そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

東屋〔5〕

2008年10月29日 |  / 源氏物語
10/29
「浮舟はみめかたちとか心ばえ憎らしくなく愛らしくあり()」
「姫の声亡き姉上に酷似する身代わり探す人に見せれば()」
「そんなとき『大将殿が起こしだ』と案内がありてそっと隠れる()」
「客人の母北の方言い出せるそれでは私もちょっと拝見()」
「たいそうなお方と聞けどたまさかに宮の姿に優るはないか()」
「ようように歩み入りたるさまを見て優雅・上品・清らかなりし()」
「なんとなくこちらが照れてつい髪を繕えるよな気にさされる()」
「宿直する宮を見届け含みもちお越しになって昔語りを()」
「いろいろと恨みの言葉聞くにつけ『みそぎ』をさせてあげたく思う()」
「恋せじとみたらし河にせしみそぎ神は受けずぞなりにけらしも(古今集)」
「それを聞き薫も動揺したけれどあえないならば迷い深まる()」
「みし人の形代ならば身にそへて恋しき瀬々のなでものにせん(#38)」
「御禊川せぜに出さんなでものを身に添ふかげとたれか頼まん(#39)」
「大ぬさの引く手あまたになりぬれば思へどえこそ頼まざりけれ(伊勢物語)」
「大ぬさと名にこそ立てれ流れてもつひに寄る瀬はありといふものを(伊勢物語)」
「話すうちだんだん暗くなってきて今宵は早く帰れといえる()」
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エトセ

2008年10月28日 | 日めくり帖
10/28
「麻生さん首相になって落ち着きが政治に出れど山はこれから()」
「ここのとこ震源アメリカ大恐慌ダウ平均も高低激し()」
「亡くなったウワサは聞かぬ金首相人の死まつは嘆かわしいが()」
「モンゴルに療養中の横綱も前の時ほど噂にならず
(11/1には奉納の土俵入りをするらしい)」
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東屋〔4〕

2008年10月28日 |  / 源氏物語
10/28
「死ぬことは世の慣わしと思えども姉のことだけ忘れられない()」
「大将の心の深さ見るにつけ姉の身の上悔しく思う()」
「それにつけ薫の君は不思議にも深い思いを姉にささげり()」
「亡き人の代わりに会うを望めると弁の尼君に申し入れらる()」
「北の方姫君のこと心痛し自分亡き後思案に余ると()」
「故宮が無慈悲にされて突き放す心配すれど慰められると()」
「しほがまの前に浮きたる浮島のうきて思ひのある世なりけり(古今六帖)」
「大方のわが身一つのうきからになべての世をも恨みつるかな(拾遺集)」
「かこちつつこちらで姫の面倒をお縋りになり何とかしたいと()」
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東屋〔3〕

2008年10月27日 |  / 源氏物語
10/27
「婿入りす少将の君気遣って立派にしたいが方法知らず()」
「少将もこの家に入りいいことをしたと思いて悦に入りたり()」
「北の方そんな最中に逃げ出すを我慢をしては守のするままに()」
「この家は子が多くいて部屋がなし浮舟の部屋占領される()」
「目途がつくまでと思いておん方のとこに無理やりお願いをする()」
「お供には乳母のほかに若い人2,3人ばかりをつれてこられり()」
「物忌みといって逗留するゆえに誰も尋ねてくる人もなし()」
「あるときに宮が渡りて来たおりにそっと覗き見様子窺がう()」
「おん宮は大層きれいでその姿桜の枝を折ったようなり()」
「継子なる式部丞で蔵人を兼ねる男が使いでこれる()」
「おん宮が若君を抱きあやしては几帳を押しのけ話をされる()」
「北の方同じ宮でも故宮と大層違い華やかなりし()」
「浮舟をここに置いても見劣りはすまいと思い夢を描ける()」
「日が高くなって見舞いに行かねばと装束つけて準備をされる()」
「もう一度拝みたくなり覗ければ若君離さずあやしていたり()」
「控えたる侍所にいた人ら宮の前にて報告をする()」
「少将も宮の前では数のうち入らないほどつまらなき人()」
「少将を十人並みに思ってた自分の心が口惜しくなる()」
「お后の容態よければ帰れるが苦しみたれば宿直となれると()」
「女君の前に参りてほめたれば田舎くさいとお笑いになる()」
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紀貫之

2008年10月26日 | 日めくり帖

2008/10/26

「思いやる越の白山しらねども一夜も夢に越えぬ夜ぞなき()」

「貫之は見たこともない白山をいかなる姿夢で描けん()」

「なんとなく子規の呪縛で貫之を悪く思えどそは間違いか
(土佐物語、古今集を読もう)」

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