さくら祭りが終わったあとの近場の祭りは筑紫野市祭、二日市温泉「藤まつり」である。9時半バイクででかける。すでに駐車場は満杯。写真愛好会の常連は7時半に来たとのこと。毎年、賞をとるひとはやる気がちがう。
水上舞台では吹奏楽が軽快にメロディを奏でている。武蔵寺にあがってゆくと、すでに衣装を整えた御稚児さんが藤棚の下で神妙にすわって、観衆の視線をあびていた。つきそいの母親がやきもきして、こどもの面倒をみている。毎度の光景である。
藤は全体的には6~7分咲きだが側面下方からレンズをむけてとると満開のようにはみえる。この構図でモデルを配すればいいのだがモデル撮影会がどこでやってるのか定かではなくプロが業務用で撮影に来ているとかで今年はいくのをやめる。
しばらくして護摩供養があり、写経会で御世話になっている井上住職が観衆にあいさつ。「東日本大震災後の藤祭りということでなくなった方々のご冥福を祈るとともに一日も早い復旧復興をお祈りします」。藤田市長もあいさつ。
春のうららかな天気の中、筑紫野市民は祭りを満喫、しばし東北のことは頭のかたすみに場所を移したような天拝公園であった。
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