そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

東屋〔3〕

2008年10月27日 |  / 源氏物語
10/27
「婿入りす少将の君気遣って立派にしたいが方法知らず()」
「少将もこの家に入りいいことをしたと思いて悦に入りたり()」
「北の方そんな最中に逃げ出すを我慢をしては守のするままに()」
「この家は子が多くいて部屋がなし浮舟の部屋占領される()」
「目途がつくまでと思いておん方のとこに無理やりお願いをする()」
「お供には乳母のほかに若い人2,3人ばかりをつれてこられり()」
「物忌みといって逗留するゆえに誰も尋ねてくる人もなし()」
「あるときに宮が渡りて来たおりにそっと覗き見様子窺がう()」
「おん宮は大層きれいでその姿桜の枝を折ったようなり()」
「継子なる式部丞で蔵人を兼ねる男が使いでこれる()」
「おん宮が若君を抱きあやしては几帳を押しのけ話をされる()」
「北の方同じ宮でも故宮と大層違い華やかなりし()」
「浮舟をここに置いても見劣りはすまいと思い夢を描ける()」
「日が高くなって見舞いに行かねばと装束つけて準備をされる()」
「もう一度拝みたくなり覗ければ若君離さずあやしていたり()」
「控えたる侍所にいた人ら宮の前にて報告をする()」
「少将も宮の前では数のうち入らないほどつまらなき人()」
「少将を十人並みに思ってた自分の心が口惜しくなる()」
「お后の容態よければ帰れるが苦しみたれば宿直となれると()」
「女君の前に参りてほめたれば田舎くさいとお笑いになる()」
コメント
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