寄生〔6〕

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「亡き人に背いて取った措置思いかえすがえすも後悔走る()」
「あれからは精進をして念仏の勤めをされて明かし暮せり()」
「母君は息子も出家しないかと心配をしてやめてといえり()」
「いく世しもあらじ我が身をなぞもかくあまのかるもに思ひみだるる(古今集)」