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「ルバング島生還したる小野田さんその精神力に衝撃うける()」
「軍人をそのまま見ては不幸なる日本の軍国思い嘆かん()」
「帰国後は驚くばかりの適応をはたし祖国のために働く()」
「ブラジルで成功をして国憂え子供のために自然塾やる()」
「年明けて容体急に悪くなり肺炎になり逝ってしまえり(享年91才)」
「将校の怖さのままで帰還する(増田鬼祥)」
2014/01/17
「大き海の水底ミナソコ深く思ひつつ裳引き平ナラしし菅原の里(#20.4491 右の一首は、藤原宿奈麿朝臣が妻石川女郎が、薄愛離別シタシミオトロヘテノチ、悲恨カナシみてよめる歌なり。年月未詳)」
「大海の海底のごと思慕しつつ裳裾で平らにしたる菅原の里()」
「月数ヨめばいまだ冬なりしかすがに霞たなびく春立ちぬとか(二十三日、治部少輔大原今城真人が宅にて、宴する歌一首#20.4492 右の一首は、 右中弁大伴宿禰家持)」
「暦ではまだ冬なのにかすがでは霞たなびく春立ちぬとか()」
2014/01/17
「直木賞作家となりし姫野さん友の妹知ってはいたが()」
「作品はただ一冊も読まざりき初期の頃から作風好まず()」
「出身の高校われの育ちたる妖怪の地というところなり(八日市で作家の幸田真音さんもこの高校の出身である)」
「この受賞三・四回目の候補作ジャージーを着て会見をする()」
「最近の作品少し変われるか今ならわれも読めるやも知れず()」