そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

文学賞

2008年07月17日 | 日めくり帖
7/17
「芥川賞に輝く楊逸ヤンイーは前回候補の中国人と()」
「なんとなく力がありそう楊逸ヤンイーは前回候補の作品読むか()」
「直木賞『井上荒野』は父の背を見て育ちたる蛙の子なり
(小説の神様と言われた井上光晴)」
「横顔に眼鏡をすれば父の顔瓜二つなり井上荒野()」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

竹河〔5〕

2008年07月17日 |  / 源氏物語
7/17
「中将等お立ちになりて姫君は打ちかけた碁を再開される()」
「幼きに争いたりし桜木を賭けて決着三番勝負()」
「暗くなり軒端近くに出て打てりお付の女房応援団に()」
「そんな折蔵人少将訪ねきて侍従もおらずあたりは静か()」
「そんな中戸口があいてのぞければそこはひときわ華やかなりし()」
「碁の勝負右が勝ちたりはしゃぎては『高麗の乱声、遅い!』といえり()」
「桜ゆえ風にこころのさわぐかなおもひくまなき花と見る見る(#100)」
「咲くと見てかつは散りぬる花なればまくるを深きうらみとも見ず
(#101宰相の君)」
「風にちることは世の常枝ながらうつろふ花をただにしも見じ(#102中姫)」
「心ありて池のみぎはに落つる花あわとなりてもわが方によれ(#103)」
「大空の風にちれどもさくらばなおのがものとぞ掻きつめて見る(#104)」
「さくら花にほひあまたに散らさじとおほふばかりの袖はありやは(#105)」
「大空におほふばかりの袖もがな春咲く花を風にまかせじ(後撰集)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする