そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

寄生〔18〕

2008年10月17日 |  / 源氏物語
10/17
「宮のとこ紅葉をもてば折からに男宮おり当惑なさる()」
「男宮『見事な蔦』と意味ありげ言って引き寄せ文を読みたり()」
「雁の来る峰の朝霧晴れずのみ思ひつきせぬ世の中のうさ(古今集)」
「『空々し』よくも書いたと皮肉いいわたしがいるを見越していたと()」
「お手紙にたいしたこともかいてなく宮は安心ほっとされたり()」
「ご返事を書けといいたる男宮私は見ぬと横を向きたり()」
「いかならん巌の中にすまばかは世の憂きことの聞こえこざらん(古今集)」
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寄生〔17〕

2008年10月17日 |  / 源氏物語
10/17
「その母は故北の方の姪なりき弁とも縁のつながりし人()」
「その姫がせめて故宮のおん墓にお参りしたいという望みもつ()」
「中納言明日は京へと帰るので阿闍梨や尼にものを贈れり()」
「木枯らしで梢の紅葉もなくなりて人の跡なき敷物となる()」
「やどりきと思ひ出でずば木の下の旅寝もいかに寂しからまし(#29)」
「荒れはつる朽木のもとをやどりきとおもひおきけるほどのかなしさ(#30)」
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