘寿にもなった段階で信仰,信心などのテーマがより身近な関心ごとになった。

 

しかし理屈で読んだり考えたりしていても疑念は完全にはなくならない。書棚をみていると、7センチほどの厚いファイルに1913年夏に始まった西日本新聞の連載小説、親鸞完結編の切り抜きがされており、あらためて読んでみると非常におもしろかった。五木寛之さんは50歳で休筆して京都の龍谷大学で仏教を深く学ばれ、百時巡礼などでさらに仏教の神髄にせまられた作家。私が疑問に感じることが小説の中の登場人物によって解きほぐされていく。あらためて図書館で1部、2部を借りてきて読み返すと、小説の上で、迫真の緊迫感の中で解きほぐされてゆき、ひきつけらる。まさに作家の底力を見せられた感じ。すごいものである。

先日、九博のボラ活動のついでに、4F常設展示場の一角で「人吉球磨の玉手箱」という特別テーマ展をのぞいてみた。入り口に阿弥陀立像が展示されひきつけられた。人吉相良藩が1554年から300年にわたり浄土真宗の信仰を禁じた。

難しい修行などいらない専修念仏、ひたすら阿弥陀仏を信じ、南無阿弥陀仏を唱えれべ極楽浄土に行けるという。生きるも地獄、死んでも地獄と恐れていた庶民や下級武士まで信者がいたという浄土真宗。一向一揆にみられる彼らの団結を支配者層が極度に恐れた。隠れキリシタンがあったように隠れ念仏というのがあったことが史実として展示されている。

今時の日本人は来世のことなど考えはしない。目先の煩悩に振り回されている。そのくせ葬式ではご冥福を祈ります、安らかに眠ってくださいなどと弔辞でのべる。

 

華やかなマスコミ界で活躍してきたキャスターの小倉智昭さんが膀胱がんで亡くなられた。2016年に癌発覚、全摘手術を拒み内視鏡での部分摘出。2年後、肺に転移、膀胱全摘。そして腎臓にまで転移がすすみ、そして先日なくなられた。癌は人それぞれ。何が正しいかわからない。死ねば現世での華々しい実績、蓄積も本人にとっては無に帰する。この8年、本当の幸せとは何であったのか?というのが宗教、信仰の命題。

こんなあたりが小説親鸞でエキサイティングに展開される。今日、激動編上下2冊を借りてきた。しばし没入してみよう。

 

 

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241210 初めての体験、餅つき、楽し!物置整理、大断捨離作戦パート2、疲れました!!

2024年12月10日 | アフターセブンティ

 先週末、初めて餅つきを体験、杵をにぎって餅をついた。幼少のころ、大阪で昭和2~30年代、もち米をむして杵と臼で餅つきをやっている光景がうっすらと記憶のはしにあるが定かではない。今の住まいの裏手のお宅がマイ年末、恒例行事のように庭で餅つきをしている。ただ音を聞くだけの餅つき。

体験農園の12月行事に餅つき大会というのがあってそれに参加したという次第である。裏方の面々が昨晩からもち米を水でひたしたり、せいろを用意したり、軽く餅つきをする自動餅つき機やついた餅をひねり出す器具とか、女性陣はあんころ餅にするための餡を丸くこねたり、ぜんざいの用意をしたり、さらには漬物や黄な粉など、準備万端をしてくれての餅つき大会、コロナで3年間中止で今回4年ぶりの実施らしい。

 

 男性陣はわりに慣れた人が多くて、最初は私は見ているだけのようなもの。出来立ての餅は熱いので餅きり器を操作するなど応援。日本人はなんでも開発するものと感心。餅つきは見ているとつきあがるのに杵を100回から120回、二人で相互についているようだ。昔の餅つきは一人が杵をうって、掛け声をかけてもう一人が餅をこねる二人体制のようだったがここでは3人体制でやっていた。今回はもち米15kgを用意しての餅つき。ベテランのSさんなどは町内会の役員などしておられ、なんと10倍ほどの餅をつきあげるとか、大変なものですね。

終盤、私は二種類あった軽いほうの杵をもって、餅つきを体験、わりとスムースいに餅を突き上げることができました。出来立てのあんころ餅やぜんざいが美味でした。9時ごろから12時まで楽しい餅つき初体験でした。我が家のお昼はこのつきたての餅にしょうゆをつけノリでまいていただきました。

 餅のパワーをもらったところで妻の指令で道路にとびでている紫モクレンの樹を大剪定。樹木というのはすごく粘りがあって枝分かれしたしたのを細断してゴミ出しできるようにするのは一仕事。大きなごみ袋3つほどの量。

 翌日の日曜日。余勢をかって、ほとんど使わないもので満パイになっている裏庭の物置の中を大整理。スタッドレスタイヤやはずした軽キャンの後部シートなども4分の1ほどスペースをとっているが、過去飼ったことのある金魚鉢や鳥かご、さらにはフェレットの移動時のバスケット、子供が使っていた金属バットや海水浴用具など。30年ほど前に買ったキヤノンの8mmビデオカメラやつかっていないワンタッチクイックタープ。うたい文句ほど簡単に組み立てができなかった(2014年軽キャン日本一週前購入)、10年前にやめた陶芸道具一式やこざこざのスプレーペイント缶や園芸道具、我が家の歴史がつまったモノの数々。

 まずは外に引っ張り出し、廃棄分別作業。そのままじゃ足の踏み場もなくなるので、燃えるごみを大きなビニール袋にほりこんで、軽キャンの荷室後部に積み込んでゆく。庭の長方形や丸型の古いプランタなどを妻がどんどん積み上げる。ガラスの入った額なども扱いにくいがわんさとある。家の中からも古い毛布や着ていない衣類などわんさと。

 毎年末に家のモノの棚卸をやって廃棄していかないと一気にやるのはほんとに大変。しかしながら思い出に浸ってる間もなく、おかげで物置も空きスペースがでるほどすっきり、家回りもこざこざが整理されました。が、わが肉体はぐったり。

 夕食は鍋でしたがすぐには食べる気にならず、まずは濃い目の焼酎ロックをグイっとやって、うまっと感じてから鍋を突っつき始めた次第。

さて残す厄介な場所はわが書斎とパソコンの中の膨大なデータ。妻はワードエクセルなどはやったことがないし、私なきあとパソコン内チェックはできないだろう。息子など現役でパソコン扱っておるのでわかりはするだろうが何がどこにあるかなどある程度、ガイドを残しておいてやらなと大変ではあると思う。

明日は2回目のグリーンヒル宝満大焼却場に行かねばね!!

 

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241205 断捨離!地元の焼却場へゴミ出し。その足で紅葉の名所、大興善寺へ。霊園にたちより、山神ダムのメタセコイヤ黄葉!フル稼働の一日。

2024年12月05日 | 趣味と交遊

 後期高齢者になった妻がやたらと断捨離。台所の食器やビン類、衣装や額縁など思い切りよく廃棄処理。住宅新築時、大阪のなくなった親父から譲り受けたという掛け軸などもあっさり捨てようとする。よれよれになっている掛け軸を開いてあらためて文字をみても何と書いてあるのかわからない。市の歴史博物館に古文書解読の専門家がいるようだ。一度みてもらおう。

  昼食後、クリーンヒル宝満にむかう。マイ軽キャンの荷室は多様な廃棄物で満杯。あらためて住宅内の物の多さを再確認、13時着。衣類からバッグ、剪定後の樹木、発泡スチロールケース、プラスティックの物干しからまずは後部に積んだ燃えるごみを2Fの焼却場でおろす。それ以外はすべて資源扱いで1Fのコーナーへ。博多人形のガラスケース、金属バット、折りたたみ座椅子、それに書籍類、段ボール、陶器類、電池までOk。どんどん台車におろしていけばスタッフが分別してくれる。焼却費用は10kg150円。精算カードをいれると1500円なり。100kgもあったかなと思うが新札をいれて精算。年末までもう一度来ることになりそう。物置にもいっぱい不要物、書斎にも雑多なものが。

 筑紫野、鳥栖バイパスで基山方面へ、あと10数分で大興善寺にいけるのでむかう。400台収容の駐車場、すいていました。84歳になるというヨモギ餅屋のおばあさん、今、紅葉が見頃ですよ、いい写真を撮ってくださいと元気そのもの。観光客はまばら。127段の階段を昇り詰めると紅葉が西日をうけてたいへんきれいだ。

大銀杏の樹もあり、赤と黄色の対比が見事、おまけに風に吹かれて銀杏の落花、光をうけて思わず激写。

有料庭園にはいればさらに美しい景観があるだろうが今回はいかずに小一時間で撤退。

 霊園に通じる裏道をとおって帰路に就く。途中、霊園による。義兄の墓じまいはまだのようで、私のほうの墓周りを清掃し、水を入れ替え、墓参、また年末にくることになる。

車で7~8分の山神ダムにたちよる。筑紫野市の一番の水がめ。となりの展望公園のメタセコイヤがきれいに黄葉していて見事でした。

夕食前に帰宅、今日はフル稼働の一日でした。まあなんとか元気に動き回れてやれやれでした。腰を痛めないように念のためコルセットは軽く巻いてはいましたが・・・・

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241203 師走。武蔵寺写経会、半禅居で南坊流お茶会。武蔵寺、観世音寺急速紅葉!!孫娘、大学推薦入試合格!!

2024年12月03日 | 趣味と交遊

 時節は早や12月師走。カレンダーは残すところあと1枚。時節の移ろいは早い。今年もクリニック、いろいろお世話になったがT整形外科のみ通院なし。めずらしく腰痛は避けられそうな模様、しかし寒くなる12月は要注意。

1日、武蔵寺写経会に出かける。本堂はホットカーペットがひいてあり足裏は暖かいが結構冷える。用心してポケットには貼るカイロ、手が冷えると写経がしにくくなる。使用してきた小筆もくたびれてきて新調が必要になってきた。新年から変えよう。

法話。戦国時代、信長によって比叡山が焼き討ちにされた。昔、伝教大師は「怨みを怨みで報えばやまない、徳をもって報えば鎮まる」といわれたとか。キリストの精神も汝の敵を愛せよ、隣人愛を標榜している。しかし大航海時代、フランス、スペインなどはローマ法王の院宣をもってアメリカ大陸を席巻、キリスト教を広めるとともに、先住民を虐殺、植民地を拡大した。いつになったらウクライナ、イスラエルの戦闘は終結するのか、トランプ次期大統領はほんとに止められるのか?わけのわからない世界がうごく。

武蔵寺もこの数日で急速に紅葉がすすんだらしい。境内も鮮やかなモミジでおおわれていた。例によって、心字池よこの半禅居でのお茶会招待券5枚、レンタル農園仲間のYさんに誘われ出席。

今回は南坊流のお茶会、17世紀後半、福岡藩士、立花実山が中興の祖とか。家元制度をもたず独自に利休侘茶の精神を実践しているとか。

しばし心安らぐ時間でした。

月曜日は写真愛好会の12月月例会。新年度を前にしてまたぞろ役員問題で議事停滞、誰も手をあげるものはいない。今は女性のWさんが代表になってくれ、皆が役割分担してまあうまくいっているのだが、本人がかわってもらいたいと言い出すものだから。来年に持ち越し。新年会の日時場所はスムースに決定。

その後の合評会でそのWさんが太宰府、観世音寺と戒壇院の紅葉の写真を披露。ここも紅葉がすすみ見ごろのようだ。昼食後、出かけてみる。

いつも水がなく底を露呈していた池に水がはいり、映り込みが美しい。戒壇院に向かう道すがらの紅葉も真っ赤に色づいている。

西日がはえてきれいだ。

さらに戒壇院を背景にモミジを撮影。まあタイミングの問題だけで近くにも結構、紅葉名所があるということですね。

 夜、長女からメールが妻あてに入り孫娘が大学の推薦入試に合格したとのこと。母親と同じS学院大学。親子が同じ大学に学ぶなんてなにかの縁かもしれませんね。まあ人には偉そうに言えませんが私の大学時代はノンポリで結局は在学中に確とした知識、資格もえられずに卒業(卒業の2月に家業が連鎖倒産)してしまったので、孫娘にはしっかり自分の考えを確立し、自立できる魅力ある女性となるべく頑張って下さいとラインを送っておきました。木曜日から中二の孫息子が修学旅行で関西へ出発予定。孫たちはどんどん成長していく。

まあ孫娘の結婚式にでてみたいと思うがあと7~8年生きていますかね?!!

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