2008/07/21
「憤怒する文殊の獅子に風おくる前には涼しい阿弥陀がいたり()」
「棲霞寺の融のお姿写したる嵯峨光仏の口元涼し()」
「坊主にはとうとうならぬ源氏だが嵯峨野の御堂に籠りしもあり()」
「蝉の声念誦の声に聞こえかし暑い盛りは蝉に任せん()」
「この寺の十大弟子は小ぶりだが表情豊で個性溢れる()」
「本堂の場所は最高万智さんの左後方してやったりと()」
「この寺の釈迦の体内仏とか五臓がでてはチョー有名に
(眼は黒水晶、脳は鏡、五臓はパッチワーク)」
「そのせいで影にかくれる阿弥陀仏悔しい思い館員語る()」
「表彰は10%の11人かすりもしないわたしの歌は()」