そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

鶉(うずら)

2008年10月22日 | 日めくり帖
10/22
「野とならば鶉となりて鳴きをらんかりにだにやは君は来ざらん(伊勢物語)」
「鶉とは嗚咽のように鳴くらしいどんな別れがあるか二人に()」
「この女がどんな女かと気にかかるなぜか知性を感じざらまし()」
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寄生〔23〕

2008年10月22日 |  / 源氏物語
10/22
「宇治へ行き普請をさせる御堂見て工事の注意与えていけり()」
「荒れはつる朽木のもとを素通りす不憫に思い立ち寄りになる()」
「女車で東男を引きつれた威勢ありげに一団が来る()」
「尋ねれば常陸の前司の姫なりと初瀬の返り立ち寄りたると()」
「御車を入れて隠せど高貴なる人がお忍び気配でわかる()」
「寝殿はようやくできて中味なし簾も降ろし格子閉ざせり()」
「客人は口上させて先客が誰であるかとたずねたるらし()」
「あらかじめ口止めをしておきしこと早く入れと無難にいえる()」
「女房にせかされ姫も降りてくる見られる気配感じるという()」
「薫君襖の穴からののぞきたり顔は見えねど恰好は似る()」
「姫君は少し疲れてうつぶせになれる様子は気高く見える()」
「覗ければ腰も少将痛たかれど辛抱をしてなおも覗けり()」
「人のいる気配を見せず隠れども匂いに気づき尼に尋ねる()」
「東国でかような匂いの薫物は合わせられないさすが尼君と()」
「あちこちで器量もめでたい人などを多く知れるも心惹かれず()」
「それほどにすぐれぬ人の傍らを去らず床しく思うは不思議()」
「尼君は覗き見されるを知らないでもらった破籠でおもてなしする()」
「自らも居住まいただし客人に出てきて挨拶される()」
「昨日にお越しになると待ちたれど今日になるとはいかがされたと()」
「くたびれて苦しそうにて出立を遅らせましたとお答えになる()」
「主の姫を起こせば尼に気づいては恥ずかしそうに横を向きたり()」
「生き写しそばに寄ってはねんごろに話をしたくお思いになる()」
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