そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

人麻呂の羇旅歌八首 #3.0249-#3.0256

2019年12月04日 |  / 万葉集

2019/12/04

「人麻呂の淡路·明石の羇旅歌にはもの悲しさのあるのはなぜか[柿本朝臣人麻呂が覊旅の歌八首]」
「全般に『一本に云う』が付きおりて理由·解釈謎は多けり[]」
「鹿持氏の原文にては謎なくも他の本では異説の多し[鹿持雅澄氏]」
「御津の崎波を恐カシコみ隠江コモリエの船寄せかねつ野島の崎に[#3.0249]」
「この歌の船寄せかねつのところには異説のありて謎を秘めおり[]」
「原文は次のようなり真の意味いかがなるかと考えてみよ[三津崎 浪し恐 隠江乃 舟二公宣 美奴嶋二 もとの漢字がない]」
「玉藻刈る敏馬ミヌメを過ぎて夏草の野島の崎に舟近づきぬ[#3.0250]」
「この歌の野島は今の沼島かな夏は草の茫茫たるか[]」
「淡路の野島の崎の浜風に妹が結べる紐吹き返す「[#3.0251]」
「荒布アラタヘの藤江の浦に鱸スズキ釣る海人とか見らむ旅行く吾を[#3.0252]」
「この歌も異説のありて『白栲の藤江の浦に漁する』の説[]」
「稲日野イナビノも行き過ぎかてに思へれば心恋しき加古の島見ゆ[#3.0253『一云、潮見』とある]」
「燭火トモシビの明石大門オホトに入らむ日や榜ぎ別れなむ家のあたり見ず[#3.0254]」
「天ざかる夷の長道ナガチゆ恋ひ来れば明石の門トより大和島見ゆ[#3.0255『一本云、家門当見由』とある]」
「飼飯ケヒの海の庭よくあらし苅薦の乱れ出づ見ゆ海人の釣船[#3.0256この歌も異説があるが『飼飯の海あわじ西海慶野海なり』]」
「武庫の海の船にはあらし漁イザリする海人の釣船波の上ヘゆ見ゆ[一本ニ云ク、]」

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事務局業務(12/04)

2019年12月04日 | 日めくり帖

2019/12/04

「車にて仕事が終わり図書館とジムで運動して帰りたり[]」
「新年のぺタンク試合の連絡のあれやこれやを処理せにゃならぬ
 [忘年ぺタンクの組み合わせ、ゆずるはカップの工程表、名簿登録等]」

「人麻呂の羇旅タビの八首に謎ありや淡路明石をゆける歌だが[とりあえずパスしよう]」
「母のごとあらゆる生命に慈悲を持てこの言葉など自分を守る
 [慈悲を持とうとすると怒りを捨て、優しくなろうとする。つまり、これが自分を守る]」

「きつね妻ツマ子をおきて去る物語歳かはる夜に聞けば身にしむ[岡野弘彦04/10]」
「悲しいや寂しいなどは歌の時代わりに使う『身にしむ』はよし[]」

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