そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

覆水盆に戻らず

2019年12月15日 | 日めくり帖

2019/12/15

「一夜明け昨日のミスが気にはなる悔いても戻らぬこぼれた水は[妻が気にしてはいる]」
「やるべきをメモに書き出し眺めれば酒、遠征に賀状と歌と[]」
「わたしから次は友人その次は一切衆生の幸せ祈れ[慈悲の瞑想のしかた]」

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駿河国浄見埼#3.0296-#3.0297

2019年12月15日 |  / 万葉集

2019/12/15

「任地へと行ける途中の駿河での歌を詠みたり2首ほどを
 [田口益人大夫マスヒトが上野カミツケヌの国司に任マけらるる時、
駿河国浄見埼キヨミノサキに至りてよめる歌二首]」
「廬原イホハラの清見が崎の三穂の浦のゆたけき見つつ物思ひもなし[#3.0296]」
「物思いもないのはなぜかわからない期待はずれと言いたいのかな[]」
「昼見れど飽かぬ田子の浦大王の命ミコト畏み夜見つるかも[#3.0297]」
「昼見れば飽きぬ景色や田子の浦命かしこみ夜に見ようと[]」

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天の岩船伝説#3.0292-#3.0295

2019年12月15日 |  / 万葉集

2019/12/15

「この人は辞書に名前がない故にあまりメジャーでない人ならん
 [録兄麻呂ロクノエマロが歌四首]」

「角麿といって渡来の人らしい天の探女の話の由緒は古い[]」
「久方の天の探女サグメが岩船の泊てし高津は浅アせにけるかも[#3.0292]」
「伝説の天の岩船停泊の高津はいまは浅くなったと[このような伝説があったのだ]」
「潮干シホヒの御津の海女の藁袋クグツ持ち玉藻苅るらむいざ行きて見む[#3.0293]」
「風をいたみ沖つ白波高からし海人の釣船浜に帰りぬ[#3.0294]」
「住吉スミノエの岸の松原遠つ神我が王の幸行処イデマシトコロ[#3.0295]」
「この人の歌には調べよからんと思うは吾の買いかぶりかな[]」

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言主うなだれる#3.0291

2019年12月15日 |  / 万葉集

2019/12/15

「旅するは楽しいものも事主はうなだれていく勢の山越えて[小田事主コトヌシが勢の山の歌一首]」
「真木の葉のしなふ勢の山偲はずて吾が越え行けば木の葉知りけむ[#3.0291]」
「真木の葉が萎える勢の山吾もまた萎えていくを木の葉は知らん[うなだれるわけはわからん]」

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白真弓#3.0289-#3.0290

2019年12月15日 |  / 万葉集

2019/12/15

「この人の歌が残った理由はなに単に月夜を読んだだけだに
 [間人宿禰大浦が初月ミカツキの歌二首]」

「天の原振り放け見れば白真弓張りて懸けたり夜道は行かむ[#3.0289]」
「倉椅ハシの山を高みか夜隠ヨコモリに出で来る月の光乏トモしき[#3.0290]」

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