2014/01/11
「群鳥ムラトリの朝立ち去イにし君が上はさやかに聞きつ思ひしごとく(#20.4474 右の一首は、兵部少輔大伴宿禰家持、後日ノチに出雲守山背王の歌に追ひて和ふる作)」
「群鳥ムラトリが出発するごと爽やかに旅立たれたり思ひしように()」
「大伴家まあ仲がいい今日もまた池主宅で宴会をする(二十三日、式部少丞大伴宿禰池主が宅に集ひて、飲宴ウタゲする歌二首)」
「初雪は千重に降りしけ恋ひしくの多かる我は見つつ偲はむ(歌二首 1/2 #20.4475)」
「初雪は千重に降りしけ恋ひしくの多かる我は見つつ偲はむ()」
「奥山の樒シキミが花の名のごとやしくしく君に恋ひ渡りなむ(歌二首 2/2 #20.4476 右の二首は、兵部大丞大原真人今城)」
「奥山の樒シキミが花の名のごとやしくしく君に恋ひ渡りなむ()」
2014/01/11
「歌体には口語・文語と混合が歌十四首の仕訳をせよと()」
「文語とは江戸以前の言葉なり特に平安大雑把には()」
「明治期の言文一致の運動は短歌も口語で作れる動き()」
「例歌:するだろう ぼくをすてたるものがたりマシュマロくちにほおばりながら(村木道彦)」
「例歌:男の子なるやさしさは紛れなくかしてごらんぼくが殺してあげる(平井弘)」
「幾人か経て口語歌も花開く俵万智さん『サラダ記念日』により()」