そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#18.4089-18.4092

2013年07月24日 |  / 万葉集

7/24
「幄アゲハリの裏に隠れて霍公鳥その喧ネを聞きてよめる歌なり(独り幄アゲハリの裏に居て、霍公鳥の喧ネを聞きてよめる歌一首、また、短歌)」

「すめろきの神の命が統べる国まほらに山が多くありたり(高御座タカミクラ天の日継とすめろきの神の命の聞こし食ヲす国のまほらに山をしもさはに多みと)」
「春ならば百鳥モモトリの来鳴くどの声も負けず劣らずかわいく鳴ける(百鳥モモトリの来居て鳴く声春されば聞きのかなしもいづれをか別ワきて偲はむ)」
「卯の花の季節になれば霍公鳥昼夜分かたず鳴くは最高(卯の花の咲く月立てばめづらしく鳴く霍公鳥あやめぐさ玉貫くまでに昼暮らし夜わたし聞けど聞くごとに心うごきて打ち嘆きあはれの鳥と言はぬ時なし)」

「高御座タカミクラ 天の日継と すめろきの 神の命の 聞こし食ヲす 国のまほらに 山をしも さはに多みと 百鳥モモトリの 来居て鳴く声 春されば 聞きのかなしも いづれをか 別ワきて偲はむ 卯の花の 咲く月立てば めづらしく 鳴く霍公鳥 あやめぐさ 玉貫くまでに 昼暮らし 夜わたし聞けど 聞くごとに 心うごきて 打ち嘆き あはれの鳥と 言はぬ時なし(#18.4089)」

「行方なくありわたるとも霍公鳥鳴きし渡らばかくや偲はむ(反し歌 #18.4090)」
「行く末がわからなくても霍公鳥鳴いて来たならかくもうれしい()」

「卯の花の咲くにし鳴けば霍公鳥いやめづらしも名のり鳴くなべ(反し歌 #18.4091)」
「卯の花に合わせて鳴けば霍公鳥いやめづらしい名告り鳴ければ()」

「霍公鳥いと妬ネタけくは橘の花散る時に来鳴き響トヨむる(反し歌 #18.4092 右の四首は、十日、大伴宿禰家持がよめる。)」
「霍公鳥残念なのは橘の花散る時に来て鳴けること()」

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DJポリス登場

2013年07月24日 | 日めくり帖

7/24
「関東でゲリラ豪雨が襲いきて地下駐車場水に浸かると()」
「目黒川あっという間に水位増え決壊せぬかと恐れたるかな()」
「朝明けに白み始める空とともトタン打つ音雨落ちはじむ(神戸)」
「隅田川打ち上げ花火の会場にDJポリスが人を誘導()」
「やがて雨降って人心乱れるも皆落ち着いて家路につける()」
「東京はまだまだ花火ありますと中止で沈む心慰む()」

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