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S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

241112 福岡市内、萬福寺経由糸島、伊都文化会館での鳥羽一郎一家のコンサートへ、現役時代を懐かしむ!!

2024年11月12日 | 趣味と交遊

 筑紫野界隈に真宗大谷派の寺院がすくない。福岡市内、大濠公園近くに萬福寺という立派な真宗大谷派の寺院があり、息子夫婦が定年後に保有マンションのある大濠に帰ってくるかもしれないという感覚で情報収集をかねて訪ねてみた。

バス、西鉄で天神まででて、地下鉄のりかえ、唐人町駅でおりて、スマホのヤフーカーナビを開いて、音声案内を聞きながら向かったが、普段使わないせいか、案内と現在地がリンクせずわからない。みちみちガソリンスタンドでのぼりを振っていたシニアに聞いても、どうもお寺さんというのはあまり関心がなくて知った人がいない。寺に電話、ミスターマックスの隣です。やっとたどり着いた。立派な真宗寺院。創建1626年の黒田藩由来の歴史あるお寺。

若い坊守(2代目住職の奥様)さんがでてこられて納骨堂や永代供養について説明をしていただいた。冒頭、真宗大谷派は久留米、筑後エリアにはたくさんあるとのこと。内容は二日市温泉、湯町の本願寺寺院とあまりかわらない。

 

4人納骨できる永代供養壇は80万円、永代供養料として20万円。管理費が年1万円。最後の納骨が終わって13年間供養後、永代供養塔に合祀。〇〇家という表示のみとか。真宗大谷派の門徒になるのが条件で年1万円、行事は年4回ほどあるらしい。寺院便りなど会報もだすなど積極的に寺院運営をしていそう。生前に法名をいただく帰敬式も11月23日の報恩講のあと、二代目としてはじめて実施すとか。戒名や法名(浄土真宗)などは死んだ時に寺の僧侶がつけてくれるものと普通の日本人は考えているが本来は生前に授かって仏門に入ったり門徒になったりして阿弥陀仏に帰依した生活を送る。あるいは洗礼をうけてクリスチャンになって日曜には教会のミサに出るというのが本来の信仰という姿なのだろうが現実は目先の欲得に右往左往、煩悩にまみれている日本人がほとんどなのだろう。SNSでの誹謗中傷合戦をみれば想像にかたくない・・・

とりあえず情報収集をおえて、駅に戻り筑前前原駅に向かう。隣のKさんにチケットをいただいた伊都文化会館での糸島コンサート。鳥羽一郎、山川豊、木村徹二と神野美伽、鳥羽ファミリーのコンサート。最初はでかけるつもりではなかったが、パソコンで木村徹二の「二代目」、山川豊の「アメリカ橋」を聞いていく気になった。

糸島界隈は最近は人気スポットになっているようだがはじめて降り立った筑前前原駅は印象はやはり田舎町でした。交番のおまわりさんは親切に会館までの道をおしえてくれた。約20分。食事処を探す。福岡と唐津をつなぐ202号線沿い。店は少ない。角に食堂。昔ながらの古い掛け時計やビール瓶がならぶ冷蔵ケース。壁にはメニュー札がべたべた。親子丼650円注文。吸い物、漬物がついている。味はまあまあ。食べ終わったころハエがブーンと飛んできた。なつかしいね。

一時半ごろ会場に着く。なにやら長い行列。チケットを指定席券に交換する列。両手に杖をもったようなじいちゃんばあちゃんも結構いる。元気ですね。出かけてくる気力に感心する。もっとも私も数え80の立派なじいちゃん。30分ほどならんで交換。開演は3時。ほぼ満員。五分前軽妙な司会者の開演案内、観客の笑いをとるのがうまい。

3時、幕があき4人勢ぞろいで挨拶、トップバッターは神野美伽。ほとんど知らなかった歌手だが60歳近い大ベテランの実力派歌手のようで声量豊か。「無法松の一生」よかったです。私の若いころを思い出させる。カラオケでよく歌ったものだ。5曲歌って次は木村徹二。鳥羽一郎の息子。「二代目」。親父よりいい声をしている。ぴったりの歌詞。客席におりて女性客を喜ばす。しかしおばさんパワーはすごい。舞台のそでにかけより何やらプレゼントをわたし握手してきゃあきゃあ。幸せですね、日本人は?!

次はデユエットコーナー。神野美伽と男性陣。「居酒屋、二人の大阪」などカラオケ定番。なつかしい。三番手、山川豊66歳。1981年「函館本線」で新人賞。今年1月に肺がん発覚。もう歌えないと覚悟したらしいが兄貴の鳥羽一郎や熱心なファンが髪を短くして私たちも一緒に戦いますと励まされ、薬効もあり4月になんと歌手活動再開できたらしい。抗がん剤の副作用で蕁麻疹や口内炎に苦しんだらしいが復帰できたとは大したものですね。肺活量が減ったりしないのでしょうかね。「アメリカ橋」をしみじみ聞かせていただきました。大トリは鳥羽一郎、72歳。山川豊より1年遅れのデビューだったようだが苦労も多かったみたい。最後は4人そろっての「兄弟船」。この曲は私の30代のころのカラオケ定番おはこでした。ある店でレコード盤に録音して持ち帰ったことがありました。

演歌歌手たちもこの数年、コロナ禍で大変だったろうが、このように親子、兄弟でステージにたてて幸せですね!?実態はわかりませんが。五時半、駅近くの公園、きれいな夕日が池に移りこんでいました。

生のコンサートはいいものですが、歌は大音響できこえますが、トークのやり取りが聴き取れない。隣の観客がどっと笑い声、なんで笑っているのかわかりません。やはり聴き取り聴力障害ですね、いやはやまいりました・・・・

 

 


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